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南八ヶ岳の景色が迫る「権現岳」

公開日:2023/05/18(木) 更新日:2023/05/18(木) 八ヶ岳・蓼科・原村・富士見・小淵沢横地の山ブログ

 

こんにちは!諏訪展示場スタッフの横地です。

ご存じの方も多いかと思いますが、4月29日より諏訪展示場は諏訪市沖田町から同市四賀赤沼に移転オープンしました!

ゴールデンウイーク中はたくさんの方にご来場いただき、新しい諏訪展示場を楽しんでいただきました。

今回の展示場は単世帯4人家族の暮らしを想定した間取りで、大きな土間サロンや北庭、広々としたLDKなど見どころがたくさんあります。

ちなみに私のお気に入りポイントは北西にあるスタッフルームです。ご来場いただいても皆様にはお見せできませんが、北の窓からは北アルプスが眺められ、信州らしい風景が切り取られた窓になっています。

弊社HPに詳細が載っていますので、ぜひご覧ください。

https://www.kobo-shinshu.com/co_navi/JtB20140918134538-484.html

 

さて、ゴールデンウイークも明け、市街地では気温30度を超えたり、反対に山では雪が降ったりと気候的に何かと忙しい時期となりました。

今回は、まだ少し雪の残る八ヶ岳から「権現岳」をご紹介いたします。

 

~権現岳ってどんな山?~

権現岳は八ヶ岳連峰の南側に位置する標高2715mの山です。(写真左側の尖った山が権現岳)

私にとっては八ヶ岳連峰の主要な山の中でいまだ未踏でした。

山頂には大きな岩がそびえており、岩稜帯の続く険しい南八ヶ岳を代表する山でもあります。

また、山頂付近には東ギボシ西ギボシと呼ばれるピークがあり、これらは茅野市街からもはっきりと見ることができます。

山頂を含む稜線からは南八ヶ岳の荒々しい山容や、南アルプス富士山なども望むことができます。

 

~権現岳の魅力~

今回初めて権現岳に登ってみて感じた魅力を3点ご紹介していきます。

①何と言ってもこの景色!

山頂からの景色は圧巻の一言。

赤岳や阿弥陀岳、横岳など荒々しい南八ヶ岳が間近に迫り、とても迫力ある景色が広がっていました。

特に権現岳から赤岳に続く稜線は「キレット」と呼ばれ、八ヶ岳連峰の中でも一般ルートとしては最難関のひとつに数えられています。

私もいつかチャレンジしてみたいです。

②日帰りで岩稜帯歩きが楽しめる

権現岳へのルートはいくつかありますが、いずれのルートでもがあり、本格的な岩稜帯歩きができます。

特に編笠山や三ツ頭を経由するコースは日帰りでも行けるので、手軽にスリルを楽しみたい方にはおすすめです。

③選べる登山コース

②でご紹介したように権現岳へは日帰り可能コースと赤岳への縦走コースがあります。

ご自身の登山計画によりコースが選べるので、縦走もしやすい権現岳。

今回私は、山梨県北杜市の観音平から編笠山を経由し、帰りに三ツ頭を通って観音平に戻る周回コースを選択しました。

距離は約11キロ、コースタイムは約8時間ですので、十分日帰り可能です。

 

~アクセス方法~

主要登山口となる観音平へは、北杜市とTHE NORTH FACEが共同運営するマウンテンタクシーがおすすめです。

観音平へはバスが通っておらず、基本的にはマイカーでのアクセスになりますが、このマウンテンタクシーは車を持っていない方でも低額でアクセスすることができます。

ちなみにマウンテンタクシーは期間限定で運行しており、2023年は6月15日~11月15日の間のみ運行します。

事前予約制で、小淵沢駅を9時出発ですので、特急あずさからの乗り換えもしやすくなっています。

東京方面から来る方にはおすすめです。

詳細はこちらのリンクからご覧ください。

https://www.mountaintaxi.jp/

 

~まだまだあった!八ヶ岳の魅力~

登山を本格的に始めて6年ほど。

八ヶ岳にはもう20回以上登っていて、今回の権現岳を含めればほとんどの山を登りました。

しかし登るたびに新しい発見があり、まったく飽きることがありません。

今回は未踏峰から新しい景色を望み、権現岳の魅力を新発見しました。

何度登っても新しい気づき、発見があるというのは本当に凄いことだなと感じます。

それは八ヶ岳連峰に限らず全ての山に共通することだとも思います。

私が山に惹きつけられる理由のひとつでしょうか。

皆さんも信州の新しい魅力を見つけに山に登りませんか?

信州でお待ちしております!