こぢんまりと、住みながらつくっていく家
木祖村 H様邸
「延床面積」|~100㎡(~30.2坪)
2台分の建物一体カーポートのある、片流れ屋根の外観。ホワイトの外壁に屋根はブルーグレー、アクセントの木部も明るい色味とし、軽やかな印象。
玄関ポーチ横の花壇は全て手作り。地面を掘り、角材を差し込み、仕上げに木の皮を敷いた。
ウッドデッキはDIYで制作。土間サロンとフラットにつながり、薪の運び込みにとても便利。帰宅時は玄関からでなく土間サロンから室内に入ることも。
この日は薪棚のDIY作業をしていた。奥様も積極的に作業をする。2人で協力しながら、少しずつかたちになっていくのが楽しい。
DIYで使用する材木は、基本的に全て木祖の山々から切り出されたもの。地元の材をふんだんに使った、家と数々の手作りの品。
庭に板材を敷いてクラピアを植えた。土を掘り起こすところから全て手作業でつくりこみ、味わいと愛着が増していく。
延べ床面積25坪とこぢんまりしたサイズ感だが、決して圧迫感は感じない。
ダイニングは4人掛け。このダイニングテーブルもDIYでつくったもの。材を丁寧に磨き、アイアンの足をつけた。キッチン前の棚もピッタリサイズで自分たちで制作。
最近、土間サロンにソファを置いた。日中は日が差しポカポカあたたかい。夜は薪ストーブでぬくぬく。「気づくとずっとここでくつろいでいます」と嬉しそうに話す。
土足で出入りする土間サロンは、すのこ床を置いて室内からも気軽におりれるように工夫した。
ソファでくつろぎながら薪ストーブでじんわりあたたまる。
焚きつけ用の細い薪は土間サロンでつくる。少しくらい薪屑が落ちても平気。
薪ストーブはmorso3440CB。家のサイズに合わせてコンパクトなものを選んだ。
キッチンカウンターは欅の一枚板。幅が広く、作った料理を仮置きするのに重宝している。
南に面し日当たりの良い奥様こだわりのランドリールーム。
お風呂はハーフユニットバスに、こうやまきの板張り。いつでも木の香りを楽しみながらリラックスして過ごせる。
ゆったりとした洗面コーナー。水撥ねが気になる部分はタイル貼りとした。上部窓から光が入り、明るく清潔感のある空間。
2Fの子供室には選木ツアーで選んだ太鼓張り。そこに手作りのブランコを設置した。甥っ子や姪っ子はブランコ目当てに遊びに来るほど大人気。もちろん、たまには大人も楽しむ。
個室の建具はカラーを取り入れた。遊び心ある空間のアクセントに。建具の奥は、片流れ屋根の傾斜をいかした小屋裏収納。
本来火打ち梁は1本のみ現し予定だったが、橋を渡して降り立つことができるよう、2本とした。ここに懸垂コーナーをつくり、ご主人のトレーニング兼遊び場に。
寝室の壁は一面のみ板張りとした。ここにも小屋裏収納に通じるカラー建具が。
寝室の一角にカウンターを手作りし、PCスペースに。狭い空間が落ち着き、作業がはかどる。
玄関を入ると正面に印象的な建具が。奥様がどうしても取り入れたかったデザインガラスの建具。
スリッパラックも手作り。2人のセンスが光る。
軒天の木材は木祖村のサワラ材。地元で育った木をその土地の家に使う。
カタログのご紹介
展示場案内 MODEL HOUSE GUIDE
写真集のように展示場の雰囲気を味わえる、大判B4サイズ。木の家のデザインカタログとしてもご覧いただけます。
20年にわたる展示場開発ヒストリーが読めるのは、このカタログだけ。
建築実例集 Home with a Story
厳選した最新実例を掲載!見ごたえのある写真と、オーナーヴォイスを1冊にまとめました。
13組の掲載実例(平屋/移住/趣味を楽しむ/ペットと暮らす など)から、家づくりのアイデアがきっと見つかるはずです。
別荘・移住 FOREST SECOND BASE
都会にお住まいの方へ、「信州を楽しむ生活」をしてみませんか!
信州への別荘・移住・二拠点生活をお考えの方へ。FOREST SECOND BASE(セカンドベース)3つのスタイルをご紹介。