素足であそぶ家＿信州へ街中移住

大きな薪棚の脇を通る玄関アプローチ。庭木の変化を楽しみながら。

庭を囲うようなL字型の建物配置はこだわりの一つ。
丁寧に手入れがされた植栽や芝が、住まいを引き立たせている。

同じくL字型、1階の各部屋からアクセスできるウッドデッキ。軒もしっかり伸ばし、雨の日でも過ごすことができる。

南隣地との境に植栽を。塀などで遮蔽することなく、自然な境界ができている。

玄関ホールには、栗材の下足入れを設置。ワイド2.5mの大容量でスッキリ収納しつつ、思い出の品が家族を出迎える。

吹抜け空間に、薪ストーブの煙突とスリット階段が伸びる印象的なリビング。

薪ストーブはヨツールF305B。

リビング・ダイニングには庭へ向かう大きな窓を計画した。お子さんは素足のまま庭で遊ぶこともしばしば。

奥様こだわりのキッチンは、LIXILのRICHELLE。フロアや壁にもグレーのタイルを施し、モダンな印象に。

キッチン奥は、パントリー・水回りへアクセスできる便利な動線。

キッチンの背面には収納するものに合わせ計画したオリジナル家具。使い込むほどに味わいが増す、栗無垢材の仕上げ。

LDKから1段上がるプレイコーナー。お子さんの遊び場やスタディースペースとして、また奥様もここで在宅ワークを行う。

窓の外にはお隣の畑があり、野菜の成長を見守りながら過ごしているそう。

一角にニッチ棚を計画した。世界各国を旅した思い出が収まっている、ご家族のお気に入りコーナー。

収納をたっぷり備えた、ゆとりある洗面化粧台。ミラー横には窓も計画され、自然光で明るい空間に。

脱衣室・浴室まわりの床はタイル仕上げ。

ご主人のこだわりの一つ、家庭用サウナを導入。日常的にサウナを楽しめて、時にはお子さんと一緒に汗を流している。

床はフロアタイル、壁は一面のみベージュグレーの珪藻土を使い、アクセントに。

L字型の平屋部分に水回りと和室が並ぶ。廊下を通り抜けた先が和室のため、離れのような雰囲気を感じる。

和室は主にゲストルームとして利用。
庭に向かいカウンターも設置しているので、気分を変えてここで在宅ワークをすることも。和室から望む庭もお気に入りの眺め。

自然素材で構成された空間のアクセントは、ブラックやダークグレーで統一した。

アイアンのスリット階段も目を引くデザイン。

吹抜け周りには遊び心を。
トレーニング好きなご主人こだわりの懸垂バーや、太鼓梁に下がるロープ。
大人も子どもも自由に身体を動かせる、遊びある空間。

吹抜けと一体の開放感があるフリースペース。あると便利、小さな手洗いも計画した。

2階には、快適なリモートワークが叶う専用の書斎を。毎日窓越しに、浅間山を眺めるそう。

照明を絞り、落ち着いた雰囲気の主寝室。

お子さんは中も外も関係なく、裸足で走り回る。

L字型の建物配置にしたことで、街中でも視線が気になることなく、プライベート感のある庭となった。

近所の子どもたちも自然と集まってくるO様邸。

遮蔽しすぎない庭づくりで、プライベート感もありながら、適度に街に開く暮らしを楽しんでいる。

ウッドデッキ上に設置した雲梯。お子さんはもちろん、ご主人も嬉しそう。

カッコウやウグイスがよく鳴いていることに気が付いたり、毎日浅間山を眺めたり。
街中だけど、信州らしい自然をちゃんと感じることができる暮らし。