こんにちは!諏訪展示場の横地です。
9月に入り、少し肌寒く感じる日も増えてきました。
台風11号の影響か雨の多い今日この頃。
東北地方では秋刀魚の初卸のニュースが報じられ、いよいよ秋が近づいてきたなと感じます。
さて、前回の山ブログにて、後立山連峰の縦走登山の様子を「前編」として書きました。
今回はその続き。2日目以降の山行記録を書いていきます。
~登山の様子~
【2日目】
▲キレット小屋を4時半に出発。雲海と日の出がとても幻想的
▲目指す五竜岳は雲の中
▲五竜岳に到着。一瞬の晴れ間の中になんとブロッケン現象が!こんなにはっきり見えたのは初めてです。
※ブロッケン現象:限られた気象条件下で見られる、人の影の周りに虹のような光の輪が現れる大気光学現象
▲唐松岳山荘手前で、今度は雷鳥に遭遇!今日は運が良い!
▲ここからはいよいよ2つ目にキレット、不帰ノ瞼です。
▲ここがピーク。よく見ると人がいます。
▲ピークを越えたら、しばらくは稜線歩き。今日2組目の雷鳥の家族に出会いました。
▲この日一番の急登「天狗の大下り」を登り終えたら、天狗山荘に到着!
▲夕方に晴れて、立山方面が見えました。尖った山が剱岳。
【3日目】
▲この日も日の出と同時に出発。山肌が焼けて綺麗です。
▲目指す白馬岳は花の百名山。たくさんの高山植物が咲いています。
▲白馬岳から先の稜線が見えました。白い砂がとても綺麗です。
▲こちらは新潟県最高峰の「小蓮華山」
▲今まで歩いてきた山々が見えました!
▲白馬大池はたくさんの人で賑わっていました。
▲8月でもまだ雪渓があります
▲いよいよゴール目前!ここからは雲の中に入ります。
~今回の縦走登山を振り返って~
そもそも2泊3日の縦走が3年ぶり。
体力に不安はありませんでしたが、やはり2つのキレットを超えるとなるととてもきつかったです。
特に2日目は鎖や梯子のポイントが多く、精神的にも疲労がたまり、心が折れそうになりました。
ただ、ブロッケン現象や雷鳥との出会い、山小屋のご飯や夕景、雲海、そしてゴールした時の達成感などなど。
今回の縦走登山でしか味わえなかったであろう山の魅力をたっぷりと感じられました。
今年はもう夏山シーズンは終わり、これからは紅葉の季節に移り変わります。
今年の夏は最高の山の思い出ができたと思っています。
今回の記事が八峰キレットや不帰ノ瞼の登山の参考にしていただければ幸いです。
体力に自信のある方はぜひチャレンジしてみてください!