コロナをきっかけに、働き方が大きく変化した方も多いかと思います。テレワークへのシフトを余儀なくされる状況となり、今や、それが当たり前になりつつあります。
家づくりにおいても、「自宅で仕事をする」を前提に、検討される方が増えてきています。
そこで今回は、これから家づくりを検討される方に参考になる「テレワークがしやすい家づくりとは?」という内容で、実例も踏まえた間取りの紹介や、大切なポイントをご紹介します。
目次
- テレワークでのデメリット(不便な点)を抑えよう!
- 快適なテレワークのための家づくりポイントとは?
- 実例からみる。間取りへの工夫。
- 間取りだけではない!家で過ごす時間が長いからこそ大切なこと。
- テレワークスタイルを体感しよう!
1.テレワークでのデメリット(不便な点)を抑えよう!
突如始まったテレワークで、何とか仕事ができるスペースを確保された方も多いはず。そんな中、見えてきたテレワークでのデメリット(不便な点)にはどんな点があるのでしょうか。
失敗しない家づくりのためにも、不便な点は抑えておくのが大切です。
2020年12月、内閣府が公表した「第2回 新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」の【働き方】テレワークのデメリット(不便な点)においては、
- 在宅では仕事に集中することが難しい環境にある 12.2%
- 仕事と生活の境界線が曖昧になることによる働きすぎ 15.1%
- 同居する家族への配慮が必要 11.8%
などといった、住まいに関する、不便な点を挙げる方も多くいらっしゃいます。
逆に、メリットとして感じる点については、
- 休憩・隙間時間を有効活用できる 58.3%
- 息抜きや気分転換がしやすい 44.6%
- 新しいアイデアを生み出しやすくなる 13.5%
という結果に。
オンとオフがしっかり切り替えられるような、間取りへの工夫や、職場とは違う、息抜きのしやすい環境も大切に考えたいところです。
2.快適なテレワークのための家づくりのポイントとは?
せっかく家づくりをするのであれば、快適にテレワークできる環境を整えましょう!ご紹介するポイントは4つです。
point1 とにかく仕事に集中できる!
皆さんは、どんな環境であれば仕事に集中できますか?完全に囲まれたスペースが良い人もいれば、リビングのような広い空間が良い方も。もしかしたら、その日の気分に合わせて!という方もいらっしゃいますよね。自分が集中できるのは、どんな環境なのか?と改めて考えておくことをお勧めします。
point2 気分転換できる工夫
職場でも気分転換が必要なように、テレワークにおいても重要なポイント。ましてや自宅ともなれば、そこは日常の空間。仕事ができるスペースを一つと考えず、場所を変えられる工夫や、外の空間でリフレッシュなど、テレワークの一日をイメージしながら考えましょう。
point3 家族空間との距離感
テレワークの中では、テレビ会議などの機会も増えるはず。音の問題も含めた、家族空間との距離感は検討しておきたいところです。
point4 収納やセキュリティ
仕事で扱う、大切な書類の保管場所には気を配りたいですね。小さなお子様やペットなど、簡単に手の届く場所ではなく、一工夫が必要です。検討段階からある程度計画することで、すっきりした住まいも実現できます。
3.実例から見る。間取りへの工夫!
スタイルA 完全個室
とにかく集中したい!書斎も兼ねたスペースを!という方は、完全個室タイプがおすすめです。
2階のクローゼット内に書斎として計画した、テレワークスペース。二つのイスを並べても十分な広さがあり、収納力も◎!机の前の障子を開けると、階段部分の吹き抜けと繋がり、開放感が得られます。こういった工夫をすることで、息抜きや気分転換にもなり、より集中力がUPします。
スタイルB 可変性のある個室
吹き抜け上部の共有スペースを、書庫と合わせてテレワーク空間として計画。時にはお子様の勉強スペースとしても利用でき、成長に合わせて使い方を変化できるのが良いところです。窓の外に広がる、信州ならではの山並みを眺めると、仕事の息抜きになりそうです。
4.間取りだけではない。家で過ごす時間が長いからこそ、大切なこと。
間取りのポイントなどをご紹介しましたが、家で過ごす時間が長いからこそ、より大切にしたいことがあります。
それは、家づくりの「素材」です。
室内の空気をつくる「素材」がより安全で安心なものでなければ、健康に過ごすことはできないでしょう。
最近では、オフィスや公共施設に、木材を使用するなどのケースも増え、改めて自然素材が注目されていますが、家づくりにおいては、特に大切にしたいところです。
工房信州の家では、「深呼吸のできる家づくり」にこだわり、素材一つひとつを厳選してきました。長野県産材の使用や、珪藻土もその一つ。こだわりの自然素材からうまれる、気持ちの良い室内空間が、テレワークをする上でも、好影響を与えてくれます。
また、プライベート時間の充実や、仕事の合間のリフレッシュにもおすすめなのが、「土間サロン」です!
様々な用途に使え、可能性の広がる「土間サロン」だからこそ、テレワークスタイルには必須。
時には、「土間サロン」で仕事をするのも、新しいアイデアや発想が生まれるきっかけになりそうです。
5.実際のテレワークスタイルをご紹介!
工房信州の家では、各展示場でもテレワークスタイルを体験して頂けます。様々なパターンをご用意しておりますので、参考にして頂けると思います。
<長野古牧展示場>
主寝室とWICの間に設けた書斎スペース。>more photo
<上田展示場>
吹き抜けに浮かぶ「踊り場書院」と名付けた特等席。>more photo
<松本展示場>
家族空間の中心にコーナーとして設けたテレワークスペース。>more photo
<諏訪展示場>
上質な質感にこだわった大人の隠れ家的書斎スペース。>more photo
お客様の家のテレワークスタイルを集めました!
テレワークの暮らしぶり動画もご覧ください!
今回の「テレワークしやすい注文住宅の家づくり。間取りへの工夫とは?」はここまでです。
工房信州の家では、注文住宅の強みを生かした、こだわりの詰まった家づくりが実現できます。
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