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陰影の家

安曇野市 K様邸

  • ゆるやかな勾配の片流れ屋根。下屋の掛け方や窓のサイズ・位置のバランスにこだわった。

  • 下屋まわりは杉の板張り。オリーブ色の塗装でナチュラルな印象に。外構も自然なものにこだわり、周辺の景色・景観を邪魔しないデザインとした。

  • 薪棚からウッドデッキを介し、薪ストーブまでの便利な薪動線。

  • 玄関ポーチには縦格子で目隠しを。外観のアクセントも兼ねている。

  • リビングに据えた薪ストーブはIRON DOG Nº07。炉台は鉄板、炉壁は珪藻土塗でスタイリッシュな印象。スポットライトが壁面を照らし陰影が生まれる。

  • キッチン本体はWOODONEのFRAME KITCHEN。栗材の造作カウンターと合わせコの字型とした。デザインも使いやすさも妥協せずつくった、家族お気に入りの場。
    床・壁・天井を板張りにしながらも落ち着きを感じる。

  • キッチンに立ち、正面は珪藻土の白壁に。床・壁・天井、四方を板張りとせず一面だけ白壁とすることで上質な印象となる。

    収納に間接照明を計画。ライティングで陰影を楽しむことができる。

  • 空間全体をあえて暗くし、Barのような雰囲気のキッチン。

  • カウンターに座る人と目線が合うようキッチンは一段下がりとした。

  • リビングとダイニングは一体空間でありながら、縦格子でほどよく区切る。吹き抜けは大きくないが、視線が抜けることで圧迫感はない。

  • 階段手摺はブラックのアイアン、笠木はナラ材。階段下に本棚を設け、落ち着きのある読書スペースとなった。キッチンから続く床材はタイル仕上げ。

  • 二階天井はサワラ板張り。家族で選んだ太鼓梁がアクセントに。

  • カウンタースペースから正面の窓越しに、北アルプスの山並みを楽しむ。

  • 燭台をモチーフにした照明。

  • 映画を見たり、読書をしたり。くつろぎの時間を過ごすフリースペース。壁はグレーの珪藻土仕上げ。

  • 寝室も壁で区切ることはせず、縦格子に。完成させない、フリーな空間もこだわりのひとつ。間接照明が照らす京壁の陰影が美しい。

  • 鈴蘭のような形状のペンダントライト。色温度にこだわり、電球色の照明を採用した。

    こだわり抜いたライティングが生み出す陰影が、家族にとってほっとする空間をつくっている。

 


 

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