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2023年の山行を振り返る

公開日:2023/12/24(日) 更新日:2024/11/17(日) 横地の山ブログ

 

こんにちは!諏訪展示場の横地です。

今日を含めてあと8日で2023年も終わりますが、大掃除や年賀状の作成は終わりましたか?

諏訪展示場は本日24日が年内最終営業日となりますので、明日スタッフ全員で掃除する予定です。

「新語・流行語大賞」や「今年の漢字」、TV特番などで今年を振り返ることが多い時期ですが、「横地の山ブログ」もこの記事が年内最後のため、2023年の振り返りをしていきたいと思います。

 

~2023年の山行~

まずは年間を通しての山行データをまとめてみました。

山行回数:51回(12/24現在)

山行エリア:北アルプス6回、南アルプス2回、中央アルプス2回、八ヶ岳8回、県外19回

出会った動物:ツキノワグマ(2回)、オコジョ(1回)、カモシカ(1回)、雷鳥(4回)、アナグマ(1回)

↑剱岳で出逢ったオコジョ

 

今年は山に登った回数が51回とぶっちぎりで過去最多でした。

毎週登っている計算になります。

また、今年は全国各地で熊出没のニュースが多く報道されていましたが、私も登山中に2回ツキノワグマに遭遇しました。

今まで一度も見たことがなかったのに今年だけで2回遭遇しているので、やはり人間との距離が近づいているなと実感しました。

それでは、ここから各月の印象深かった山行を一つずつご紹介します。

普段は書かない県外の山もご紹介します。

 

~1月 白銀の上高地~

閉山中の上高地に初めて入った今年の1月。

夏は多くの観光客や登山客で賑わう上高地も、冬は静寂の世界

川の流れる音、木の枝から雪の塊が落ちる音、猿たちが楽しそうに叫ぶ声。

これが本来の自然なんだと圧倒されました。

 

~2月 秀麗富士を望む竜ヶ岳~

2月は3回登山をしましたが、なんと全部県外

その中でも印象深かったのが山梨県の竜ヶ岳

笹に覆われた竜ヶ岳の山頂からは眼前に富士山を望む絶景が広がります。

個人的には富士山は登るより見る派なので、この山はリピート確定です。

 

~3月 春の訪れを感じる角田山(長者原山)~

3月も県外遠征が多かった2023年ですが、その中でも新潟県の角田山雪割草カタクリが有名とのことで行ってみました。

日本海からスタートし、カタクリや雪割草が咲き乱れる尾根を登っていきます。

地元では人気のようでたくさんの方が登っていました。

下りは日本海を眺めながら気持ちの良い尾根歩き。

春の訪れに胸躍る山行でした。

 

~4月 お花見登山で光城山~

4月と言えば桜、桜と言えば光城山

ずっと満開のタイミングをうかがっていましたが、ベストタイミングで今年は行けました。

桜のトンネルをくぐりながら、たまに振り返って春色の北アルプスを眺める。

なんて素敵な山なんでしょう!

 

~5月 ミヤマキリシマが咲き乱れる猟師岳~

ANAのセールを利用して九州遠征を実行した5月。片道7000円で大分まで行けました!

5月の九州、九重連山と言えばミヤマキリシマ

ピンク色の花が山全体を覆いつくす光景は圧巻とのこと。

今年は虫害により稀にみる外れ年でしたが、初めて見るミヤマキリシマに大興奮でした。

また来年行きたいなぁ、、、

 

~6月 夏が来る来る!蝶ヶ岳~

ゴールデンウイークも過ぎ、高山帯の雪も解け始めるこの時期。

夏山シーズンに向けて体力づくりのためのトレーニングを本格的にスタート

今年初の北アルプスは蝶ヶ岳を選びました。

まだ雪が残る穂高連峰は圧巻の景色でした。

 

~7月 4年ぶりのテント泊を木曾駒ケ岳で~

8月の北アルプス縦走に向けてトレーニングで登った木曾駒ケ岳

4年ぶりにテントを担いで登りましたが、やはりテント泊となると荷物が重い、、、

多分10㎏ぐらいありましたが、おかげで翌日は筋肉痛。

晴れた千畳敷カールは日本とは思えない光景で興奮します。

 

~8月 夢の北アルプス大縦走~

当ブログでもご紹介しましたが、半年間練りに練った縦走計画をついに実施。

3日とも快晴で、憧れの鷲羽岳に登れたあの日の感動は今も鮮明に覚えています。

その2週間後には富山県の剱岳にも登り、本当に充実した夏でした。

 

~9月 噴火の爪痕残る御嶽山~

噴火により通行止めになっていた八丁ダルミが開通し、早速訪れた御嶽山。

登山道はすっかりきれいになっていましたが、山頂では石灯籠が崩れていたり、まだ当時の痕跡が残っていました。

ツキノワグマにも出会い、登山や命について考え直すきっかけになりました。

 

~10月 日本第二の高嶺 北岳~

北岳は日本第二位の標高を誇る南アルプスの最高峰。

本当はテントを担いで登りたかったのですが、天気の都合で日帰りピストン。

登山口から山頂まで標高差が約1700mもあり、日帰りはなかなかのチャレンジでした。

黄葉がいい感じで秋の南アルプスを堪能できました。

 

~11月 紅葉真っ盛りの京都一周トレイル~

最近自分の中でロングトレイルがブームになりつつある中、お客様から「京都一周トレイルは楽しいよ」と教えてもらい、京都へ。

京都一周トレイルは5つのコースから成る全長48.7㎞のロングトレイルコース。

今回は時間の都合で東山コースを少しだけ歩きました。

住宅街や神社の裏山など、普段観光する裏側を歩くのはとても楽しかったです。

長野県では紅葉はとっくに終わっていましたが、京都はちょうど良いタイミングでした。

 

~12月 雲海臨む蓼科山~

先日登った蓼科山が多分今年最後の八ヶ岳登山。

12月なのにほとんど雪がなく、今年の異常気象を実感しました。

山頂からの雲海や八ヶ岳ブルーと呼ばれる群青色の空は冬らしい光景でした。

 

~まとめ~

今年の登山の漢字はでした。

ずっと憧れていた景色に出逢い、見たことない新しい光景や動植物、人にもたくさん出逢いました。

本当に充実した一年間だったなとしみじみとしています。

しかし、まだ2023年は終わっていません!

今年最後の登山計画が残っています。

それを終えたら来年の行きたい山リストを作って、夏の登山計画を考え始めて、、、

なんだかもう山がないと生きていけない体になってしまいました。

また来年も皆さんに信州の魅力、山の魅力をお届けしていきたいと思います。

 

それでは、良いお年をお過ごしください!