せっかく家を建てるなら、自分たちらしくこだわった内装・インテリアにしたいですよね。
どうしたら、おしゃれで自分たちのイメージに合う内装・インテリアに仕上がるのか。気を付けるポイントも踏まえながら、内装をおしゃれに仕上げるための注意点やコツを解説していきます。家を建てる時の参考にしてください。
目次
おしゃれな新築の内装に仕上げるコツとは?
内装がうまくいかなければ、満足感を得ることはできないでしょう。ここでは内装をおしゃれに仕上げるためのコツのいくつかを解説していきます。
部屋のベースになるテイストを決める
部屋のベースとなる内装デザインには、いくつかのパターンがあります。一番最初にどのパターンにするのか、家族で話し合うといいでしょう。
内装のパターンには、モダン・北欧風・アジアンスタイル・ヴィンテージアメリカンスタイル・和風などが基本としてあります。同じパターンでも実際に内装に落とし込んだ時の印象は、様々です。
実際に家を建ててから後悔をしないように、内装デザインのサンプルを自分の目で見てから決めるといいでしょう。
カラーを2〜3色に抑えつつ配色を決める
内装をおしゃれにするためには、カラーコーディネートをしっかり行う必要があります。
内装のカラーを決める場合には、色を増やすのではなくある程度抑える方がいいです。床・壁・天井・窓枠など、それぞれ単体で色を決めないで、部屋全体のバランスを見ながら設計してください。ベースカラーから順に面積を調整していくと、更におしゃれになります。ソファやカーテンの色も含めて、カラーが増えすぎないように注意が必要です。
照明(ライト)を決める
照明にこだわることで内装をより魅力的に、見せることができるようになります。昼間は学校や勤め先にいる人が多いので、多くの方は夜のほうが長く家にいることになるでしょう。つまり照明を通して見る部屋が、大切になってくるのです。
照明は部屋全体を照らすメイン照明だけでなく、スポットライトとの組み合わせを考えなければなりません。照明は他の要素よりも費用対効果が高いので、工夫次第で印象を良くすることも簡単です。
家電やインテリアを決めてトータルコーディネートする
おしゃれな内装には、全体の統一感が不可欠です。トータルコーディネートを意識することで、達成していきます。ベースとなるテイストが映えるように、素材や建具を決めていきましょう。
収納を十分につくる
家の中が雑然となってしまうと、内装に目がいかなくなります。ものが散らばらないようにするためには、収納を十分に作っておくといいでしょう。子供などがいて物が増えやすい場合は、特に収納が重要になってきます。外からは見えないように工夫を凝らしておくのもいいでしょう。
アクセントは盛り込みすぎないように引き算をする
おしゃれな内装にしようと頑張ると、要素が増えすぎて逆にうまくいかなくなることがあります。1つならおしゃれなアクセントでも、重なると煩雑な印象を与えてしまうかもしれません。そうならないためには、引き算のデザインを心がけるといいでしょう。
おしゃれなだけじゃダメ?新築の内装での失敗例
新築の内装をシミュレーションをしていく場合、成功例だけでなく失敗例についても考えておく必要があります。あらかじめ失敗を先取りしておくことが、家を作っていく際に重要になるのです。主な失敗例は以下の3つです。
コンセントが足りない
コンセントの数や位置についての間違いが、内装の失敗の1つに挙げられます。使いたい場所にコンセントがないことは、取り返しのつかない失敗にもなってしまうでしょう。
延長コードを伸ばすことで対応することもできますが、見た目の悪印象は拭えなくなります。特にキッチン周りなどは、家電が増えやすい傾向が高いです。どの程度使用するのか、あらかじめリストアップしておきましょう。
失敗しないためにも家の中のどの位置に、どれくらいの数の家電が必要になるか把握しておいてください。
壁紙がイメージと違った
壁紙の色が自分のイメージと違うことは、内装を行う上でよくある失敗の1つです。
失敗を防ぐための方法としては、必要なサイズよりも大きめのサンプルを用意するといいでしょう。大きいサンプルを選ぶことで、面積が変わると印象が変化する「面積効果」を抑えられます。照明の色などでも印象は変わってしまうので、条件を変えながらチェックするのもいいでしょう。
カットサンプルとモデルハウスを比較して見るのも参考になります。具体的な姿を見ることで、イメージがよりつきやすくなるのです。
間口が狭く、家具や家電の搬入ができない
住んでいるうちに当初必要でなかった家具を、新たに搬入しなければならないことはよくあります。出産や進学などのタイミングで、必要なものが増えていくのです。家具の中にはドアを通らないものも出てくるでしょう。
そういった事態を回避するためには、開口部に余裕を持たせておくことをおすすめします。
新築内装の決め方の流れとは?
新築の家の内装を決めていく場合、大まかな流れに沿って進めていくとスムーズにことが運びます。ここでは必要な手順を確認しておきましょう。
事例を沢山見る
多くの施工事例を自分の目で見ておくことで、イメージを生む材料を得ることができます。材料が多ければ多いほど、イメージは明確になっていくでしょう。多くの種類のデザインを広く集めていくことで、徐々に好みを絞っていけるので理想の形をつかみやすいです。
好きなデザイン・事例をメモしておく
家の内装を構想していく期間に、他の家のデザインを多く見る機会を得ておきましょう。その中で気に入ったデザインをメモしておくと、後々役に立ちます。
おしゃれな事例をまねする
デザインの勉強をしていない場合、1から内装を考えるのが困難な場合もあります。
そういった時には、自分がおしゃれだと感じた組み合わせや間取りをメモして、まねしていくというのも1つの手です。完全にまねをするのではなく、今の条件にかなう形に変更を加えていけば自分に合ったものに近づくでしょう。
好みのデザインを担当スタッフに見せ・イメージを共有する
自分の好みのデザインを担当スタッフと共有しておくと、スムーズにことが運びます。ただ口で説明するだけでなく、メモや写真などを使って説明するとよりイメージが正しく伝わるようになります。
プランを擦り合わせ修正していく
温めてきたプランを擦り合わせ修正を加えていきます。この段階で計画の中のうまくいかない部分を突き止め、よりよくしていくのです。現実に落とし込んだ時に失敗しないために、しっかりと話し合っておくといいでしょう。
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新築内装のおすすめコーディネート事例
MANISH ーマニッシュー
木や珪藻土の自然素材の中に、アイアンやタイルなどの異素材を組み合わせたスタイリッシュなテイスト
NATURAL ーナチュラルー
すっきりとした中にも、程よく木のぬくもりが感じられ、シンプルでどんな家具にも合う飽きのこないデザイン
和
和紙などの和の素材をつかい、和風の家具や小物が合うデザイン
Woody -ウッディー
壁や天井の板張り、太い梁や柱などで、木を豪快にみせるログハウスのようなデザイン
まとめ
新築の家の内装に失敗しないためには、あらかじめシミュレーションをしておくといいでしょう。失敗を避けるために、注意しなければならないポイントは数多くあり、搬入口を広くとることもその中の1つです。壁紙の色なども失敗しやすいところなので、多くの事例を見て間違った組み合わせにならないようにしておきましょう。
私たちは設計士や施工管理士といった建築のプロでありながら、全社員が「信州コンシェルジュ」として豊かな信州ライフをサポートしていきます。
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