浅倉 浅倉

松川村へ移住する魅力について徹底解説!移住者が利用できる支援制度についても紹介

公開日:2023/06/06(火) 更新日:2023/06/06(火) 安曇野・松本

松川村へ移住する魅力について徹底解説!移住者が利用できる支援制度についても紹介

松川村はどこにあるかご存知ですか?松川村は安曇野市の北側に位置し、北アルプスの麓に広がる田園風景が美しい村です。日本の原風景が残るこの村は豊かな自然と利便性を兼ね備え、移住先として魅力的です。この記事では松川村の魅力と共に、注意ポイント、支援制度についても詳しくご紹介していきます。参考にしてくださいね。

 

目次

 

 

松川村ってどんなところ?

松川村は長野県の中央部、雄大な北アルプスのふもとにあり、南および南西部に安曇野市、東は池田町に面している村です。
人口はおよそ1万人、約4000世帯の方が暮らしています。村の約56%は森林、約25%は農地であり、北アルプスやこれを水源とする高瀬川、乳川などの一級河川が村内を流れています。

清らかな水とおいしい空気が育んだ、お米やりんごなどが特産品で、「安曇野の原風景を残す最後の村」とも称される、自然豊かな村です。

村の中央に国道147号線が通っている他、松本駅と新潟県糸魚川市を繋ぐ大糸線が村内を走っており、交通アクセスは良好です。

安曇野市までは車で約20分、松本市までは約40分と通勤圏でありながら、リゾート地である白馬村までもおよそ40分で出られるなど、市街地や近隣の観光スポットまでも短時間でアクセスが可能です。

近年では、安曇野ちひろ美術館やすずむし荘という温泉宿やカフェなど、観光施設が充実しており、新しい村づくりが進んでいます。

 ちひろ公園

 

 

松川村に移住する魅力って何?

松川村は安曇野エリアの中でも土地の値段が低く、土地取得費を抑えられることから、村外・また県外からの移住者が多いことも特徴の一つです。他にも松川村の魅力はたくさんあります。ここでは松川村に移住するメリットをご紹介します。

 

① 日常的に自然を感じることができる

北アルプスや川、雄大に広がる田園風景。周りを豊かな自然に囲まれている松川村では、自然と触れ合える場所、自然を楽しめる場所が多くあります。
緑の木々や、傍を流れる芦間川に恵まれた馬羅尾高原清流の森のキャンプ場や、国営アルプスあづみの公園ではのびのび自然を満喫できます。

また、穂高岳や常念岳などから成る北アルプスの登山口までは車で数十分、ウィンタースポーツの聖地である白馬村まではおよそ40分なので、季節を問わずさまざまなアクティビティを手軽に堪能できる環境があります。

 白馬大橋から見た白馬と松川

 

② アクセスの良さ

自然豊かな松川村ですが、実は暮らす上での利便性にも優れています。
県内第二位の都市である松本市までは車でおよそ40分で行くことができるため、松本市内への通勤も現実的です。

国道147号線や、北アルプスパノラマロード、県道306号線(通称山麓線)が通っているだけではなく、JR大糸線の「細野駅」「北細野駅」「信濃松川駅」の駅が計3つあるため、電車での移動も可能です。

 

③子育て支援が充実している

村長の「子どもは村の宝」という想いのもと、子育てや教育への支援にも村全体が力をいれています。

自然や地域の人と関わる多様な体験を重視した保育園がある他、子ども未来センター「かがやき」といった子どもたちが自由に遊んだり読書をしたりすることができる施設が充実しています。子育てに関する相談ができる総合窓口「子育て世代包括支援センター」の運営や未就園児と保護者のための保育園の園庭の開放もあり、保護者の方へのサポートもばっちりです。

また、村内にはスクールバスが走っており、子どもが安全に通学できる環境となっています。

 

④過ごしやすい気候

冬の寒さや雪が心配されやすい長野県ですが、松川村では雪が積もることはなかなかありません。
1日に15㎝以上の大雪が降ることは稀で、年に数回程度。雪かきが必要な日数も多くないため、雪への過度な心配をする必要はないでしょう。

湿度が低いため夏の暑さも厳しくなく、一年を通して過ごしやすい気候です。

 

 

松川村に移住する際に気をつけるポイント

場所によっては車が必要

松川村は、村の中心部に駅や市役所等がまとまっています。そのため、中心部から離れた場所に住む際には車が必要不可欠になってくるでしょう。

また、村内を走るJR大糸線ですが、多い時で1時間に2本、少ないと2時間に1本のこともあります。都心部のように、頻繁に電車が来るわけではないため、特に通勤・通学等で使われる際には要注意です。

 田園の中を走る大糸線

 

小・中学校が村内に1つしかない

松川村には、小学校・中学校がそれぞれ1つずつしかありません。
村の子どもは、基本的に松川小学校と、松川中学校に通学することになります。お子さんがいるご家族は、松川村のどこに住んでも学校は1つ、と思っておくと良いでしょう。

また、村内には高校はありません。
近隣の大町市や池田町、安曇野市、松本市等に通学することになります。近隣市町には高校が多くあるので選択肢は広がりますが、電車通学や車での送迎が必要になることも考慮すると良いでしょう。

 

村内の商業施設が少ない

村内のスーパーは2か所(西友松川店、あづみの市場パラオ)のみ。ホームセンターも1か所(コメリハード&グリーン松川店)ありますが、商業施設が豊富にある訳ではありません。
そのため、買い物にも車が必要になり、近隣市町まで買い物に出向くことも多くなるでしょう。松川村に移住をする際は、近隣市町も含めた商業施設の場所も確認し、暮らし始めてから不便を感じることがないように計画しておくことをおすすめします。

 

 

松川村に移住する際に受けられる支援制度

松川村は移住者への支援制度も充実しています。

 

① 移住・定住促進補助金 最大100万円

村外からの移住や、松川村への定住を目的で住宅を取得した若者に対し、取得費用の一部を支援してくれる制度です。

【村外からの移住および県外転入者】

・新たに土地および住宅を取得し、移住した場合には100万円

【村内で転居する方】

・新たに土地および住宅を取得し、移住した場合には70万円

条件によって助成金額が異なるので注意が必要です。新築住宅のみならず、中古住宅の取得の場合も対象となります。

ただし、補助金申請者が45歳以下であること、新築住宅等に2名以上で住むことなどの制限も設けられています。

 

② 新婚新生活支援補助金 最大60万円

松川村の新婚世帯に対して、結婚に伴う経費を支援してくれる制度です。

(令和5年4月1日以降の費用が対象)

・婚姻時の年齢が夫婦ともに29歳以下の場合、60万円上限

・婚姻時の年齢が夫婦ともに39歳以下の場合、30万円上限

ただし令和5年3月1日以降に婚姻届を提出し受理された夫婦であること、新婚世帯の所得の合計が500万円未満の世帯であることなど、記載されているすべての要件を満たすことが条件になっています。

 

③ 空き家改修事業補助金(リフォーム・片付け事業補助)

所有する空き家を「空き家バンク制度」に登録する場合、または空き家バンクに登録されている物件を購入・貸借する場合にリフォーム費用などを一部支援してくれる制度です。

補助金額は、リフォームの場合、事業費の2分の1以内、上限50万円。片付の場合事業費の2分の1以内、上限20万円が支給されます。

 

④ 空き家改修事業補助金(解体事業補助)

現に居住していない空き家で、利活用が見込めない場合に、空き家を解体し、解体後の土地を売却、利活用する際の費用を一部支援してくれる制度です。

補助金額は、事業費の2分の1以内、上限100万円までが支給されます。

上記の制度にはそれぞれ条件が細かく設定されているため、詳しくは自治体HPで確認しましょう。

 【参考】信州安曇野松川村の移住定住応援サイト|いつかはまつかわ (iju-matsukawa.jp)

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
松川村では自然に囲まれた暮らしと、利便性の良い暮らしが両立できます。子育て支援や移住支援など、村からの支援が充実しているのも魅力の一つです。ぜひ、松川村への移住を検討してみてはいかがでしょうか。長期休暇などを利用して「お試し移住」をしてみるのもおすすめです。

工房信州の家では長野県の自然や気候を生かした、信州らしいお家づくりをサポートさせていただきます。移住に関するご相談も承りますのでお気軽にご相談ください。

 


 

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