こんにちは!諏訪展示場の横地です。
春がやってきました!
暖かい日が増えて、気分も上がりますね。
私は花粉症ではないので毎日が心地よく感じますが、やはり花粉症持ちの方には辛い時期でしょうか。
さて、この時期になると山の中でも春の訪れを感じることが多くなります。
その代表的なものが高山植物の開花です。
今回は今の時期から初夏にかけて見られる植物たちをご紹介していきたいと思います。
~春は低山がおすすめ~
暖かい日が増えたといっても、標高の高い山はまだまだ雪が残り、花を咲かる植物は少ないです。
しかし、標高の低い里山などでは様々な植物が花を咲かせています。
虫も少なく、気温もちょうどよいので、今の時期登るなら低山がおすすめなのです。
では、実際にどのような植物が観察できるのか、見ていきましょう。
~春から初夏に見られる植物~
①桜
まずは春といえば、桜ですね。
山の中で桜というとあまりイメージがないかもしれませんが、地元の方々によって植樹された山は少なくありません。
しかも長野県ではまだ桜はあまり咲いておらず、来週あたりから見ごろになるのでは、と予想されています。
桜が見られるおすすめの山は、以前山ブログでもご紹介した安曇野市の「光城山」です。
大正天皇の即位を祝して、登山道沿いに約1500本もの桜が植えられています。
②水芭蕉
水芭蕉は仏炎苞という、白い花びらのように見える部分が印象的な植物です。
全国的には尾瀬ヶ原の群生地が有名ですが、長野県内にも水芭蕉の群生地がたくさんあります。
その中でもおすすめな山が「黒姫山」です。
こちらも去年ブログ内でご紹介しましたが、長野県北信地域の北信五岳の一つです。
登山口から入って少し登ったところに湿原があり、5月になるとたくさんの水芭蕉が咲き誇ります。
③ツツジ
ツツジは例年6月中旬頃から咲き始め、7月頃まで楽しめます。
長野県東御市にある「湯の丸山」はレンゲツツジの名所です。
毎年6月下旬からツツジ祭りが開催され、多くの観光客でにぎわいます。
ハイキング感覚で楽しめる山ですので、初心者の方にもおすすめです。
~四季折々の楽しみ方を見つけよう!~
今回ご紹介した植物以外にもこれからの時期、花を咲かせる植物がたくさんあります。
また植物以外にも春らしい山の楽しみ方があります。
例えば以前ご紹介した「雪形」。
春の訪れを教えてくれる風物詩ですが、今年もすでに北アルプスでは見え始めているようです。
春から夏にかけて山の中では色々な楽しみ方ができますので、ぜひ長野県に遊びに来てください。