こんにちは!諏訪展示場の横地です。
10年に1度と言われるほど強力な寒波が日本列島を襲い、各地で雪害の影響が出ています。
長野県内でも雪が降り、風が吹き、路面が凍結し、日常生活に影響を及ぼしました。
寒波の前は例年より雪が少ないといわれていた八ヶ岳も、この寒波の影響で大雪が降りいつもの雪山になったと聞きました。
今回はそんな寒波が来る前、年末登山の様子を番外編としてご紹介していきたいと思います。
~今回の登山旅の目的地は九州地方!~
今回「番外編」と記載したのは、ご紹介する山が信州の山ではないからです。
今回の目的地は「九州地方」!
雪があまりない山を快適に歩きたい!そんな考えから九州へ向かいました。
今回はその登山旅のスケジュールから登った山までご紹介していきます。
~登山旅のスケジュール~
今回の旅のスケジュールはこんな感じです。
1日目:自宅⇒大阪フェリーターミナル
2日目:志布志港⇒高千穂峰(鹿児島県・宮崎県)⇒熊本県へ移動
3日目:烏帽子岳(熊本県)⇒佐賀県へ移動
4日目:佐賀県⇒宝満山(福岡県)⇒新門司フェリーターミナル
5日目:大阪フェリーターミナル⇒自宅
九州を縦断しながら山に登る計画だったので、車での移動が必須。
せっかくなら自分の車で行きたい。ということで九州までの交通手段はフェリーを選択しました。
初日は大阪までの移動のみで、2日目から登山旅がスタート。
4日目は船の時間も決まっていたので手軽に登れる福岡県の宝満山に日の出前から登りました。
~旅の様子~
初日は移動のみなので割愛し、2日目からの様子を書いていきます。
2日目(九州滞在1日目)
今回の1座目は宮崎県と鹿児島県の境にある霧島連山の第二峰「高千穂峰」へ。
私の中で九州の山=活火山というイメージが強く、それを代表する霧島連山でも2018年に新燃岳と硫黄山で噴火が発生し、現在でも周辺への立ち入りが規制されています。
今回登った高千穂峰も噴火口の跡がくっきりと残る山で、本州ではあまり見られない自然の驚異を感じる景色が広がっていました。
この日は風がほとんどなく快晴で、頂上からは桜島や日本百名山の開聞岳などが見えました。
実は高千穂峰は坂本龍馬が新婚旅行で登ったり、山頂に正体不明の逆鉾が刺さっていたり、興味深い歴史を持っています。
登山口にあるビジターセンターではそんな高千穂峰の歴史、自然を学ぶことができます。
3日目(九州滞在2日目)
高千穂峰に登ったその日のうちに熊本県へ移動し、翌日は阿蘇五岳のひとつ「烏帽子岳」へ。
烏帽子岳の登山口は観光地としても有名な草千里ヶ浜。
夏は緑の草原が広がり、牛や馬が放牧されている日本らしからぬ景色が見られるようです。
烏帽子岳に登ったこの日は風が強く、火山ガスの匂いも強かったので、サクッと登って2時間くらいで降りてきました。
雪も多く残っていたので、下りはチェーンスパイクを装着。
お昼前には熊本市へ戻ってこられたので、少し散策をして佐賀県へ向かいました。
4日目(九州滞在3日目)
九州最終日のこの日は夕方にはフェリーに乗船しなければならないので、行動開始は日の出前でした。
最後の登山は福岡県太宰府市にある「宝満山」。
地元の方に人気なようでたくさんの方とすれ違いました。
竈門神社の御神体でもある宝満山は石段や建物跡など信仰の歴史を感じられる面白い山でした。
山頂からは福岡の街並みや玄界灘も見えていました。
~年末登山旅を振り返って~
普段は信州をメインに、遠くても近畿地方、東北地方の山しか登らないため、九州の山の景色はどこも新鮮でとても面白かったです。
知らない山、見たことない景色を求めて遠くまで足を運んだ今回の登山旅はとても楽しく、また来年もどこかへ行きたいなと今から検討中です。
日本にはまだまだ知らない景色がたくさんあることを実感した登山旅でした。
そんな景色、感動、魅力を皆さんにもお届けできるよう「横地の山ブログ」は2023年も元気に更新していきます!