こんにちは!諏訪展示場の横地です。
2024年も早くも1か月が経ちました。
横地は今年「縦走」を山のテーマに掲げ、すでに2回縦走をしました。
そして、このテーマとは別に今シーズンから本格的に始めたのが雪山です。
本格的に、と言ってもまずは道具を買って、登りやすい山で練習している段階ですが、、、
いずれは厳冬期の北アルプス(槍ヶ岳とか)に挑戦することを目標にレベルアップを目指しています。
そんなレベルの私でも登れるちょうど良い山を見つけたので、今回はそちらをご紹介します。
~西穂丸山ってどんな山?~
今回ご紹介するのは北アルプスの西穂丸山
「冬に北アルプスっていきなりレベル高すぎない?」と思ったそこのあなた!
全然そんなことないんです!
そもそも西穂丸山は松本市と岐阜県高山市の境にある標高2,452mの北アルプスの山。
以前当ブログでご紹介した西穂高岳の隣にある山ですが、夏の時期(無雪期)では存在感が薄くスルーされがちの山なんです。
ではなぜ雪山入門の山としては人気なのかご説明します!
~西穂丸山が人気の訳~
①山頂までのアクセスがしやすい
この西穂丸山にはロープウェイが通っており、登山口から山頂までは約1時間半。
雪山に慣れていない登山者にとっては長すぎず、短すぎずちょうど良い!
冬山は夏山と違い登山靴が重いうえに、アイゼンを装着しているためとても歩きづらく体力の消耗が激しくなります。
そのため1~2時間ほどが初心者にはちょうど良いコースタイムとされています。
八ヶ岳の北横岳や南アルプスの入笠山なども同じ理由で大人気です。
②通年営業の山小屋がある
雪山を登る際、緊急時に助けを求められる場所があることは安心この上ないことです。
しかし北アルプスや南アルプスなど高標高地域では冬季には小屋閉めをしてしまうところがほとんど。
ですがこの西穂丸山には西穂山荘という通年営業の山小屋があります。
途中の休憩がてら寄るのも良し。宿泊して北アルプスの冬を満喫するも良し。
ちなみに西穂山荘の味噌ラーメンはとても人気でメディアで取り上げられたことがあるほどです。
③白銀の北アルプスの景色
通常、冬季の北アルプスは厳しい気候で、熟練者でなければ踏み入れることは難しいです。
私も今までは安曇野市や松本市から真っ白な北アルプスを見上げ、早く夏が来ないかなぁと待ち焦がれていました。
しかし西穂丸山の山頂からは、麓からは見えない北アルプスの雄大な稜線を望めます。
夢にまで見た冬季北アルプスの山々は、恐ろしくも美しい景色です。
~西穂丸山へのアクセス~
先述したように西穂丸山にはロープウェイが通っているため、観光客も多い山域です。
そのため公共交通機関でのアクセスもしやすいことが特徴です。
新宿からはロープウェイ駅のある新穂高温泉まで直通バスがあり、他にも松本市や岐阜県高山市からの路線バスも通っています。
マイカーでも基本的に冬季でも通行は可能で、ロープウェイ駅から5分ほど下ったところには無料の駐車場があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
~西穂丸山は本当におすすめ~
今回は雪山登山という視点でご紹介しましたが、景色を見るだけでも十分楽しめるのが西穂丸山の魅力の一つだと思います。
ロープウェイの山頂駅は標高2,000mを越えており、北アルプスの景色や樹氷などを楽しめます。
また麓には温泉施設もあるため、冷えた体を温めるのもおすすめ!
公式HPには5つの楽しみ方が紹介されています。
皆さんもぜひ西穂丸山へ遊びに来てください!