移住で人気の東御市の特徴や魅力、メリット・デメリットを紹介

公開日：2021/03/20(土) 更新日：2023/02/16(木) 上田・佐久・東御

「移住したい県ランキング」で常に上位にランクインする長野県。
そんな長野県ですが、県東部の町、東御市をご存じでしょうか？

東京から約1時間半でアクセスできるといった利便性や、名産のワインやクルミ、美しい眺望などが人気で、近年移住する方が増えています。

今回は、そんな東御市の魅力や特徴について、徹底解説していきます！

Index

・まとめ

長野県東御市ってどんなところ？

東御市は、人口約30,000人、面積の半分以上が山林といった、自然豊かな町です。
名産品はクルミとワイン。
日照率の高い東御はぶどう栽培に適しているため、広大なブドウ畑が広がっています。
そのため、営農のために東御に移住する方も増えています。

場所は、上田市と佐久市の間にあり、上田駅を通っている新幹線を利用すれば、約1時間半で東京にアクセスできる環境です。
田舎ながらも手軽に都心にアクセスできる環境は魅力です！

東御市の移住のメリット

晴れの日が多く、山を見渡せる抜群の景観！

東御市風景

東御は坂の多い高低差のある町。
坂の上から見渡せる開けた眺望が美しく、浅間サンライン線沿いからは八ヶ岳から北アルプスまでが望めます。
また、日照率の高い東御は晴れの日が多く、1年中気持ちの良い環境で暮らすことができます。

そして寒冷地の長野県にしては珍しく、冬は降雪量が少ない地域になります。
加えて降雨量も少ないため湿度も低く、からっと晴れた日が多いため夏も気持ちよく過ごせます！

ワインの町東御市

ブドウ畑

日照率の高い東御市では、その気候を生かしたワイン造りが盛んです。
市内には広大なブドウ畑が広がっており、その景色はあのワインの本場、フランスのようだと言われています！
近年はワイナリーやブドウ農家を営むために、東御への移住をする方も増えています。

東御市内には12か所ものワイナリーもあります。
ワイナリー巡りはどうしても飲まない運転手を確保する必要がありますが、無料のバスが通っているため、ワイナリー巡りを手軽に楽しめます！

ビール飲み比べ

おまけですが、ワインだけではなくビールの醸造所もあるため、市内では飲み比べを楽しめるスポットもあります！

東京まで1時間半で行ける利便性の良さ

新幹線

東御に隣接する上田市へ出て、北陸新幹線を利用すればすぐに都心に出られる環境も魅力です。
東御市内から所要時間約1時間半で都心に出られます。
上田に出るまでの接続を考えなければならない必要もありますが、リモートワークが主流でたまの東京出勤がある方にもおすすめの立地です。

東御市の移住のデメリット

公共交通機関の少なさ

東御市内を移動する際車は必須です。
東御は坂の多い街で、バスや電車の本数も少ないため、買い物や通勤通学の際は車がないと不便です。

また都心まで1時間半でアクセスできる環境は魅力ですが、一度上田市や佐久市まで出なければならないため、直通で都心に行けるわけではありません。

東御市への移住を検討される方は、必ず車の所有について検討する必要があります。

商業施設が少ない

スーパーやドラッグストア、コンビニなど、必要最低限の生活必需品を仕入れられる施設はありますが、数は少ないです。
また、それ以外の商品を扱うお店や飲食店などは数少ないため、こういった大型商業施設に行く際は上田市や佐久市へ出る必要があります。
そのため、利便性や休日のショッピングを楽しみたい方にはあまりおすすめできません。

その反面、チェーン店でない個人経営のお店が数多くあるため、お店を開拓する楽しみはあるかもしれません！

東御市で移住におすすめのエリア

一口に東御への移住といっても、場所によって環境は異なります。
そのためアクセスのしやすさや本気で田舎暮らしを楽しみたい方などによって、おすすめのエリアは変わってきます。
具体的にみていきましょう。

北御牧・八重原エリア

市街地から離れて、本気の田舎暮らしを楽しみたい！という方には、このエリアをおすすめ。
東御市の中心部からは離れますが、住宅街も少なくゆとりある田舎暮らしを満喫できます。
また芸術むら公園という大きな公園も備えていたり、浅間山を綺麗に見渡せる環境も魅力です。
しかし、土地があまり出ないエリアなので注意が必要です...。