こんにちは!諏訪展示場の横地です。
突然ですが、皆さんは「アルプス一万尺」という歌をご存じですか?
子供の時にうたったことがある方も多いのではないでしょうか。
この歌の歌詞で「小槍の上でアルペン踊りを…」という部分があります。
今回ご紹介する山はまさにこの「小槍」がある山なんです!
その名も「槍ヶ岳」! 多くの登山者があこがれる山です。
~槍ヶ岳ってどんな山?~
「槍ヶ岳」は標高3180mで、長野松本市・大町市と岐阜県高山市の境にある北アルプスの山です。
この山の標高は日本で5番目に高く、頂上直下の100mはほぼ垂直のはしごがあったり、長い鎖があるなど難易度は高いです。
しかし、「登山者があこがれる山No.1」とまで言われるほどの人気があり、毎年多くの登山者でにぎわいます。
では、なぜ「槍ヶ岳」はここまで人気があるのでしょうか?
~槍ヶ岳の魅力~
①美しい山容
槍ヶ岳はその名の通り、槍のような形をしており、遠く離れた茅野市からでもハッキリとわかるんです!
ちなみに最初に触れたアルプス一万尺の「小槍」とは、頂上のすぐ下にある飛び出た岩のことで、ここに登るにはロッククライミングの知識と経験が必要で、ここでアルペン踊りを踊るのはとても困難なことです。
②険しいルート
槍ヶ岳へ登頂するルートはいくつかありますが、どのルートも難易度高めです。
最もメジャーなルートは上高地から入るものですが、こちらはコースタイムが10時間以上とかなりハードです。
初心者の方が登る際は、経験者の方と一緒に行くことをお勧めします。
他にも槍ヶ岳の南にある稜線は「大キレット」と呼ばれ、日本最難関の登山道の一つに数えられるほど難易度の高いルートとなっています。
③山頂からの景色
槍ヶ岳の山頂からは北アルプスの山々を望むことができます。
険しいルートを登ってきたからこそ、そこから見る景色は感動的です。
頂上はあまり広くなく、時期によっては頂上に入りきらず、渋滞が起きることもあります。
~槍ヶ岳に登頂するために~
初心者の方が槍ヶ岳にいきなり登るのはかなりハードで危険です。
高山に体を慣らし、標高差1500mを登りきる体力が必要になります。
そのためには、低山などでトレーニングを積み重ね準備していくことが最適かと思います。
準備には時間がかかるかもしれませんが、それでも目標にするには最適の山ですので、ぜひチャレンジしてみてください。