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【住宅展示場 -長野・上田・小布施- 】プランナー鴨井の展示場見どころ紹介!

【住宅展示場 -長野・上田・小布施- 】プランナー鴨井の展示場見どころ紹介!

工房信州の家では県内10か所に展示場を設けています。
どれも異なるコンセプトで建てられ、家づくりをお考えのみな様の家づくりや間取り、デザインなどの参考にしていただけるようになっています。

今日はそんな展示場の見どころを工房信州の家プランナーの視点からご紹介していきます。

 

 

目次

 

動画もぜひご覧ください♪

 

 

プランナー自己紹介

薪ストーブの前で団らんする家族

プランナーの鴨井です。東北信エリアの担当として、家づくりの提案をしています。

2022年に小布施町に土地を購入し、自分でプランを書いて家づくりをしました。子どもが2人と妻の4人暮らしです。子どもがいると想定外の汚れや傷がついたりすることもありますが、日々掃除やメンテナンスを子どもと一緒に楽しみながら生活しています。

栗の小道

私自身は小布施町の隣にある中野市の出身です。小布施町には歴史があり、まちづくりや景観づくりに力を入れています。
当初土地探しの際、小布施町は候補にありませんでしたが、実際に小布施町に行ってみるといい街並みだなと感じました。隣近所の方も力を入れて庭造りをされており、統一した街並みを作っていることが魅力的で小布施に住もうと決めました。

土間で団らんする家族

実際に私も庭造りを始めました。うまくいかないこともたくさんありますが、家だけでなく緑も一緒に育てながら生活してみると、今までの生活とは違った楽しみも見えてきました。休みの日には家の掃除をしたり薪作りをしたりと、やることがたくさんあるので家でできることを楽しみながら生活しています。

シンプルに。素材の経年を楽しむ家|フォトギャラリー

 

 

プランニングのポイント①窓の取り方

私がプランニングをする際に一番大切にしているのは「窓」です。
窓の計画は非常に難しく、光を入れたり風を通したり、機能的な役割に加え、そこから何が見えるか、またどんな印象の外観になるかも窓で決まることが多いです。大きく開く窓と、そっと機能を持たせる窓、外観を整えるための窓の計画、そのあたりに気を使いながらプランニングしています。

 

上田展示場

そこでご紹介したいのが上田展示場です。

二階の連続窓が特徴の家外観

窓の大きなリビング

二階リビングの窓

上田展示場には、リビングにあるようなお庭に対して大きく繋がる窓、また土間サロンや二階のバルコニーには遠くの景色を眺めるための大きな開口が設けられています。
どちらも外に対して繋がりを持つという意味で開口部を大きくとっていますが、リビングは近くにある庭を楽しむための開口、土間サロンや二階バルコニーは遠くに伸びやかに繋がっていく開口、ということで異なる意味合いの開口部が設けられています。

その他の窓については居室内や空間の中で高さや幅を揃え、外から見ても中から見ても整った印象に見えるように気を付けながら窓を計画しています。

上田展示場 

 

小布施モデルハウス

続いて小布施モデルハウスですが、西側に北信五岳という山並みが見られる敷地条件となっています。通常、建物は南向きに計画することが多いのですが、思い切って西向きの配置としました。

ヌックと窓

土間サロンや二階のヌックというスペースには、北信五岳に対して大きく開く、フルオープンの窓の計画をしています。
二階のヌックに関しては、自分の座ったところが全面窓になるような計画をしていますが、その窓が、内側からも外側からも印象的な窓になるように、十字の格子が入ったデザインとなっています。

庭と家の外観

小布施モデルハウスは、中から見た時も素敵ですが、外から見たときもこの窓がポイントとなっています。
ドア側から見た二階の西面には、ヌック部分以外には窓を取らず、周りはきれいな塗り壁で仕上がっているため、大きな十字の窓が映えるようになっています。余計な窓をつけないことで強調されます。
西側に北信五岳を望み、小布施特有の栗畑の中に佇んでいる小布施モデルハウスもぜひ足を運んで頂きたいと思います。

小布施モデルハウス 

 

 

プランニングのポイント②空間の繋ぎ方

私がもう一つ、プランニングの中で大切にしていることは、空間の繋がり方です。

 

長野古牧展示場

長野古牧展示場はダイニングを中心に一段高いリビング、一段低い土間サロン、そして庭と高低差を使いながら外に対して抜けていく視線や動線になっています。

オープンなダイニングとキッチン

大きく開かれたダイニングキッチン、土間サロンの空間は一つのまとまった空間として、ホームパーティやバーベキューなどで使える設えです。

小上がりのリビング

リビングについても完全に仕切るのではなく、家具を用いて緩やかに視線を区切るなど、少し籠った感じが出る落ち着いた印象のリビングです。北側に配置されており、上部が吹き抜けになっています。ソファに深く座ると落ち着いた雰囲気ながら、開放的な空間です。そこからペンダントライトが吊り下がっており、照明を含めて印象的な空間です。
北だからといって暗いことはなく、大きな窓から反射光が入ってくるので、柔らかな自然光の空間となります。

長野古牧展示場 

 

長野中央展示場

長野中央展示場はリビングを中心にキッチン、ダイニング、和室、土間サロンが周りを囲むレイアウトプランです。

吹き抜けのリビング

リビングの真上はまるまる大きな吹き抜けになっています。吹き抜けを通して土間サロンから二階の共有スペース、逆に共有スペースから土間サロンまで、上下の繋がりをつくる構成です。

壁に囲われたダイニング

またリビングを中心に対面キッチンがありますが、横に少し壁で囲われるこじんまりとした落ち着いたダイニングスペースがあります。また、そのダイニングスペースからはテーブルの高さに揃えて小窓が用意されていて、食事をしている間に外で揺れる緑が眺められます。

リビングと奥の和室

和室についても、リビングから完全に繋がるのではなく、大きな引き込みの建具で程よく繋がっているので、客間としても利用できるさりげない和室です。

また長野中央展示場については築年数が15年を超えています。
東北信の展示場の中では一番歴史が古く、県産材の木材の経年変化やメンテナンスをしながら過ごしてきた様子もご覧いただけます。

私が入社する前にできていた展示場ですので、一緒に育ってきた感じもあるのですが、もしかするとその中に私がつけてしまった傷もあるかもしれないです。傷の変化などもご確認を頂ければと思います。

長野古牧展示場、長野中央展示場においては車で5分弱くらいの距離にありますので、比較的新しい古牧展示場の木の色、かなり年数の経った長野中央展示場の木部の色を見比べていただけると良いかと思います。

長野中央展示場 

 

 

担当物件の紹介

続いて、私が実際に担当した物件をいくつかご紹介したいと思います。

 

ダークカラーのバルのような平屋

平屋の外観

まず「グレーカラーのバルのような平屋」です。
このお宅は平屋のシンプルなフォルムが特徴で、南側が玄関になります。来客時の印象を良くしたいと考え、正面からできる限りシンメトリに見える形で開口部の計画をしました。

全体としてはグレートーンの家ですが、ちょうど家の中央の大きなフルオープンのサッシと、戸袋の部分を板張りとすることで印象的な外観になるよう計画しています。

ウッドデッキと土間とリビング

土間サロンの開口部から中に入ると、南側に広がった土間サロンとLDKの空間が一体となって見えてきます。
「洋盆栽にたくさん陽を当てたい」というオーナー様のご希望で、南側に“緑のサロン”をご提案をしました。リビングとは少し違う形で自転車や観葉植物を置かれていらっしゃいます。

板張りの壁のキッチン

LDKと土間サロンの空間については、どちらかというと梁はすっきり見せたいということでした。
その代わりに木部には節のある材料や長野県産唐松の天井、キッチンにはグレーに塗装された唐松、モールテックスなど素材感がかなり強く出るものを計画しています。キッチンは小さな窓が明り取りになっており、さりげなく窓が配置される計画にしています。大きくは南からの採光が中心になりますが、非常に明るい空間として感じられるのが特徴です。

千曲市S様邸|フォトギャラリー 

 

キャンプするように人生を遊ぶ平屋

タープのような外観の平屋

続いてご紹介するのは「キャンプするように人生を遊ぶ平屋」です。

名古屋から移住されてきたご夫婦ですが、中央アルプスと南アルプスに囲まれた立地を生かし、そのアルプスをどこにいても感じられるプランにしたいというご希望がありました。

キャンプがとてもお好きだということで、タープを張ったキャンプ場の一つの拠点のような外観フォルムにしたいというご要望をいただいたので、特徴的な屋根のかけ方をしています。

平屋のリビング

家の中心にはリビングがあり、キッチンの手間に薪ストーブ、そしてキッチンの南側に土間サロン、リビングと土間サロンから出られる大きなウッドデッキ、そしてその先にアルプスがよく見える配置をご提案しました。

この家の特徴としては、たくさんの板張りをしていることです。
天井はサワラという節のある素材感の強い木材、土間サロンは板張りに少し黒く塗装をするなど、印象的な壁になるよう計画をしています。

キッチン背後の窓

キッチンの後ろ側にご自身の畑が繋がっており、その先も景色が抜けるので、幅も高さも大きな窓をとることで朝日の入る非常に気持ちの良いキッチン空間となっています。

屋根形状が特殊なので、天井の形も少し他の家とは違った形です。そこに柱、梁などの構造が十字に見えるので、今はそこにハンモックをかけてくつろいだりされています。

土間のケージにいる子犬

キャンプ好きなご夫婦ということもあって、土間サロンは当初キャンプ用品を見せる収納を兼ねて使われる計画でした。入居後まもなくして大型犬を飼われ、今はワンちゃんがのびのび過ごせる占有エリアとなっています。ワンちゃんとの生活も楽しんでいらっしゃいます。

南信州H様邸|フォトギャラリー 

 

 

まとめ

今日は私のお勧めする4つの展示場をご紹介させていただきました。それぞれの展示場は間取りも全く異なりますし、インテリアや空間の落ち着き感、雰囲気が全然違います。
ぜひ足を運んで頂き、違いを見つけていただけると楽しく展示場めぐりができると思いますので、皆さんぜひお出かけください。
その中で見つけたお気に入りポイントやもっとこうしたい!というような夢は、実際にお打ち合わせを進められるときにお話しいただければ、ご提案の中に生かせますので、たくさん見つけてお話し頂ければと思います。展示場でお待ちしています。

 

 


 

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