観光地として人気の高い信州・安曇野の北部に位置する長野県池田町は、田舎暮らしを楽しみたいと移住を志す人たちからも注目を集めています。
では、池田町とは一体どんなところなのでしょうか。ガイドブックに掲載されるような観光スポットから、移住に役立つ空き家バンクの制度、そして気になる生活環境まで詳しく紹介していきます。
目次
- 長野県池田町とは?
- 池田町や周辺施設へのアクセス
- 教育環境について
- 医療・福祉制度について
- 池田町でおすすめのスポット
- 移住支援について
- 池田町へ移住した方の声O様
- お悩みは移住相談会にてご相談ください
- まとめ
長野県池田町とは?
池田町は、長野県北安曇野郡にある人口9,427人(2022年7月1日現在)の町です。
長野県北西部の北アルプスに位置し、高瀬川が近く西に飛騨山脈を望む自然豊かな土地です。
内陸の盆地にあるため年間を通じて雨が少なく、冬の寒さが厳しい山間部ではありますが、降雪量はそれほど多くないので住みやすさの点でも申し分ないといえるでしょう。
松本と糸魚川を結ぶ千国街道沿いの町で、戦国時代には「池田宿」が設置され宿場町としてにぎわいました。
明治に入ると生糸生産が盛んとなり、戦後には電気・機械工業も発展を遂げています。
農業では米のほかに花とハーブの生産が盛んです。
周辺の大町市や松川村、白馬村や小谷村とは「北アルプス広域連合」として協力関係にあります。
池田町の魅力について、詳しくは池田町公式HPをご覧ください。
https://www.ikedamachi.net/category/10-0-0-0-0.html
池田町や周辺施設へのアクセス
池田町には鉄道がありませんが、近隣の駅から町営バスが利用できます。
JR大糸線信濃松川駅からはバスで7分、篠ノ井線明科駅からはバスで20分となっており、タクシーも利用可能です。
車では長野自動車道の安曇野ICを降りてオリンピック道路で約25分となっています。
飛行機では信州まつもと空港から車・タクシーで約50分です。
スーパーやコンビニなどの商業施設は町を南北に貫く県道51号大町明科線沿いに集中しており、コンビニは6軒、スーパーは3軒存在します。
教育環境について
池田町には公立小学校が2校、公立中学校が1校、それに長野県池田工業高校があります。
池田工業高校は、文部科学省の「ものづくり人材育成のための専門高校・地域産業連携事業」に指定されている学校です。
池田町では2020年1月に「子どもがまんなか」をスローガンに掲げ、保育園から中学校までを一体的に運営し、15年かけて一人一人の成長に寄り添う取り組みを行っています。
医療・福祉制度について
町の医療の中枢を担うのは「北アルプス医療センターあづみ病院」です。
高齢者医療と整形外科・精神科に力を入れているのが特徴で循環器病にも強く、342床の病床数を誇る総合病院です。
福祉施設は「総合福祉センターやすらぎの里」が拠点となっています。
保険や老人福祉、障害者就労支援など多彩な機能を一元化して、保健福祉サービスの充実を図っています。
池田町でおすすめのスポット
池田町にはガイドブックでもおなじみの名所がいっぱい。その中から代表的な4つを紹介します。
夢農場
四季折々の花々が楽しめる、陸郷地区の谷間に広がる広大な観光農園です。
春の見どころは数千本の山桜。小鳥が身をついばむことで自然に増え続け、その絶景は吉野の里と並び称せられ「西の吉野・東の陸郷」と呼ばれるほどです。花の時期には陸郷さくら祭りも行われます。
また、約40,000平方メートルの山の斜面にはラベンダーが植えられ、6月中旬から7月上旬にかけて満開となり、ラベンダー祭りが行われます。
ラベンダー摘みやラベンダースティック作りといった体験型の行事が人気です。
ここはハーブの里・池田町をまさに代表するスポットといえるでしょう。
アトリエSHO
もう一つ、体験型のスポットとして人気なのが「アトリエSHO」です。
ここではとんぼ玉の制作と、それを使ったアクセサリー制作が体験できます。
とんぼ玉とは、ガラス棒を溶かして作った穴あきビーズのこと。その形がとんぼの目に似ていることから「とんぼ玉」と呼ばれています。
体験コースは1時間コースと2時間コースの2つです。
1時間コースでは約30分の時間内でできる限り多くのとんぼ玉を作り、それを洗ってアクセサリーパーツと組み合わせて仕上げます。
2時間コースではマーブル模様や水玉模様など少し凝ったとんぼ玉が作れます。
サーキット安曇野
本格的なレース体験ができるレーシングサーキットです。
大人用レンタルカートはは時速60キロが出せる本格派ですが、免許不要で気軽に楽しむことができます。
7分間のスポーツ走行やグループでのレースプラン、さらにはコース貸し切りと多彩なプランを揃えており、少人数から会社のイベントなどまで対応可能です。
また、レーシングカートを持っている人は自分のカートを持ち込んで走ることも可能。
さらにミニバイク走行も行っていますが「バイクの日」など限られた日のみになるので事前に確認が必要です。
カートやバイクが好きな人なら気軽にレーサー気分が味わえる施設です。
ハーブの里フィッシングエリア
年中無休でオフシーズンのない管理釣場です。
通年で営業しているのは長野県でもここだけですが、その理由は安曇野の湧水をふんだんに取り入れており、水温が安定して冬でも凍らないため。
季節ごとに異なる旬の魚種を楽しむことができます。
施設内ではトラウトの孵化から成魚までの一貫生産に取り組んでおり、そのヒレは丸みがなくピンと張ったいわゆる「ヒレピン」で、野性味にあふれているのが特徴です。
園内にはバーベキューハウスもあるので、釣った魚をその場で焼いて食べることも可能です。
トラウトのほかイワナやイトウ、チョウザメなども放流されています。
大峰高原七色大カエデ
大峰高原に佇む一本の大カエデ。池田町のシンボルとも言えるカエデの木です。
一本の木の枝から緑、赤、黄色、オレンジ…と七色に染め上げられた美しいグラデーションを生み出します。
毎年10月上旬から色づき始め、11月に見頃を迎えます。全国から美しいカエデを見るために観光客が集まるスポットです。
移住支援について
池田町では様々な移住支援の施策を行っています。
定住アドバイザー
池田町に移住したいけれどわからないことが多く不安がある、という人のために「定住アドバイザー」という制度を設けています。
アドバイザーとなるのは先に移住を果たした先輩たち。自身の体験を通じて移住希望者に様々なアドバイスを行っています。
また、実際に現地を訪れる移住検討者のために「移住案内ツアー」も月1~2回実施しています。
先輩移住者の生の声を聞いたり、教育施設や宅地造成地など、希望の場所を案内してくれるツアーです。
空き家バンク・移住準備住宅
池田町では空き家を登録した「空き家バンク」を作成し、空き家を売りたい・貸したい人と買いたい・借りたい人を結び付けています。
登録物件はポータルサイト「ココスマ安曇野」に掲載され、空き家バンクを利用して物件を購入または賃貸契約をすると住宅 補助金が受けられます。
また、実際に池田町へ移住をする予定の方向けに、移住後の基盤を整えるための準備期間を過ごすことができる「移住準備住宅」が用意されています。
池田町に住みながら住宅を探したり、移住後の仕事を探すことが出来ます。
池田町の移住支援について、詳しくは公式HPをご覧ください。
https://www.ikedamachi.net/category/10-7-0-0-0.html
池田町へ移住した方の声 O様
夫婦共に登山が趣味で、北アルプスの自然に魅せられて信州へ移住をしました。安曇野市、松川村、池田町で土地を探していましたが、池田町から見る北アルプスの眺望が、池田町に移住する決め手になりました。手前に田園風景が広がり、その奥に北アルプスがそびえる構図が気に入りました。
普段の買い物は安曇野市や松本市へ行きますが、車で30分程でアクセスできるので不便を感じたことはありません。池田町には大きなツルヤ(長野県民馴染のスーパー)もあるので、基本的になんでも揃います。また、町全体が「ハーブの里」として各地でハーブ栽培をしていたり、近くの温泉でハーブ風呂に入れるのも魅力的だな、と感じています。
◎O様ご出演の動画はコチラからご覧ください♪
お悩みは移住相談会にてご相談ください
長野県への移住をご検討の方に向けて、オンラインの移住セミナーを定期開催しています。
この移住セミナーでは、長野県各地域の特徴や、移住に関するお役立ち情報、さらに、実際に移住されたオーナー様をお迎えして体験談をお話しいただくコーナーを設けています。
また、長野県への移住についてはオンライン相談を随時受付中です。
最近は展示場のご予約と合わせて移住相談をお受けするケースも増えています。
ぜひ、移住セミナー・オンライン相談をご活用ください。
まとめ
町のバックアップ体制も万全!自然豊かで利便性も高い池田町はおすすめの移住先です。
地方への移住というと生活環境の不便さや気候の厳しさなども気になるところ。
その点池田町は雪も少なめで日々の買い物にも不便がなく、教育や福祉制度も整っているので住みやすさも抜群です。
町によるしっかりとした空き家バンク制度があるので住居探しも安心ですね。
日々の暮らしを楽しみながら、休日には自然やレジャーも満喫できる、まさに理想的な移住先といえるのではないでしょうか。
私たちは設計士や施工管理士といった建築のプロでありながら、全社員が「信州コンシェルジュ」として豊かな信州ライフをサポートしていきます。
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