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テレワークに最適な部屋の作り方は?必要な広さやレイアウトの工夫について

公開日:2023/03/13(月) 更新日:2023/03/13(月) 家づくり

テレワークに最適な部屋の作り方は?必要な広さやレイアウトの工夫について

今やテレワークが一般的になり、家で仕事をする人も多いのではないでしょうか。
しかし日常生活を送る家での仕事は切り替えが難しく、思うように仕事が捗らないということもあるのではないでしょうか。
ここでは仕事に集中できるテレワーク部屋の作り方について、いくつかコツをご紹介します。参考にしてみてくださいね。

 

目次

 

 

テレワークに必要な部屋の広さは?

自宅で仕事をする方が増えていることもあり、テレワーク用のスペースを設けたいと考える方も多くなっています。作り方のポイントについてご紹介します。

 

ノートPCをレイアウトする場合の広さ

ノートPCだけを用意して作業する方は、幅6070㎝、奥行き45㎝程度のデスクでも対応できます。お部屋は、最低でも80㎝以上の横幅と130㎝の縦幅があるスペースが必要です。これ以上狭くなると、椅子の出し入れが難しくなります。

 また、ノートや資料などをデスクに置きながらノートPCを使う場合は、幅80100㎝、奥行き60㎝以上あるデスクのほうがストレスなく進められます。お部屋のスペースは、最低でも80㎝の横幅と130㎝の縦幅がとれるようにしましょう。

 カウンターを設置した書斎

 

デスクトップPCをレイアウトする場合の広さ

ノートPCよりも、デスクトップPCのほうが、より大きなデスクと広いスペースが必要になります。最低でも、幅100センチ、奥行き70㎝以上のデスクを用意しましょう。これくらいの広さがあれば、モニター周りに十分なスペースができるので、作業がしやすくなります。お部屋は、130㎝以上の横幅と150㎝の縦幅があるスペースが必要です。 

なかには、PCやデスクを複数設けて仕事をする方もいると思います。この場合は、実際に自分が使いやすいスペースをイメージしながら無理なく作業ができる空間づくりをしてください。

 デスクトップを置いた書斎

 

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一人暮らし向けのテレワーク部屋を作るコツ

集中して作業に取り組めるように、できるだけプライベートゾーンと分けるレイアウトにすることが、テレワーク部屋の作り方のコツです。

おすすめは、仕切りやパーテーションの活用です。
ある程度、高さがあるものを選んでみてください。カラーは、カラフルなものではなく、落ち着いた色を選ぶがポイントです。お部屋全体のカラーを統一するようにすると、おしゃれな雰囲気になるほか、気が散らず集中できます。
仕切りがあるだけでもオンオフの切り替えができますので、是非試してみてください。特に、作業中は視界にベッドが入らないようにしましょう。テレビなども見えないように工夫してください。

また、暗いと作業が進めにくいだけでなく、モチベーションが下がる心配もあります。十分な明るさが確保できるように注意しましょう。

 

 

ファミリー向けのテレワーク部屋を作るコツ

自宅では集中して仕事ができないなどの理由で、仕事用の部屋を新たに借りる方もいるようです。
もちろんこの方法も良いのですが、レイアウトを工夫して自宅にテレワークスペースを作ることもできます。ポイントは、一人暮らしの方と同様に、ベッドやテレビなどが視界に入らないように工夫することです。

 とはいえ、それが難しい場合もあるでしょう。
できるだけプライベート空間と分けるために、デスクは壁や窓のそばに置いてみましょう。窓や壁に向かうようにして仕事をすれば、仕事に関係ないものが目に入りにくいほか、集中できるといったメリットもあります。
可能であれば、窓側に設置してみましょう。圧迫感がなく、暗いといった心配が少ないほか、休憩の際に気軽にリフレッシュできます。

 また、今後テレワークが続くことが予想される方は、思い切って書斎を作ってみるのも良いでしょう。
防音対策もできるので、是非ご検討ください。狭めのリビングの場合は、半個室タイプにして四方を囲わないようにすれば圧迫感がそれほど感じられません。
書斎を作る場合は、今後書類などが増えることも考えられるので、本棚など収納についても想像しながら検討すると良いでしょう。

 

 

背景のレイアウトにも注意

オンライン会議などもあります。いつでも安心して対応できるように、背景のレイアウトにも気を配りましょう。

 

広めの壁面や、カーテンを引いた窓を背景に

オンライン会議をおこなう際に、視界の邪魔になるものが多いと集中できません。
背景はできるだけシンプルにしておくことが大切です。広めの壁を背景にするのがおすすめですが、難しい場合は、落ち着いたカラーのカーテンやロールスクリーンを取り付けてみましょう。設置するのが難しい場合は、突っ張り棒式のカーテンレールを使うのもおすすめです。
ほかにも、パーテーションを活用する方法もあります。折り畳み式のものであれば、会議の時だけ使えるので便利です。

 

バーチャル背景を使うのもおすすめ

お部屋の作りや広さによっては、さらにアイテムを導入するのが難しい場合もあります。
バーチャル背景であれば、手軽に使用できるほか、お部屋の作りや広さを問わず対応できます。
ただし、何らかのミスで室内の様子が映り込んでしまう可能性もあります。あらかじめ、映ってしまっても問題がないように配慮をしておきましょう。室内やデスクまわりの片付けも必要です。

 

 

集中できるテレワーク部屋を作るためのアイデア

作業しやすい明るさがあるか、快適な室温を維持できるかといったこともチェックしながら進めていきましょう。アイデアをいくつかご紹介します。

 

パーテーションを使って仕事スペースを作る

パーテーションにはいろいろなものがあります。
仕切りのように使えるものもありますが、三面タイプであれば、個室のような雰囲気の中で作業ができます。
移動させるのも簡単なので、臨機応変に使うことも可能です。使用しない時は、片付けてお部屋を元の状態にして使うこともできます。

また、周囲からも見えにくいので視線を気にすることなく仕事ができます。あらたに、暖房器具や照明、空調などを設置する必要もないので経済的です。生活空間をよりシャットアウトできるので、お部屋に物が多い方にもおすすめです。

窓や壁近くにデスクを設置できない方や、圧迫感を避けて仕事がしたい方にもおすすめしたい方法です。

 ベッドとの間のパーテーション

 

寝室にワークスペースを作る

家族がいる方は、家族の声や物音で集中できないという方もいるでしょう。
寝室であれば、そういった影響を受けにくいので静かな空間で作業ができます。お部屋の隅に壁に向かって、仕事ができるようにデスクを配置します。暗くなりがちなので、照明が使いやすいように工夫してください。

あれこれたくさん物を置いてしまうと、寝室として使いにくくなってしまうため、必要最低限に留めることをおすすめします。また、あまりカラフルにまとめず、シンプルに仕上げるのも作業がすすめやすくなるコツです。

殺風景に感じられる場合は、観葉植物などグリーンを置いたり、お花を飾ったりするのも良いでしょう。これだけで、空間がおしゃれに見えます。癒し効果もあるので、是非お気に入りを置いてみてください。

 寝室のテレワーク部屋

 

本棚を仕切りにして作業スペースを作る

リビングに大きな本棚を取り入れて、仕切りにするのもおすすめです。小さな本棚は仕切りとして使用するのは難しいですが、高さと幅があるものであれば、空間を仕切ってそれぞれ別々の使い方ができます。
この方法の良いところは、本棚を使って仕事がしやすい好みの広さにできることです。

 もちろん、リビングだけに取り入れられるアイデアではありません。寝室やキッチンなどスペースにゆとりがある場所なら、どこでも導入できます。
デッドスペースを活用して、テレワークスペースを作ることも可能です。本棚に、仕事に必要な書物や資料などを収納することができるほか、観葉植物などを上手に飾ってお部屋の雰囲気を良くすることも可能です。

 部屋に置いた本棚

 

 

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まとめ

 テレワークは移動をしなくていいため、時間を効率的に使うことが出来ます。感染症の流行もあり、多様な働き方として多くの会社が導入しています。
しかしいざ自宅で仕事をするとなると、なかなか切り替えが出来ずに仕事が捗らなかったり、家族が気になって集中できなかったりと良いことばかりではありません。
自宅でも仕事に集中するには環境を整えることが大切です。ここでご紹介したアイディアを取り入れやすいものから試してみてください。

 

 

 


 

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