悠然と構える、木組みの家
旧・長野南展示場 2014~2019
「住まいの特徴」|大屋根の外観
信州の田園風景がよく似合う、堂々とした大屋根の二世帯住宅
美しさ際立つ木組みの架構と、大家族にふさわしい広々とした土間サロン
吹抜けの下に広がるのは、リビングと土間サロン、その中間層である「居土間」。ここには、大家族に似つかわしいくつろぎと使い勝手があります。
ご両親の寝室は小上がりの畳敷きで、高級旅館のような上質なしつらえに。ゆったりとした幅広の縁側は、ご両親がくつろぐサブリビングとしても使える。
寝室奥の書斎コーナーは、床に柿渋を塗り、天井は和紙で仕上げた。落ち着きある大人の空間で、創作活動や読書に勤しむのにふさわしい。
七寸ヒノキの大黒柱の上に載るのは、大屋根を支える6本のアカマツの太鼓梁。威風堂々たる構造美を堪能する空間。
吹抜けにただようような「浮き床」スペースは、子どもたちのとっておきの遊び場に。天井は低いが、天窓と地窓で光をたっぷり浴びる空間に。
正面へ大胆に葺き降ろした大屋根の勾配を活かし、杉板張りした天井に、アカマツの太鼓梁の木組みが美しい。
桜色の彩色和紙の天井が明るい印象の和室。障子戸を開くと中庭を望める。
薪ストーブのある三和土の土間サロンと、カフェカウンターを設けた栗の床の居土間。中央のテーブルは曲がり栗の一枚板で、腰かけても座卓でも好きなスタイルでくつろげる。
南の土間サロンから最奥の和室、二階の共有スペースまで、思い思いの場所で家族がバラバラに過ごしながらもつながっている、距離感が心地よい。