“好き”を心のままに楽しむ
松本市 W様邸
「延床面積」|150~200㎡(45.3~60.5坪)
右の土間サロンから真ん中のダイニングキッチン、そして左のリビングへ、流れるようにゆとりある空間がつながる。
小上がりのリビングは、オフをゆったり過ごせる落ち着きがある。大好きなドラマをここで鑑賞するなど、リビングのソファで過ごす時間が奥様のお気に入り。
吹き抜けで縦方向の広がりと採光を確保しながら、少し籠る空間構成により安心感も得られる。
ダイニングキッチンが家の中心。ゲストを招いてのパーティーにも相応しい気品がある。
キッチンは、長野古牧展示場で見たキューブ型を採用。夫婦で、また友人を呼んで一緒に料理を楽しめる。
壁には石を施し、無垢の木と珪藻土で構成された空間を引き締めつつ、重厚感がある。
薪ストーブは、“ノルウェイの炎”をコンセプトにデザインされたNORFLAMを採用。
炉壁には石材、炉台にはスチールプレートを。キッチンの石張りとも調和する。
土間サロンの一角には愛用の自転車を。扉の先はガレージへつながる。お出かけのとき、また買い物帰りに重宝している。
ゆとりある土間サロン。ダイニングの間の開口も大きく、空間に一体感をもたせながら、天井は杉板張りとし変化をつけた。
当初は手間がかかると考えていた薪ストーブも、「あってもいいかな」になり、「あった方がいい!」に変わった。
2階の共有スペース。フルオープンサッシでベランダとワイドにつながる。
奥様がヨガをしたり、ご主人が筋トレをするので、壁の一面を鏡張りに。
ベランダからはアルプスの山並みや薄川の花火が楽しめる。
廊下の棚には、思い入れのあるラジコンカーなどをディスプレイした。
2階には大容量のウォークインクローゼットを。こちらにもお気に入りのコレクションがずらり。
ランドリールームは自然光も入り、明るく清潔感がある。珪藻土の調湿効果で、室内干しでもカラッと乾く。
ブラックを基調にまとめたトイレ。床・壁はセラミックタイルで仕上げた。間接照明も施しスタイリッシュな空間に。
階段まわりのデザインも、お気に入りの長野古牧展示場を参考にした。カラマツの小幅板の壁が空間のアクセントになる。
リビング側からダイニング、そして土間サロン、さらに庭を望む。視線の抜けが良く、空間がより広く優雅に感じられる。
玄関から土間収納を介し土間サロンへと抜ける便利な動線。
スニーカーの収集もご主人の趣味で、土間収納には靴がたっぷり収まる棚をつくった。
土間サロンからフラットに連なる屋根付きのテラスで、趣味の自転車のメンテナンスを。
複数台の自転車を置いても、この家の土間サロンとテラスの広さがあればストレスはない。
シンプルな切妻造りながら、木部がアクセントになり、風格を感じさせる外観。
ゆとりある敷地は芝を張りドッグランに。3匹の愛犬が嬉しそうに走り回る。