家って誰のため??
そう考えるとなかなか答えが出ませんよね!?
「子供のため」という方も多いんじゃないでしょうか??
自分の場合、一番喜んだのは子供達だったかな・・・。
最初の頃、 「前のお家に行きたいよ~!」
と、長男が言った時にはショックでしたが(笑)
せっかくの家ならば子供が小さな時に建ててあげたほうが感動も大きいし、思いでも出来るというもの。
子供の思い出が全てアパートでは可愛そうな気がしていたのでした・・・。
さて、子育ての家としての設計で大きなポイントはダイニングの配置ではないかと思います。
4帖半~6帖ほどの広さに、大きなダイニングテーブルを置く。
大きなテーブルだと、そこで子供が勉強できます。子供が大きくなっても、今度はそこでパソコンが出来ます。
そして、対面キッチンの正面に大きなダイニングテーブルがあると奥様は子供の勉強を見ながら料理が出来ますよ!!
そうなると、リビングは小さくてもいいんですよね。子供が大きくなったら、家族が集まることも少なくなりますし・・・。
昔のような茶の間にして、リビングとダイニングは兼用だっていいのではないかと。
そもそも、『LDKのように機能・スペースを分ける』という発想自体が、暮らしの拡がり・可能性を制限してしまいます。
私のアドバイスは無視して、もっと自由に家族の暮らしのこと考えてみて下さいね。
さて、子供部屋の考え方ですが、机とベッドが置けるスペースで十分だと思います。そのスペースが個室で必要になるのは中学生の頃です。
それまでは一つの大きな部屋でかまわないと思います。小さいうちは勉強するのはダイニングですから!!
我が家は、7年経った現在も、子供が走り回る遊び場・おもちゃ部屋となっています・・・。
ちなみに、何年か前に『子供が賢く育つ家』という企業HPをみました。
東大合格者の7割が、個室ではなくダイニングやリビングで勉強していたというデータがあるそうな。
家族とのとても近いつながりの中で、自然と『家族への気遣い』と『集中力』が養われるのでしょうね。
それと大事なことがもう一つ。
家に使われる素材には、自然素材でしかも健康に良いものを選ぶ必要が有ります。
これは絶対です。
子供が体内に吸収してしまう化学物質は、なんと大人の6倍と言われます。
せっかく家族の為に家を建てるのですから気を使ってあげて下さい!!
子供の将来は意外と住環境で決まるのかもしれません。