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【基礎を解説】ワーケーションとは?導入事例やポイントを紹介

公開日:2021/08/13(金) 更新日:2023/02/24(金) 移住トレンド企業別荘(サードオフィス)

【基礎を解説】ワーケーションとは?導入事例やポイントを紹介

近年、テレワークの導入が進められ、働き方へ大きな影響を及ぼしています。

リモートで働くことができるなら、自分で働く場所を選びたいと考えている方も多いでしょう。
自分が心地よい場所へ行き、働くことと休暇を一緒に楽しめるワーケーションというスタイルも注目されています。

ここではワーケーションのメリットとデメリットについてみていき、導入について考えてみましょう。

 

INDEX

 

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ワーケーションとは?

ワーケーションとは、仕事のワークと、休暇のバケーションを合わせた言葉です。

休暇を取るように地方のリゾートを楽しみながら、仕事とも両立していくスタイルをワーケーションと呼びます。

単に場所を変えるだけではなく、休暇をはさんで計画していくことで、働き方改革にもつながります。
地域での仕事が発生する業種はもちろんですが、最近はインターネットが発達し、リモートワークが可能な業種が増えているために、いろいろな形のワーケーションが可能になっています。
社内の仕事だけではなく、外部の仕事やボランティアなどを経験する機会になる場合もあるのです。

自分の働き方、あるいは会社の在り方に合っている形であれば、その効果は大きなものとなっていくでしょう。

 

 

ワーケーションのスタイル

ワーケーションといっても、その形は様々です。
大きく分けると4つのスタイルに分類されます。それぞれどのような特徴があるのかを見ていきましょう。

 

地方で一定期間働く

まず挙げられるのが地方で一定期間働く形のワーケーションです。
職場がそのまま一時的に地方に移転する形としてイメージするとよいでしょう。
研修合宿などもそうですし、あるプロジェクトを集中して行うために専用の場所へ行くこともそれにあたります。

場所を変えることで気分転換になったり、そこにいる人たちの結束が強まったりする可能性もあるので、これまでもある程度取り入れられてきた形でもあります。
通信環境が良くなってきたことで、離れた場所でも連絡を取ったりデータのやり取りをしやすくなっているので、本社と離れた場所でも問題なく仕事ができるようになっているのです。

 

地方に移住して働く

一時的ではなく、ある程度の長期間にわたって地方に移住して働く形もあります。
完全に移住する形なので、その地域特性を生かした継続した仕事がある場合などに利用されることが多いです。

長い期間当該地域で活動することで、地域との関係も深まりますから、場所を移動した効果はより大きなものとなっていきます。
逆に言えばその地域の方との接触を増やしていく人間力が必要となりますし、その地域独自の風習などにもなじんでいく必要が出てくることもあります。
そこを楽しむことができれば、働く人の故郷が増えるような心強さを感じながら働いていくことができるでしょう。

 

地方にオフィスを移転

地方にオフィスを設ける形のワーケーションもあります。企業の一部を地方に分割するイメージです。
その地域にオフィスがあることで有利になる理由がある場合に利用されます。
通勤や運送に有利になる場合もありますし、賃金が安い地域で雇用し人件費を下げていくことを目的とする場合もあります。
あるいは、生活環境に恵まれた地方にオフィスを移すことで、そこで働くスタッフの意欲向上を狙うケースも。

どの様な目的で利用するのかを決め、それに合った地域を選んでいくことがポイントとなります。
社内でオフィスが分かれることで、どのようにコミュニケーションを取り合っていくのかも課題です。

 

長期休暇のなかで働く

最後に挙げるのが、長期休暇のなかで働く形のワーケーションです。

ある程度リモートワークがしやすい業種であれば、連絡さえ取れれば働く場所を問わないこともあります。
それを生かして、休暇を取りながら仕事と両立していくことができるのです。

働き方改革のポイントとして、有給休暇の取得が求められていても、一部だけを休ませるわけにはいかないこともあります。
その際に最低限の仕事は連絡が取れるようにしておけば、ある程度長期の休みを取って旅行をしていてもよいわけです。
そうした形で休暇取得につながる可能性があります。

また、まったく別の仕事を休暇中に取り組むことで、本業に生かせる経験となる場合もあります。
うまくいけば自分の生き方や今後の仕事のグレードアップにつながる可能性もあるでしょう。

 

 

ワーケーションと似ている「ブレジャー」とは?

ワーケーションと似ているものにブレジャーがあります。
ビジネスとレジャーを掛け合わせた造語で、出張等の機会を活用し、出張先での滞在を延ばす等して余暇を楽しむものです。

ワーケーションが働く場所やスケジュールを自分で決め、休暇を楽しみながら働くことに対し、ブレジャーはあくまで会社で決められた出張のスケジュールの延長で旅行を楽しむという違いがあります。

出張費用は企業が負担するため、ブレジャーを楽しむ従業員は交通費を節約することが出来ます。
また普段は長い休暇をとりにくい場合も出張を延長する形であれば週末と繋げて比較的ゆっくりと旅行を楽しめるという利点もあります。

企業にとっては従業員のモチベーションアップが期待でき、柔軟な働き方が出来るといったイメージアップに繋がります。
双方にとって良い効果が期待出来るため、今注目を集めています。

 

 

ワーケーションが広まった背景

昨今ワーケーションが注目を集める背景についてみていきましょう。

 

ワーケーションの発祥

ワーケーションの発祥はアメリカです。
2000年代、インターネットやノートパソコンが普及しオフィス外での仕事が出来るようになりました。

特にアメリカのリゾートホテルは企業の研修等に多く利用されてきたため、オフィスと遜色ない通信環境が整っていました。
そのためリゾートへ家族旅行に行き合間に仕事をしたり、研修に合わせて家族と宿泊するといったスタイルが自然と広まっていきました。

 

ワーケーションが日本でも注目されるようになった背景

以前から日本では従業員の長時間労働、有給取得率の低さ、子育てや介護との仕事の両立、多様な働き方、雇用形態ごとの待遇の差など、労働環境をめぐって多くの課題が挙げられてきました。
2017年頃、それらを問題視した一部の民間企業や自治体が柔軟な働き方のひとつとしてワーケーションを推奨し始めたのが日本のワーケーションの始まりとされています。

また上記の問題の是正を目的に、2018年には政府が働き方改革関連法案を制定、企業が従業員に年間5日間の有給休暇取得をさせること等を義務付けました。
こうして法令や制度面が整い始めたことにより、ワーケーションがより広がりを見せています。

 

コロナウイルスによるワーケーションの広がり

ワーケーションの広がりには先述の労働環境をめぐる問題と共に、昨今の新型コロナウイルスによるリモートワークの普及が大きなきっかけとなっています。
これまで出社が当たり前であった企業でも新型コロナウイルスの流行により、リモートワークを推奨し急速に会社外で仕事が出来る環境が整備されました。
今では多くの企業で出社せずに仕事をすることが当たり前となりました。

また通勤の必要がなくなった都心の会社員が、安く広い住処と豊かな自然やレジャー、子育て環境を求め地方へ移住する例も多くなりました。
地方自治体ではこうした移住者を迎え入れる取り組みやワーケーションの拠点の整備に力を入れています。

 

 

国内企業のワーケーションの導入状況

2022年3月に報告された国土交通省観光庁のアンケート調査によると、ワーケーションを導入している企業は5.3%と、前年から2%上昇しました。
またワーケーションの認知率も前年の48.5%から66%と増加し、広く認知されるようになってきました。

しかし実際に導入している企業はいまだ5%と少なく、日本でのワーケーションはまだ一般的とは言えない状況にあります。
ワーケーションを導入していない理由としては、業種として向いていないという理由が61%と最も高く、ワーケーションの導入には業種が絞られるということが分かります。
製造業や建設業など、実際に現場でものづくりをする企業はワーケーションとの親和性が低く、導入が難しいことが考えられます。

一方テレワークについての調査を見ると、テレワークをしている人々の22%が自宅以外で行っていることから、ワーケーションの潜在需要が存在しているとされています。
今後こうした人々に向けてワーケーションを推進していくと普及が期待出来ます。

 

 

ワーケーションをするメリット

企業側のメリット

まず企業側がワーケーションに取り組むメリットとしては、働き方改革を進めやすくなることが挙げられます。

有給休暇の取得を進める必要があることはわかっていても、なかなか実現できない場合もあるものです。

社員の一人が長期の旅行に行きたくても、長期にわたって仕事を止められてしまうと困ることもあるでしょう。
ワーケーションなら旅行などをしながら仕事と両立もしやすくなるので、休暇の取得率も上げやすくなります。
リゾート地で研修を兼ねながら空いた時間に休暇を楽しむこともできるでしょう。

場合によってはオフィスを増やし、業務を広げていくことも考えられます。
うまく使えば福利厚生だけではなく業績アップにもつながるでしょう。

 

従業員側のメリット

社員としては、場所を変えることでリフレッシュにつながることがメリットとして考えられます。

リゾート地のようなところなら普段と違う雰囲気で、開放的な気分でいられるでしょう。
もともとテレワークをしている方なら、自分の好きな場所で働けるようになれば自由度も広がります。
趣味に取り組んだり、許されるなら別の仕事をしてみたり、ボランティア活動などに取り組んでみたりと自分のやってみたいことに挑戦する機会も増えます。
都市部の混雑する通勤に巻き込まれない分、リラックスしながら働けるのもメリットです。

 

 

ワーケーションをするデメリット

企業側のデメリット

ワーケーションにはメリットばかりでなくデメリットも存在します。

企業側としては、社員の仕事の状態を把握できなくなりやすいことも問題として挙げられます。
複数の社員が同時にワーケーションに入った場合にうまく把握できるのか、またリモートワークに慣れていない場合にきちんと仕事ができるのか、リモートでは難しい仕事がある場合にどうするか、など課題はたくさんあります。
一部の社員だけに導入すると不公平感が生まれてしまいがちな点もデメリットといえます。

また、社員や会社がうまく地域に受け入れられれば良いですが、閉鎖的な地域の場合や社員が不適切なふるまいをした場合などに地域とのコミュニケーションがうまくいかず、イメージを落とす危険もあります。

 

従業員側のデメリット

社員としては、休暇として確保したい時間も、仕事がたくさんあるとついつい仕事に取られてしまい、実際には働き方改革につながらないこともあります。

また、長期間地方で働く場合、そこの場所になじむことができないと精神的に追い詰められることもあるでしょう。
リモートワークに慣れていないと、うまくコミュニケーションが取れずに仕事がうまくいかないこともあります。
自分で場所を選べる場合、特に行きたい所ややりたいことがないと選びにくく、楽しみにくいために成果が上がりにくいことも考えられるのです。

ワーケーションを始める前にはしっかり目的やリモートワークのやり方などを確かめておく必要があります。

 

 

ワーケーションの導入でよくある誤解

日本ではまだあまり馴染みのないワーケーション。なかなか広がらない背景にはワーケーションに対する誤解もあるようです。どんな誤解がされてしまうのでしょうか。代表的な例をご紹介します。

 

休暇に仕事を持ち込まなければならない

ワーケーションの語源がバケーションとある通り、ワーケーションはリゾート地や観光地で行うものが多いです。
そのためか、せっかくの休暇に仕事をしなければならないのではないか、と誤解されてしまうことがあるようです。

しかし実際にはワーケーションとは、休暇に仕事を持ち込むのではなく、仕事しつつも遊ぶことが出来る、仕事をしながらもリフレッシュ出来ることに目的があります。

もともと多くの人々にとって仕事は会社に出社して行うものであるため、週末の二日間だけではゆっくりと旅行を楽しむことが出来なかったり、長期連休をとると仕事に支障が出る、長期連休では観光地が混雑し宿泊料金が高いといった不便があります。
その点ワーケーションであればある程度まとまった期間を観光地で過ごすことが出来るため、出社に備えての移動をする必要がなく、仕事以外の時間はゆっくりと現地での滞在を楽しむことが出来ます。

またワーケーションは強制されて行うものではなく、希望があれば利用できる制度です。
自分がワーケーションに向かないと感じるのであればあえて行う必要はなく、必要な時に選択できる働き方のひとつです。

 

ワーケーションできない人は不公平感を感じる

ワーケーションは、社外で仕事をすることが出来るという前提の上に成り立ちます。
その性質上、ものづくりの現場で仕事をする人や接客業などどうしてもワーケーションをすることが難しい人々もいます。そういった人々がワーケーションする人々に対し不公平感を抱くのではないかと考える人もいます。

しかし、ワーケーションで得られるメリットは直接実施する人々だけに享受されるのではありません。
ワーケーションを利用できない職種の人々にとっても長期休暇での混雑が分散されたり、仕事のパフォーマンスが上がったり、優秀な人材の獲得に繋がるなどの恩恵が間接的に受けられます。

またワーケーションが出来ない従業員には、休暇を取りやすくする等、別の形で福利厚生を用意することが出来ます。
社内で不公平感が生まれることを恐れより良い制度を導入しないことはあまり生産的ではなく、ワーケーションを導入することで得られるメリットに目を向けることも大切です。

 

プライベートと両立できないのでは

観光地は誘惑が多く、仕事をしようとしても集中することが出来ないのではないか。生産性が下がってしまうのではないか。
逆に仕事が気になってしまってせっかくの休暇を存分に楽しむことが出来ないのではないかと心配する人もいるようです。

会社に出社すれば上司や同僚の目があり集中せざるを得ない環境になるため、このような心配もありません。

しかし、旅先での仕事は生産性が高まるということが研究で実証されています。
日常生活を送る場所から離れることで、人は創造性が高まるそうです。そのため、会社で仕事をする場合よりも仕事の成果が上がることが期待出来ます。また単純に非日常空間では気分が良く仕事が出来そうですよね。

また仕事とプライベートを完全に分けたいという人がいる一方、仕事をしながら遊ぶ、遊びながら仕事をすることでアイディアが生まれたり新しい視点で物事を見ることが出来るという人もいます。

ワーケーションには様々なスタイルがあるため、短期間で一度試してみるといいのではないでしょうか。

 

 

ワーケーションを導入した企業・自治体の成功事例

実際にワーケーションを導入した企業や自自治体の成功事例についてみていきましょう。

 

日本航空株式会社

日本航空株式会社(JAL)では、2015年から働き方改革に取り組んできました。
中でもデスクワークをする間接部門の有給取得率が低かったため、2017年から休暇利用中に仕事を行う休暇型のワーケーションを導入しました。

対象となる間接部門の社員は2000人ですが、制度導入初年度の利用者は11人と少なく普及に課題がありました。そこでワーケーショントライアルツアーを行うなど社内で周知を図った結果、その後3年間で延べ400人が利用するに至っています。

また個人で行うワーケーションに加え、合宿型ワーケーションを行うなど会社を挙げて新しい働き方を推進しています。

ワーケーションを実施した従業員からはモチベーションが上がった等の声があるようです。

 

ユニリーバ・ジャパン

ユニリーバ・ジャパンでは2016年に働く場所や時間を社員が自由に選べる新しい働き方「WAA(Work from Anywhere and Anytime)」を導入しました。

平日5時から22時の間であれば、勤務時間や休憩時間は自由。一日の労働時間は決めず、一か月の所定労働時間を設け、労働時間が足りない月は翌月に調整して所定労働時間を満たすという仕組みです。これまでの実施率はほぼ100%で、社員に浸透しています。

また2019年には8つの自治体と連携した「地域deWAA」という制度も導入しました。
提携自治体にある施設を「コWAAキングスペース」として社員が無料で利用できます。

働く場所や時間の選択肢を広げたことで、社員は会社に信頼されていると感じ、会社への愛着心や貢献意欲なども向上しているようです。

 

株式会社野村総合研究所

野村総合研究所のワーケーションは2017年から始まりました。
徳島県三好市にある古民家を改装したオフィスで、希望者を募り一か月の中期滞在型のキャンプを行います。
平日は通常の業務を行い、週末は休暇を取ります。参加者は普段の業務では知り合わない職種の社員同士でグループを組み、アフターファイブや休日を共に楽しみます。

また地域のお祭りに参加したり地域の人々との交流も積極的に行うことも特徴で、三好市の高校で出張授業を行ったり、三好市の課題解決を会社の人材育成研修に用いるなど業務型ワーケーションの代表的な例として挙げられます。

実際に三好キャンプを体験した社員からは、考え方が変わった、視野が広がった、地域での活動に感謝され嬉しかったなど、肯定的な意見が出て評判も良いようです。

 

サイボウズ株式会社

サイボウズは働き方改革の一環として働く時間帯の選択からスタートしました。

転機は2011年の東日本大震災でした。
全社員がリモートワークを余儀なくされましたが、業務はうまく回り、時間帯の選択に加えて働く場所もフレキシブルにしました。
震災での経験から、リモートワークは有事の際のバックアップとしても有効として選択肢を増やしています。

サイボウズではワーケーションという働き方を特別推進しているわけではありませんが、社員が自由な時間に自由な場所で仕事が出来るようになり、自然と観光地や帰省先で仕事をする社員が増えています。

また働き方をフレキシブルにすることで、採用の幅が広がったといいます。特に中途採用が増強され、多様なバックグラウンドを持つ人を採用できるようになりました。

 

ワーケーション自治体協議会/長野県

ワーケーション自治体協議会とは和歌山県と長野県が全国の自治体に呼び掛け、ワーケーションの普及を促進する目的として、2019年に設立された団体です。2022年7月時点で1道23県183市町村が加盟しています。

地域の資源や施設を活用して新たな観光需要を生み出そうと、全国に先駆けてワーケーションを推進してきた長野県。
信州リゾートテレワークという名でワーケーションを積極的に誘致しています。
公式サイトを開設し、企業や個人に向けてテレワークが出来るコワーキングスペースや宿泊施設を紹介しています。
また宿泊施設に向けてのワーケーション導入セミナーなども行っており、県を挙げて地域の活性化に繋げようとしています。

さらに信州リゾートテレワークを実践する企業に対し、実践支援金として宿泊費の一部を補助しています。

 

 

ワーケーションを導入・促進していくためのポイント

セキュリティ体制の構築

ワーケーションではセキュリティ対策が欠かせません。
Wi-Fiが完備されているコワーキングスペースや宿泊施設も多くありますが、ウイルス混入や情報漏洩のリスクがあるためモバイルルーターなどの安全な回線を用意する必要があります。

また、画面の覗き見や電話の盗み聞きなどを防ぐためには個室など、場面によって適切な場所を選んで仕事を行う必要があります。
そうしたセキュリティ対策について社員に周知し、徹底することが大切です。

 

ペーパーレス化を進める

ワーケーションを導入するためには業務をデジタル化していく必要があります。
紙ベースでの業務がある場合、書類の管理や確認、捺印等のために出社する必要が出てきます。
また企業では様々な申請業務があります。それらを電子化することで、場所にとらわれずオフィス外での仕事が出来るようになります。
まずはペーパーレス化・デジタル化を進めていきましょう。

 

段階的に進めていく

新しい働き方を始めるには、先述のセキュリティ対策を始めとして、就労規則の変更や勤怠管理など社内システムが大きく変更する必要があります。

日常の業務に支障をきたすことなく導入するためにも、始めはフレックスタイムやテレワークの導入から進めていくと良いでしょう。
さらに小規模なサテライトオフィスを設けたり、web上での会議を日常的に行っていると企業と従業員双方がスムーズにワーケーションを行うことが出来ます。
また、対象となる職種も広げすぎず、実験的に行っていくと課題が明らかになり、後にスムーズに促進していくことが出来ます。

 

 

ワーケーションをうまく取り入れよう

ワーケーションはうまく取り入れることができれば、社員個人だけではなく企業にも大きなメリットをもたらしてくれます。

テレワークが求められている今だからこそ、リモートワークの技術をうまく利用して、ワーケーションへつなげていきましょう。
そこでの経験やリフレッシュが次の仕事により大きな力を与えてくれることが期待できます。

ワーケーションにおすすめのエリアとしては、首都圏からのアクセスと自然環境の良さを兼ね備えた長野県が人気があります。
例えば軽井沢なら、東京駅から新幹線で一時間ほどで到着でき、大自然を満喫するアクティビティが豊富にあり充実のワーケーションが実現できることでしょう。

長野県のオフィスにご興味のある方は、サードオフィス のページもご覧ください。

 

 

法人で建てるThird office《サードオフィス》という選択!!

長野県の豊かな自然のなか、ペットのお散歩を楽しんだり、広い庭でお子様と遊んだり、家庭菜園に挑戦したり…
大自然の生態系の一部として全身で感じられる長野県の環境には、都会では体験できない非日常の暮らしがあります。
さらには、リゾートホテルや宿泊施設ではなく、戸建て別荘という『家』だからこその距離感が、家族や仲間との深いつながりを育む。

そのような、強いつながりを生むような別荘を、個人だけでなく企業の皆様にもご提供するのが『サードオフィス』です。

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豊かな森の中で過ごす

 

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大切な家族・社員や仲間とともに

 法人別荘という選択は、社員エンゲージメントや節税・資産運用管理だけでなく、経営者様のリフレッシュと関係性の構築をとおして、企業の発展につなげるこれからの時代の新しい戦略基地になるでしょう。
個人ではなく法人で建てる可能性もご検討されてみてはいかがでしょうか!

サードオフィスについて詳しくは【Thirdoffice公式ホームページ】をご覧下さい。

            サードオフィス 

 





 

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