明けましておめでとうございます。
諏訪展示場の横地です。
本年も「横地の山ブログ」とYouTube番組「よこちの山歩道」をよろしくお願いいたします。
昨年は当ブログが100本目に到達したり、YouTubeにて「よこちの山歩道」の配信が始まったりと、とても充実した一年でした。
今年はブログ150本、「よこちの山歩道」の認知拡大を目標に、信州の山をたくさんご紹介していきたいと思います。
さて、2024年一本目のブログでは「2024年に登りたい山3選」ということで、2024年だからこそ登りたい山をご紹介します。
今年の干支である辰(竜)にちなんだ山をピックアップしてみました。
~今年のテーマは…~
山のご紹介をする前に今年のテーマを発表!
登りたい山はたくさんあるので、毎年テーマを決めて、それに基づき登る山を決めています。
ちなみに昨年は「小屋泊・テン泊・車中泊」で、とにかく山にいる時間を多くしたいとこのテーマにしました。
そして今年のテーマは「縦走」です!
縦走とは、一回の登山で複数の山頂を目指し歩くこと。
昨年、北アルプスや南アルプス、関西、四国地方など全国の山に登るうちにこの稜線を歩きたいなと思うことが増えました。
単体で登ったことのある山は年々増えていますが、それぞれの山頂を結ぶ稜線歩きに対する欲望も同時に増していくこともあり、今年のテーマに選びました。
~2024年に登りたい山3選~
それではここから今年だからこそ登りたい山をご紹介します。
長野県に限らず全国の山をピックアップしてみました。
①五龍岳(長野県・富山県)
長野県で「龍」がつく山と言えば北アルプスの五龍岳。
北アルプスの後立山連峰にあり、百名山にも選定されています。
標高は2,814mと高く、山頂付近には岩場があるため中~上級者向けです。
春になると雪が溶けて現れる武田菱も有名です。
②竜ヶ岳(山梨県)
ダイヤモンド富士が見られることでも有名な山梨県の竜ヶ岳。
ダイヤモンド富士とは、富士山の山頂と日の出が重なる自然現象のこと。
今年の元旦には多くの登山客がダイヤモンド富士を見ようと竜ヶ岳に集まりました。
日中も富士山がきれいに望めて、危険な箇所もないので初心者の方にはおすすめです。
③竜ヶ岳(三重県)
同じ名前の山をもう一つご紹介します。
三重県にある竜ヶ岳は、鈴鹿セブンマウンテンのひとつで、西日本ではとても人気のある山です。
春には「ヒツジの群れ」と形容されるシロヤシオの白い花が咲き、秋には赤く紅葉する光景は一度は見たい景色です。
~2024年も安全に~
昨年は50回以上の登山をし、たくさんの景色を見ることができました。
そして世間では登山ブームが巻き起こり、登山者が増えていることを実感しています。
ただその反面、山岳事故も増加してしまっています。
昨年の県内での山岳遭難事故は302件で、過去最多になってしまいました。
原因は様々でしょうが、個人的には登山情報が容易に手に入ってしまうことだと思っています。
地図アプリやSNSの普及により他者の登山記録が簡単に見ることができ、本人の技量や経験に見合わない山を選んでしまっているのかもしれません。
このブログでも山行記録を紹介していますが、あくまでも私の山行であり、初心者の方が同じように登れるわけではありません。
私自身も経験が浅く、偉そうなことは言えませんが、このことをしっかりと心に留めて、明日から歩いていこうと思います。
ちょっと重い話をしましたが、準備さえしていれば登山はとても楽しいレジャーです。
2024年は新しいことをしてみたい!という方はぜひ長野県で登山にチャレンジしてみてください!