
【住宅展示場 -松本・諏訪・伊那- 】プランナー小川の展示場見どころ紹介!
こんにちは。「工房信州の家」プランナーの小川です。今日は私がお勧めする展示場のポイントをプランナーの視点でご紹介していきたいと思います。展示場をご覧になる際の参考にしてくださいね。
目次
動画もぜひご覧ください!
プランナー自己紹介
最初にプランナーという仕事についてお話します。
打ち合わせの序盤にお客様のご希望を担当の営業マンと共にお聞きし、皆さんのご希望を実現するための基本のプランニングをします。プランが完成した後は、インテリアコーディネーターが入り、さらに深い打ち合わせが進んでいきます。私は主に松本や安曇野の長野家健の中信地域、伊那、飯田、諏訪などの南進地域を担当しております。
私も地元の出身ですが、実はキャンプや山登りは苦手です。休みの日は家の中でゆっくり本や漫画を読んで過ごすのが好きなので、本棚や漫画を読む空間といった話をする時はとてもテンションが上がります。ちなみに好きな漫画はキングダムです。
プランニングのポイント①落ち着いた光を取り入れる
それでは展示場のご紹介をしていきます。私がプランニングをする時に一番気を付けていることは落ち着いた光を取り入れることです。落ち着いた光とはどういう事かというと、特に北からの光を重視することです。
諏訪展示場
そこでご紹介したいのが、諏訪展示場です。
こちらの写真を見ていただいて、どちらが南が分かるでしょうか?答えは向かって左が南、右が北となっています。このオープンな階段の向こうにある窓がとても大きな窓ですが、実はこれは北側についています。
北側の窓というのは直射日光は入りませんが、大きな窓があるととても明るくなります。南の陽のように強くないので、年中心地よい光が入ってきます。このように南北で繋がることによって北側も居心地の良い空間になります。
プランニングをする際に、南側の方が明るいのでリビングやダイニングを持っていきたくなる気持ちはよく分かりますが、それだけだと気持ちの良い空間にはならないのではないかと思っています。
伊那展示場
もう一つご紹介したいのが伊那展示場になります。
伊那展示場のダイニングは北側にあり、上部が吹き抜けとなっています。吹き抜けというと南から光を入れるために南側のリビングの上などにつくることが多いのですが、このように北側にダイニングを持っていって吹き抜けをつくることで、まるで南のように心地よい空間をつくることができます。
どちらに吹き抜けを持っていった方がいいかは、お客様のご希望や建てる場所によっても変わってくるので、その辺りをうまくプランニングしていくことが私たちの仕事だと思っております。ちなみに、このような大きな吹き抜けを取ると、太鼓梁という梁など木組みをうまく見せることもできます。
こちらの伊那展示場はもう築20数年が経っており、梁や柱、床がとても良い経年変化をしています。なかなか新築の家では見ることができないので、ぜひ伊那展示場にも体感しにお越しください。
プランニングのポイント②自分の居場所を作る
もう一つプランニングをする際に大切にしていることは、自分の居場所を作ることです。
例えば、安曇野モデルハウスの土間サロンです。このソファはとても落ち着く空間になっています。L字に囲われたところで、だれにも邪魔されないような、そんなところがあるといいですよね。落ち着く空間や自分のほっとする空間を作るときに、囲まれた空間や安心できる空間をつくることを心掛けています。
松本展示場
松本展示場の二階は広いフリースペースになっています。そこにあえて斜めの壁で囲われたヌックをつくりました。私はここが好きなのですが、この中に入ってバルコニー側を見ると松本の市街地にいることを忘れるような空間になっています。
また松本展示場には3つの土間があり、アウトドア用の土間、南のリビング続きの土間、北土間ということで、それぞれ使用用途の異なる土間を提案しております。
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松本南展示場
もう一つご紹介したいのが、松本南展示場の畳コーナーです。こちらは畳の小上がりになっています。作り付けのソファがあり、後ろが半分クローズしたような壁になっています。ここも素敵な空間です。私は松本南展示場に行くとこんな感じでくつろいでいます。とてもお気に入りの場所です。
また、こちらはリビングの大半をL字の土間が占めており、ミニキッチンもついております。より土間で楽しんでいただけるような広い空間です。
安曇野モデルハウス
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自分の居場所がある空間をご紹介しましたが、それぞれの展示場はいろいろな見どころがあります。例えばこちらの安曇野モデルハウスですが、先ほどご紹介したように、レンガ造りの土間があります。さらにこちらにはゲストルームが併設されており、土間の反対側にはウッドデッキを挟んでゲスト用の土間サロンがあってとてもいい空間になっております。
松本南展示場、松本展示場、安曇野モデルハウスはそれぞれ松本市、安曇野市にあり、それほど時間もかからずご覧いただけますので、ぜひ三か所見ていただければと思います。その中でご自身にあった土間だとか、心地の良い空間を見つけて頂ければプランに反映させてご提案したいと思います。
担当物件の紹介
最後に私がプランニングをした家のご紹介をします。
「質感のある家」
こちらの家はとてもコンパクトですが、メリハリをつけたプランニングとなっております。一番の特徴は土間サロンです。リビングの大半を土間サロンにし、その中にアイアンの階段が昇っていくようなプランになっています。土間の真ん中には薪ストーブがあり、そこにソファを置いて薪ストーブを眺めたり、絵をかいたりされています。そんな土間を中心にできているプランです。
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思い切った土間サロンのご提案とは逆に、和室はとても落ち着いた空間になっております。窓の大きさをかなり絞り、低めにつけて、心が落ち着くような空間になっております。
二階に上がると八ヶ岳が額のように切り取られたピクチャーウィンドウがあります。ここは本を読んだり絵を描いたりするアトリエのような空間になっています。
「大型犬と暮らす土間リビングの家」
二つ目は「大型犬と暮らす土間リビングの家」です。リビングは一段下がったピット型になっています。そこに造り付けのソファがあり、家族みんなが自然と集まるような空間になっています。リビングの上は吹き抜けになっていて、南側の陽がたくさん入る明るい空間です。
隣はアイランドキッチンになっており、そこには円卓があります。薪ストーブもあり、奥様のセンスが光る小物などがぎゅっと詰まった空間になっています。
リビングの奥には実は犬専用の土間があります。ここでお留守番をしたり餌を食べたり、ペットデッキに出たり足を拭いたりと、とても便利な空間となっています。この犬用の土間から庭に出れるようになっていて、ウッドデッキの先は広いドッグランに続いています。
外に出ると安曇野らしい素敵な景観が広がっており、そこに大きなドッグランと二匹の犬、お子さんがのびのび暮らしていただけるような庭になっております。
まとめ
今日は私プランナーの小川がお勧めの展示場ポイントをご紹介しました。工房信州の家の展示場はそれぞれ異なるコンセプトで作っておりますので、いくつかめぐって頂くとイメージに近い空間を見つけたり、新しいアイディアに出会えるかもしれません。観光と合わせてぜひ展示場めぐりを楽しんでみてください。
私たちは設計士や施工管理士といった建築のプロでありながら、全社員が「信州コンシェルジュ」として豊かな信州ライフをサポートしていきます。
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