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土間サロンのある平屋
高森町 F様邸
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故郷に家を建てるにあたり大切にしたのは、山里の風景に家を調和させることでした。
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切妻屋根は材の厚みや軒の出方にまでこだわり、スマートでありながら、その緩い傾斜は南信州の穏やかな気候風土によく似合います。
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リビング・ダイニングは、床にカラマツの無垢材、天井にはスギ板、壁は珪藻土塗りで、すべてが自然素材。この家に暮らしてひと月で、お子さんのアトピーが治ったそう。
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キッチン前と背面には建具職人による造作収納をつくりました。ごちゃつきがちな日用品をすっきりと収納でき、インテリアにもマッチします。
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屋根の傾斜に沿った斜天井にし、梁材を表した空間設計。板張り天井とも相まって、木の家に暮らす喜びを存分に感じられるデザインです。
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土間サロンとリビングの間に大きな本棚を設けました。子どもの絵本も仕事関係の本もここに集約でき、明るい土間サロンで読書ができます。すこし集中したいときには、本棚裏の書斎コーナーへ。
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朝は土間サロンで新聞を広げるのが日課。玄関からも土足で行き来ができ、ご近所さんとの気軽なおしゃべりの場にも具合がいい。
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土間は左官職人の洗い出し仕上げ。玉砂利のやさしい風合いが魅力。
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本棚の裏手にある、セミオープンの書斎コーナー。ニ畳弱の空間にこもる感覚が心地よく、仕事や読書に没頭できます。
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書斎の壁には、家族三人の手形が。工事中に塗り壁体験をしたときの思い出がよみがえります。
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フルオープンサッシを介して、リビングからウッドデッキ、さらに屋外へと空間が広がる、気持ちまで開放されるような伸びやかな空間。
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ダイニング脇の襖戸を二方向に開くと、和室と広くつながります。
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ゲストルームとしても利用する和室。和の折り目正しさを備えながら、モダンなインテリアコーディネート。地窓からはよく風が入り、夏も爽やかに過ごせます。
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キッチンとダイニングは直線で行き来ができるシンプルな動線で、作業効率はバツグン。
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薪ストーブ炉台、壁掛けテレビ、飾り棚の絶妙な取り合いは、注文住宅ならではの設計。
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レッドが印象的なアンコールの薪ストーブはこの家の主役。
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エアパス換気口の開閉に使う木製引き子も、ご家族の手作り。ひとつひとつ樹種も形も異なり、使うたびに愛着が深まりそうです。
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お子さんが成長したとき母娘が並んで身支度ができるようにと、横幅をゆったりと設けた造作洗面台。
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脱衣室には便利な洗濯水栓も備えました。
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子ども部屋にはクローゼットのほかロフト収納も設けました。子どもにとっては秘密基地のように、好奇心がふくらむ空間に。
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LDK、子ども部屋、寝室が並ぶ南面には、長いウッドデッキを設けました。外廊下のように各部屋のつながりが生まれたり、縁側のように庭仕事の合間にひと休みできるスペースでもあります。
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広々とした庭先では、地元名産の市田柿を作られていました。
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