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和モダンな玄関の事例10選!魅力やおすすめのアイデアも紹介

公開日:2022/11/10(木) 更新日:2023/08/28(月) 家づくり

和モダンな玄関の事例10選!魅力やおすすめのアイデアも紹介

人気の和モダン住宅と聞くと、インテリアのバランスなど上手にまとめるのが難しそうですよね。
そんな和モダン住宅ですが、シンプルな外観に玄関を和風の引き戸にし、広々とした土間のある玄関に和風の照明や小物、自然素材をポイントで取り入れていくことで、お洒落な和モダン住宅になります。

今回はそんな和モダンの魅力やおすすめアイデアなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

目次

 

 

和モダンの魅力とは?

真っ白でただシンプルな空間にいるよりは、木や畳、石や鉄など自然素材のある空間にいた方が落ち着きますよね。

和モダンには、機能的な現代設備と和の要素を織り交ぜたインテリアが中心となった住宅になりますので、使い勝手がよく、落ち着きのある住宅になることが、最大の魅力と言えるでしょう。
中でも玄関は、家の顔とも言える場所ですので、和モダンという軸がぶれないよう、下記を参考に素敵な和モダン住宅造りを進めてみてはいかがでしょうか。

 

和モダンな”玄関ポーチ”の事例

事例1

十和田石の玄関アプローチと木製玄関ドア

ガレージと一体となりすっきりとした印象の下屋。大谷石のアプローチと植栽が和のアクセントに。

 

事例2

和風の家の玄関ポーチとアプローチ

苔むした庭の先にたたずむ玄関。南に吹き降ろした屋根と揃った大きな下屋が重厚感を感じさせる。

 

事例3

ガレージと一体となった玄関ポーチ

自然光が差し込むガレージと一体となった玄関ポーチ。色彩を抑えた板張りと塗りの壁によりすっきりとした和モダンテイストの仕上がりに。

 

 

和モダンな“ドア”の事例

事例1

玄関正面から撮った外観写真

軒天や柱と同じ色合いの木製ドア。横のガラススリットを合わせることで抜け感が生まれる。

 

事例2

縦格子の玄関引き戸

外壁の色味に合わせた縦格子の引き戸。瞬く間に家を和の表情に。

 

事例3

石畳のアプローチと木製玄関ドア

重厚感ある木製ドアも、ガラスのスリットが入ることにより軽やかさを併せ持つ。

 

和モダンな“玄関ホール”の事例

事例1

格子の引き戸がある玄関ホール

リビングへ続く格子の引き戸が印象的な玄関ホール。季節の小物を飾るニッチ棚とスポットライトがアクセントに。

 

事例2

土間玄関と薪ストーブ

玄関と一体となった土間。洗い出しの土間とリビングへと繋ぐ格子の引き戸が落ち着いた和の雰囲気。
広々として、来客時の立ち話や薪ストーブの火を眺めるくつろぎの場にも。

 

事例3

板張りの玄関ホール

入った正面の壁が板張りの玄関ホール。隅のニッチ棚もポイント。

 

事例4

玄関ホール正面の窓

玄関を開けると正面に坪庭を臨む大きな窓が。優しい自然光が差し込み、視線が抜けて開放感も生まれる。

 

 

和モダンを演出するのにおすすめのアイデア

外観は、モノトーン色や一色にするなどのシンプルな外観にしましょう。

軒下や窓枠、玄関の庇や柱に木の素材をポイントで使用することで、和風になりすぎず、モダンな要素に和の要素が各ポイントに溶け込み、落ち着きのある和モダンの雰囲気を演出することができます。
また、玄関は家の顔ですので和モダンの場合は、和風の引き戸と石畳の土間、木の素材を使った靴箱や、シューズクローゼットにすることで、一気に和モダンの雰囲気を醸し出させることができます。

他にも和モダンを演出するのにポイントがいくつかありますので、見ていきましょう。

玄関ホールのニッチ棚と小物

 

季節の移り変わりを楽しむ

玄関は、訪問客が真っ先に見る場所でもあり、立ち話をしたりする場所でもあります。客人をもてなす空間として、季節の移り変わりを楽しめるよう、季節の花や小物を飾れる小さなニッチや、飾り用の小さな棚をあえて置くことも一つの空間造りとなります。

他にも、外の様子が見える小窓を設置することで、玄関の採光だけでなく、庭先の紅葉や深々と降る雪を絵のように眺めることができますので、一人時間を楽しむ場所として活用したり、家事の合間に休む休憩スペースとしたり、訪れた客人と外を眺めながら話す会話は、より一層楽しいひと時にすることができるでしょう。

玄関入って正面の窓とツリー

 

照明はトーンを抑えるのがおすすめ

和モダンの空間造りをするときに注意したいのは、照明のトーンです。

勉強や仕事をするのに向いている明るい白色よりも、少し暗めで、オレンジ色のような温かみのある電球色の方が、和風テイストのインテリアや小物を引き立たせ、より落ち着いた空間を醸し出すことができます。
電球色の光だけでは少し明るさが足りないと感じるときは、天井や壁を反射させて明るくする間接照明を取り入れたり、スタンド式の照明を設置したりすることで暗さの解消につながります。

また、玄関でちょっとした作業をする方がいる場合や、客人や時間帯によって光の色を変えたいという方は、調光タイプの照明を使うことも検討してみてはいかがでしょうか。

住み心地がよく、ずっと住みたいと思える家は、必要なときに必要な物が揃い、扱いやすいことが住まい手にとって何よりも代えがたい家になりますよ。

玄関ホールのペンダントライト

 

広さを演出することで贅沢感が出る

玄関は家の出入り口なので、滞在時間が比較的短い場所であることが多いです。
そのため、玄関にはあまりスペースを使わない造りの家が多いと思いますが、ホテルや旅館など、人を迎えるエントランスなどでは、空間が広いほど訪れたときの贅沢感がありますよね。この感覚と同じで、玄関をあえて広い造りにすることで、家に帰ってきたときの贅沢感を実感することができます。

広い玄関を採用する場合には、土間のスペースを広げることもおすすめポイントの一つです。土間のスペースを広めにすることで、自転車やベビーカーを置くことも可能になりますし、ゴルフ道具や釣り道具など、趣味の道具のお手入れスペースとして、玄関土間を活用することができます。

他にも、家庭菜園やガーデニングを楽しむご家庭であれば、庭いじり用の道具の仮置き場や、収穫し保管場所に困った野菜の仮置き場などとしても土間は活躍します。
このように使いやすい玄関は、ファミリー世帯や趣味の多い世帯には、ぴったりな玄関になるでしょう。

玄関から続く通り土間

通り土間からリビングを見たところ

 

和モダンな色味・雰囲気を楽しむ

テーマの決まった空間造りを進めるうえで、色味や柄の統一、素材の組み合わせは、インテリアとしてとても重要なポイントになります。

壁紙などの全体のベースを白やアイボリー、ベージュなどを基調とし、床材や家具に明るめ木材に統一することで爽やかで明るい和モダンな雰囲気になります。

一方で全体のベースを黒やこげ茶などのダーク系にまとめることで、落ち着きのある重厚感のある和モダンとなります。小物やアクセントに赤色の物を取り入れることで、とてもスタイリッシュな空間となります。
他にも、和紙やい草などの小物やインテリアを置いたり、一部の壁を漆喰などの塗り壁など自然素材の物を取り入れたりすることで、より和風の要素が強くなります。漆喰などの自然素材には、調湿効果なども期待できますので、機能性にも優れた玄関となります。

このように、アクセントで空間にメリハリをつけ、色味や小物などを季節ごとに変化させて楽しむことも、長く住み続けたいと思えるマイホーム造りの秘訣とも言えるでしょう。

古材の梁と障子の小窓を設けた玄関

 

 

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和モダンな玄関を造るには、シンプルな外観に引き戸・土間・和風のインテリアがポイント

素敵な和モダンの玄関にするためには、シンプルな外観に引き戸を採用することで和風テイストが外観にも生まれます。

内部でもシンプルな空間に、石畳の土間や和風のインテリアなどを採用することによって、和モダンテイストの玄関にまとめることができます。今回のポイントを忘れずに、世界で一つの最高の和モダン住宅を完成させてくださいね。

 


 

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