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花の息吹感じる「唐松岳」

公開日:2020/11/14(土) 更新日:2021/02/16(火) 安曇野・松本横地の山ブログ

 

こんにちは!諏訪展示場の横地です。

今回ご紹介する山は北アルプスにある「唐松岳」です。

今年の8月に初めて登ってみて、とても素敵な山だったので、登山計画のご参考になればと思います。

 

~唐松岳ってどんな山?~

 「唐松岳」は白馬村と富山県黒部市の境にある北アルプスの後立山連峰の山です。

標高は2696mと高いですが、リフトを利用することでアプローチがしやすく、途中に難所がないため北アルプス入門の山と言われています。

コースの途中には八方池という池があり、湖面に移る山並みがとても美しいスポットです。

ここを目当てに登るのもいいかもしれません。

また、植生の逆転現象※1や扇雪渓※2など珍しい光景を見ることができるのも唐松岳の特徴です。

 

~唐松岳の魅力~

唐松岳の一番の魅力は、山頂からの景色です。

山頂からは360度に広がる景色を望むことができ、多くの登山者があこがれる剣岳※3や白馬岳※4など、北アルプスの名峰が見られます。

また、唐松岳へアクセスするコースはあいくつかあり、体力次第ではほかの山と併せて縦走※5できるのも魅力の一つです。

どこまでも続く稜線※6を歩きとおすなんてロマンがあっていいですね。

 

~唐松岳にチャレンジしてみよう~

リフトを利用してアプローチできるとはいえ、高山であることに変ありません。

しかし、感動的な景色に出会えることは間違いないのでぜひ登ってみてください!

 

※1 植生の逆転現象:通常標高2500m以上では、背の高い植物は減り、背の低い高山植物が増えます。しかし、唐松岳の八方尾根周辺では、蛇紋岩という地質の影響で植物が逆転しています。

※2 雪渓:夏まで残る積雪のことで、近くの白馬岳には日本三大雪渓の一つ「白馬大雪渓」があります。

※3 剣岳(つるぎだけ):通称「岩の殿堂」。標高2999mの山で、日本最難関の登山道があることで知られています。私もいつか登りたい!

※4 白馬岳(しろうまだけ):通称「北アルプスの貴公子」。日本百名山の一つで、美しい山容からそう呼ばれています。

※5 縦走:いくつかの山頂・峰などを歩きとおすこと。表銀座コース、裏銀座コースが特に人気。

※6 稜線:山の峰から峰へ続く線のこと。唐松岳からはどこまでも続く稜線が見られます。

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