こんにちは!諏訪展示場の横地です。
突然ですが、皆さんは山小屋に泊まったことはありますか?
長野県出身の方は小中学生の時に遠足登山で宿泊した経験があるかと思います。
私自身今までいろいろな山小屋に泊まってきました。
そしてそのどれにも個性があり、今までの「山小屋は汚い」という常識を覆すものでした。
そこで今回は私がおすすめする八ヶ岳の山小屋をいくつかのテーマに分けてご紹介します。
~定番偏~
まず最初は、「これぞ山小屋」というような落ち着いた雰囲気のある山小屋をご紹介します。
①そらびそ小屋
こちらの小屋は小海町側にある登山口から2時間ほど登ったところにあります。
天狗岳への拠点として利用されることが多く、私がはじめて止まった山小屋でもあります。
個々の山小屋の一番の特徴は、落ち着いた雰囲気です。
皆さんがイメージされるような山小屋の落ち着いた雰囲気があります。
建物は池のほとりにあり、外観からしても山小屋のイメージ通りです。
また、建物のすぐ横にある期にはリスがよく食事をしに来るため、食堂の窓から観察することもできます。
②黒百合ヒュッテ
こちらの山小屋は八ヶ岳のほぼ中央にあり、通年営業のため年間を通して宿泊できます。
中に入ると、まず目に入ってくるのが薪ストーブです。
薪ストーブは体の芯から温めてくれるので、冬は特に重宝されます。
~食事偏~
続いては食事に特徴がある山小屋をご紹介します。
山小屋と言えばカレーと思いがちですが、最近では山小屋ごとに工夫をしていて、登山で疲れた体にうれしいメニューがそろっているところが多いです。
赤岳鉱泉
こちらの名物はステーキです!
こんなに豪華なものが山で食べられるのは、本当に贅沢です。
ただし、毎日出されるものではないので、出たらラッキーです。
そして、赤岳鉱泉のもう一つの特徴は冬季限定でアイスクライミングができることです。
毎年大会が開催されたり、ガイドさんに教えてもらえるイベントがあったりと山に登るだけが楽しみじゃないんです!
夏にはお風呂にはいれるので、一年を通して楽しめる山小屋です。
~お風呂・お手洗い偏~
硫黄岳山荘
硫黄岳山荘は、硫黄岳の山頂直下にあり、水洗トイレとシャワーが完備されています。
標高2600mに水洗トイレがあることは以前では考えられないことでしたが、こちらでは合併浄化槽を使用しているため、水洗トイレを実現させることが出来ました。
山の上で水洗トイレを使うのは非常に貴重な体験ですね。
シャワーも水が豊富な八ヶ岳だからこそできたことで、他の山小屋ではなかなか見かけないものです。
~番外編~
山びこ荘
しらびそ小屋のご紹介のところで、リスを間近に観察できると言いましたが、こちらの山小屋ではモモンガとヤマネを見ることができます。
しかもこの山小屋が彼らの住処になっているので、小屋の中に入ってくるんです。
日本でもモモンガとヤマネを観察できる小屋はここだけかもしれません。
~まとめ~
以上八ヶ岳のいろいろな山小屋をご紹介しましたが、泊まってみたいと思うような山小屋はありましたか?
ウィズ・コロナのこの時代に山小屋のあり方は変わってきています。
それでも登山者にとって癒しの場であり続けることに変わりはないと思います。
皆さんも癒されに来てみてはいかがでしょうか。