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【2023年】人気の地方移住先ランキング!おすすめの理由や居住環境をご紹介

公開日:2022/01/05(水) 更新日:2024/01/27(土) 移住トレンド

【2023年】人気の地方移住先ランキング!おすすめの理由や居住環境をご紹介

今までは「移住」というと仕事が一段落し、セカンドライフを楽しむために移り住む、といったイメージが強かったですよね。

しかし多様な働き方が選択できるようになってきた今、現役世代の地方移住の関心も高まっています。仕事に場所を縛られず、理想の場所に住まいを構えて、自分らしい生き方をする方が増えています。

ここではいま大注目の「移住」について、人気の都道府県をまとめてみました。参考にしてくださいね。

 

目次

 

 

近年増加傾向の移住の魅力とは?

引退後のシニア世代から子育て中の現役世代まで、移住をする人が増えています。移住にはどんなメリットがあるのでしょうか。ここでは大きく3点解説していきます。

 

ストレスフリーな環境でのびのび暮らせる

長野県庁前の道路

都市部では満員電車での通勤通学が当たり前ですが、ストレスの大きな一因でしょう。
どこに行っても人が多く、週末も渋滞が避けられません。
その一方で、地方ではマイカー通勤が一般的で自分のペースで生活することができます。天候に関わらず自由に移動できるため、そういった点でも暮らしやすいでしょう。

また住環境で見ても、都市部での家賃と同じだけの家賃を払えば倍以上広い物件に住むことも可能です。
庭付きの一軒家で、音や視線を気にすることなくのびのびと暮らすことができます。子どもを必要以上に叱らなくてよいため、大人も子どももリラックスして過ごすことができるのではないでしょうか。

また地方は空気が澄んでいることが多く、美しい景色を眺めながら深呼吸できる環境が整っています。

 

生活費が安くなる

都市部と地方の違いが出る部分の一つが物価です。
先にも述べましたが、生活費の大部分を占める家賃は特に差が大きく開きます。
例えば、東京都23区内の2LDKの物件の家賃相場は15万円~30万円を超えるものまであります。ところが移住先として人気である長野県の市街地、長野市でも2LDKの家賃相場は7万円程度です。

また土地の価格も同様に地域差が大きい部分です。
都心で一軒家を構えるには莫大な資産が必要となり、マンションの価格も年々上昇しています。東京都の新築マンション価格は平均で一億円を超え、最低でも5,000万円となっています。
一方、地方では土地を購入して一軒家を新築したとしても、場所や建築規模によっては5,000万円以内に抑えることも可能です。

また家賃だけでなく、野菜や水産物など新鮮な食材を安価に手に入れやすい点も魅力です。

 

週末毎にアクティビティを楽しめる

登山する人背中

移住の目的にアクティビティを挙げる方も少なくありません。
都市部からアウトドアを楽しもうとすると早朝の準備に始まり、帰りの渋滞まで、楽しむ時間よりも多くの時間を用意や移動に使う場合も多いですよね。
地方では山や海、川など自然へのアクセスがよく、週末ごとに思い立ってアウトドアアクティビティを楽しむことができます。

登山やトレッキング、キャンプ、サイクリング、ヨット、サーフィン、釣り、ラフティング、パラグライダーなど。
冬にはスキーにスノーボード、スケート…挙げだしたらきりがないほどの楽しみが待っています。

週末に自然の中でリラックスして思い切り趣味を楽しみ、また一週間頑張るという良いサイクルが生まれます。

 

 

きちんと把握しておきたい移住のデメリット

多くのメリットがある地方移住ですが、慣れない田舎での暮らしにはデメリットもあります。ここで確認しておきましょう。

 

マイカー所持が必須

雪の中を走る電車

公共交通機関が発達していない地方では、多くの場合車の所有が必須です。
運転に慣れていない人にはハードルが高いかもしれませんが、都市部よりも道が広い所も多く、すぐに慣れることができます。

車に関しては出費も気になる部分です。車関連費用は様々なものがあるため、念頭に置いておくようにしましょう。
車の購入費用を始め、ガソリン代、車検代、定期的なメンテナンス費用(オイルやタイヤ等の消耗品の交換費用)、保険料等が考えられます。また寒冷地ではスタッドレスタイヤの履き替えが必要となるため、年に2回のタイヤ交換があります。
一人一台車を持っていないと自由が利かないことが多いため、ライフスタイルによっては2台必要になる可能性もあります。

 

医療サービスや習い事が限定される

選択肢が多く、先進的な医療が受けられる都市部に比べ、地方では医師不足が問題となっている地域もあります。
地域のクリニックから、大学病院や総合病院まで、いざという時に駆け込める場所があるか、確認が必要です。特に風邪やケガをしやすい子連れのファミリーは小児科や整形外科、皮膚科等が近くにあると安心ですよね。
また老後、通院するためにはある程度公共交通機関が発達した場所の方が便利かもしれません。

また都市部に比べ、総じて限定されてしまうのが習い事です。
子どもから大人まで、都市部では多種多様な習い事を選び自分に合ったものを受けることができますが、地方では選択肢が限られます。
ただし、今では語学や音楽はもちろん、ダンスやスポーツまでオンラインで受講できるもがもたくさんあるため、調べてみると良いでしょう。

 

地域に馴染めない可能性がある

慣れ親しんだ場所を離れ、新たな環境を居住地とする移住。
地域に惹かれて移住を決めたとはいえ、気候風土や地域独特の習慣は実際に住んでみて分かるもの、感じるものがあるでしょう。あまりに環境が異なる場合は特に、住みにくさを感じる可能性があります。

また実際に地方で暮らしてみなければ分からないのが、ご近所付き合いではないでしょうか。
地方では都会に比べ、地域の繋がりが密な傾向があります。年代を超えた付き合いは、慣れないと時に疲れてしまうことも。地域の役割が回ってくることもあります。

移住を決心する前に、お試し移住をしたり、移住支援の窓口で相談したりとローカルな部分を事前に把握しておくと安心です。

 

 

【最新】人気の都道府県移住先ランキング

認定NPO法人ふるさと回帰センターは、毎年「移住希望地域ランキング」を公表しています。(参考元:ふるさと回帰支援センター

近年地方移住の年間相談件数は増加傾向にあり、特に最近は20歳~30歳までの若者の割合が増えているといいます。2022年の結果は以下の通りです。

相談は具体的にエリアを絞って検討している人が多く、セミナーには地域を知る段階の人が集まるようです。

移住希望地ランキング

人気移住先は毎年変化し、その内実は年によって様々です。
毎年上位の都道府県には人気の理由が必ずあります。ここでは、ランクインする都道府県の特徴をみていきます。人気の秘密を探っていきましょう!

 

 

人気の地方移住先【長野県】

松本城

本土の中心に位置する長野県。
北アルプスや南アルプスといった雄大な山々に四方を囲まれ、県土の約8割を森林が占めています。
また、8県と隣接し、関東にも関西にも移動がしやすいその立地から、移住先として毎年不動の人気を誇っています。

豊かな自然と首都圏からも便利な立地で、田舎暮らしを考える方に注目されている長野県。
都市部よりも土地価格を大幅に抑えることができるため、セカンドハウスや別荘を購入する人も多くいます。

長野県への移住に興味がある方はこちら。
長野県・信州への移住

 

長野県は移住希望地域ランクイン常連

最新のふるさと回帰支援センター移住希望地ランキングで2位となった長野県。
2017年から2022年の過去6年間のランキングでも、年によって変動があるものの、長野県は常に上位4位以内にランクインしています。また幅広い年代からの支持が厚く、20代~60代の年代別に見ると3位以内という結果です。
アクティビティが豊富で、教育県としても知られる長野県は多くの人々からの注目を集めています。

 

移住者が多い

長野県の統計を見ると県への移住者の数は2022年度、過去最多の3,300人超であり、またその数を今後増やすために長野県も目標を掲げています。(参考元:長野県統計ステーション

また、2022年度は長野県への転入者が転出者を上回るなど、移住の注目度がかなり高まっているといえます。長野県にはたくさんの移住者がいるため、情報収集の段階、また移住後にも経験者の声を集めやすいでしょう。

 

自然に囲まれてアクティビティも充実

長野県は自然に恵まれ、スキーやスノーボード、登山などのアクティビティフィールドが充実しています。長野県のスキーゲレンデを求めて、毎年世界中から多くの観光客が訪れます。
また、日帰り温泉施設の数は全国1位です。あらゆる地域に温泉施設が数多くあるため、手軽に立ち寄ることができます。疲れた日には体を癒して帰るといった習慣がある人もいます。

 

自治体の支援が充実

長野県は移住者を増やし人材不足の解消を図るために、独自の移住支援制度を設けています。また各市町村では子育てに関する給付金などを出しているところも多く、子育てが非常にしやすい環境が整えられていることも魅力の一つです。

長野県に移住をお考えの方は、希望する市町村がどのような支援や給付金を出しているか、予めチェックしておきましょう!

 

長野県の住宅購入について

長野県で土地探しから家づくりをする場合、住宅用地にかかる費用が都会と比べてぐっと安く抑えられます。

例えば、長野市で住宅用地を購入する場合の平均坪単価は19万円。
東京都世田谷区の平均坪単価253万円に比べると、10分の1以下の費用で土地が買えるのです!
県庁所在地であり、栄えた長野市でこの価格ですから、軽井沢など一部地域を除き、他の自治体であればもっと割安に土地が手に入ります。

土地代の安い長野県ならば、それだけ広くゆとりある敷地を確保出来たり、予算を建物に多く充てることができますね。

参考元:土地価格相場が分かる土地代データ

 

長野県から首都圏へのアクセス

長野県には北陸新幹線が通っており、東京駅から長野駅まで最速80分で到着できます。
さらに、軽井沢駅までは65分という近さ。
長野県の東信エリア・北信エリアは、関東圏からのアクセスが非常に優れています。

中信エリアへのアクセスは、特急あずさが便利。
新宿駅から出発すると、上諏訪駅まで2時間40分、松本駅まで3時間程度で到着します。

伊那市・飯田市などの南信エリアは、中京・関西圏から高速道路でアクセスしやすい立地です。
また2027年のリニア新幹線開通により、東京や名古屋、大阪方面へのアクセスが大幅に向上することが期待されます。

 

長野県のおすすめエリア

首都圏との行き来が多い方に人気なのは、日本を代表する別荘地「軽井沢」エリア。

古くより避暑地としての人気が高く、別荘地としてのブランド力を持つため洗練されたショップや飲食店が揃います。テレワークが普及したとはいえ、定期的な通勤がある方にもおすすめです。
また、最近では小中一貫校も開校したため、教育を目的とした30~40代の移住者も増加傾向です。

<軽井沢町の情報>(令和5年) 軽井沢町HP参照)

人口 19,684人
世帯数 8,966世帯
標高(役場) 938m
平均気温 8.8℃
最高気温 32.1℃
最低気温 -14.2℃
日照率 47%

 

軽井沢の紹介コラムを読む

また、軽井沢町の隣に位置する御代田町は、軽井沢に比べて、土地代を抑えられることもあり、人気が高まっています。

そして、自然が豊かな八ヶ岳山麓のエリアも根強い人気があります。
諏訪湖を臨む諏訪市周辺も良いですが、より自然環境の豊かさを求めて富士見町・原村を選ばれる方も多いです。

都会との行き来がそれほど頻繁ではない方には、松本・安曇野エリアも人気が高い地域です。
松本城の城下町である松本市や、北アルプスのお膝元、別荘地も多い安曇野市は、その文化レベルの高さも魅力のひとつでしょう。

関西方面からは、伊那市や飯田市などの南信エリアが人気です。
天竜川沿いに広がる伊那谷ののどかな風景や、南アルプスと中央アルプスの山並みなど、南信州ならでは景観を楽しむことができます。
長野県のなかでは比較的、寒さや積雪に悩まされることも少ないでしょう。

 

長野県の移住ポータルサイトです。長野県への移住に関する情報や連携サイトがまとまっています。
移住者体験談では実際に長野県に移住した方の生の声が数多く掲載され、自分の境遇と近い移住者の記事を探せるようになっており参考になります。
楽園信州

長野県や信濃毎日新聞が中心となり、編集者やクリエイターが長野県を魅力的に紹介するサイトです。興味深い読み物が多く、楽しんで情報収集ができます。
SuuHaa(スーハ―)|長野県の移住総合WEBメディア

 

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山梨県

山梨の富士山

山梨県といったら、何といってもやっぱり富士山。また、フルーツ大国としても有名な山梨県では、一年を通しておいしいフルーツを味わうことができます。交通の利便性も高く、東京都と隣接しているため首都圏まで高速を利用して約1時間で行くことができます。

 

移住の人気ランキングは?

2022年のふるさと回帰支援センター移住希望地ランキングで4位となった山梨県。隣接する長野県と同じく、毎年5位以内にはランクインする人気の地域です。
2位に入ることもあるその魅力は、都心へのアクセスの良さと、のどかな環境のバランスの良さにあります。新幹線や特急を利用した通勤がしやすく、様々な働き方に対応できる移住先として注目の県といえるでしょう。

 

都心へのアクセス

山梨県は東京都と隣接しており、高速道路を使えば約1時間で首都圏に行くことができます。県庁所在地である甲府からは新宿行の特急列車も出ているため、これに乗れば新宿まで90分で行くことができます。この利便性の良さから、山梨に居住の場を置いて、東京に通勤される方も多いです。

 

自然豊かな環境

山梨県といったら、何といってもやっぱり富士山。
富士山のまわりには河口湖や山中湖などの「富士五湖」があります。湖畔のキャンプ場も多く、美しい富士山を楽しめる場が充実しています。富士山以外にも、八ヶ岳や南アルプスなど、雄大な山々に囲まれ、山裾には別荘地もあります。
フルーツ大国としても有名な山梨県では、一年を通しておいしいフルーツを味わうことができる点も魅力的ですね。

 

空き家バンク制度がある

山梨県には、使われていない空き家を、移住希望者に貸し出しする「空き家バンク制度」があります。移住で一番気になる「住まい」の部分を、自治体が手厚くサポートしてくれる体制が整っているのは心強いですね。この制度について気になる方は、山梨県に問合せをしてみましょう。

 

山梨県で特に人気の地域は北杜市

山梨県北杜市は、山梨県中北地域にあり、八ヶ岳や南アルプスを望める自然豊かな場所です。また、県庁所在地の甲府市にも近く、利便性の面でも住みやすい地域といえます。年間を通して、降水量が少なく、日本一ともされる日照時間により新鮮でおいしいお米や野菜などの農産物が豊富です。

<北杜市概要>R6.1.1時点 参照:北杜市HP

人口 45,519人

世帯数

年平均気温

22,071世帯

10.7℃

交通(車)

中京方面から約2時間30分/東京方面から約1時間20分

交通(電車) 中京方面から約2時間20分/東京方面から約2時間
   

 

都心に近い山梨という県だからこその二拠点居住や移住について情報をまとめた県が運営するサイトです。地図を用いた各地域の紹介も分かりやすく、より詳しく移住を考えていけそうです。
やまなし二拠点居住・移住総合WEBメディア Y-charge

 

 

 静岡県

静岡の富士山

山梨県と同じく富士山を望める静岡県。先に紹介した長野県や山梨県は内陸県でしたが、広大な太平洋に面する海沿いの静岡県も人気上位に君臨しています。静岡県内だけでも伊豆や浜松、熱海といった誰もが馴染みのある人気観光地を有しており、毎年多くの観光客が訪れる人気の県です。

 

人気ランキング内では?

静岡県はふるさと回帰支援センター移住希望地ランキングで2020年から3年連続1位となっている注目の県です。最新のデータでは、20~70代の全ての年代で1位を獲得している圧倒的な人気ぶり。
静岡県としても移住者獲得のため、積極的にセミナーや相談会を開催しています。

 

温暖で過ごしやすい気候!

静岡県は温暖で年中暖かい気温を保っています。そのため、その過ごしやすさから近年移住先として人気を集めています。冬は暖かく過ごしやすい気候で、夏は都市部よりも涼しい気候のため、暖房代や冷房代を抑えることができることも人気の理由なのです。

 

首都圏、関東圏へのアクセスが良好!

電車や新幹線での東京都へのアクセスの良さも魅力の一つです。そのため仕事場は東京にありながら静岡に居住する方も多いです。
新東名高速道路が開通したことで車移動の利便性も高くなったことから、気軽に県外に出られることも人気の理由でしょう。

 

家賃/物件が安い

利便性がよく、観光地や商業施設も多く栄えていながら、東京都に比べ圧倒的に家賃が安いのが静岡県の特徴です。
坪単価平均は、2024年時点で東京都平均が358万/坪なのに対し約27万/坪となっており、数字としては約10倍の開きがあります。そのため土地購入費をかなり安く抑えられ、同じ金額でも広い土地を購入できるといったメリットがあります。

賃貸の場合もファミリー向けの物件で月5万円台~と手ごろな価格です。
まずはアパートを借りて週末のみ静岡で過ごしてみるなど、試験的に静岡の暮らしを体感してみるという選択肢もあるでしょう。。

 

静岡県で人気のエリアは?

田舎暮らしの本で有名な、2024年版第12回住みたい田舎ベストランキング(人口20万人以上の市)で、

  • 総合部門 第3位 静岡県静岡市
  • 子育て世代部門 第2位 静岡県静岡市

と、県内でも人気が高い地域が「静岡市」です。
県庁所在地でもある静岡市は、東京都から新幹線で1時間という立地かつ、人口70万人の政令指定都市という都市です。

都会でありながらも、身近に海、山、川といった自然が豊富にあるという点が人気のひとつでもあります。最近では奥静岡=オクシズという山間地も人気を集めているようです。

<静岡市概要>R6.1.1現在  参照:静岡市HPより

人口 67万5千人
世帯数 30万世帯
アクセス 東京から新幹線で約1時間
   

 

静岡県公式の移住専門サイトです。あらゆる数字が東京都と比較されている点も面白く、客観的に静岡を眺めることができます。
移住・定住情報サイト ゆとりすと静岡

 

 

広島県

原爆ドーム

広島県は中国地方の中央に位置する県で、瀬戸内海に面しています。県内には2つの世界遺産があり、国内外から毎年多くの観光客が訪れます。都市部は高層ビルなどで栄え、都市機能が充実しているため生活の利便性もとても良いです。そんな広島県にはどのような魅力があるのでしょうか?

 

近年の広島県のランキング順位は?

2017年まで広島県は最高4位の順位となっていた広島県ですが、2019年時点では2位と、人気が高まっている県です。最新の2022年度の調査では6位にランクインしています。
地方中枢都市の1つであり、大企業の支店や政府中央官庁の出張機関などが集中しており、多くの雇用の場があるため移住を考えやすいことも順位を上げている要因といえます。

 

都市部と自然が近い

広島市内は中枢都市で非常に栄えていながら、瀬戸内海など自然を満喫できる場所まで1時間弱ほどで行くことができます。
週末は瀬戸内海に遊びにでかけ、自然の中でリラックスしたり、都市部でショッピングを楽しんだりと、気分に合わせて多様な過ごし方を選択できることも魅力といえるでしょう。

 

子育て支援が充実

広島県は子育て支援が手厚く、充実しているため、子育て世代からの人気が高いです。
子供の医療費で補助が受けられたり、子育てに関して情報交換を行える場所が充実していたりと、県を上げて子育てをサポートしています。

 

Uターン・Iターンを促進

広島県は各自治体でUターンやIターンを促進する取り組みを行っています。
地方への転職活動には交通費や宿泊費等、お金がかかるものですよね。広島県では転職活動のための宿泊料やレンタカー費用に補助金を出したり、Uターンで就職した人に奨励金を出したりと、独自の魅力的な施策が充実しているのです。

 

広島県で人気のエリアは?

観光地としても人気の広島県ですが、人気のエリアも多数!
その中でも、日経BPの「シティブランド・ランキング ―住みよい街2023―」中国・四国エリアランキングで、全国25位・中国地方1位に選ばれたのが廿日市市です。

廿日市市は広島市の西隣にあり、広島駅まで電車で約20分と通勤圏内。海と山にも近く、自然豊かでありながら、アクセスが良く広島駅まで乗り換えなしで20分と、穴場として人気のようです。

<廿日市市概要>(R6.1.1) 参照:廿日市市HP 

人口 115,998人
世帯数 53,507世帯
アクセス 広島駅から電車で約20分
   

 

移住を検討する際に役立つ情報が完結にまとまっています。市町村ごとに特色を掴みやすくなっています。
広島暮らし|広島県交流・定住ポータルサイト

 

 

 新潟県

長岡花火大会

日本海側にあり、海の幸やお米、日本酒などおいしい食べ物にも恵まれた新潟県。冬は季節風の影響により、「雪が多い」といったイメージも浸透していますが、そんな新潟県も毎年上位に挙がっています。

 

ランキング順位は?

ふるさと回帰支援センター移住希望地ランキングでは2018年で5位、翌年は7位と、それまで10位圏外だった新潟県も着実に順位を上げています。
最新の2022年のセミナーランキングでは2位と、移住の候補地として人気が高まっています。

夏は海水浴、冬はウィンタースポーツなど自然の中でアクティビティを楽しめる環境も幅広い世代から人気の理由でしょう。

 

おいしい食べ物が豊富!

豊富な水源や肥沃な土壌に恵まれた新潟県は、越後平野を始めとする米どころとして有名です。
お米のみならず、日本海で獲れる豊富な海の幸、地酒など、名産品は多岐にわたり、年中新鮮で美味しい食べ物を堪能できます。

 

首都圏に移住相談窓口が常設

新潟県は県を上げて移住施策に取り組んでおり、首都圏には移住者のための相談窓口が4箇所常設されています。これは全国でトップの多さです。現在東京に住んでいて新潟に移住を考えている方は、こういった窓口を気軽に利用してみると良いでしょう。

 

家賃/物件が安い

新潟県のファミリー向け賃貸物件の家賃相場は5万円台~となっており、全国的に見ても安く住める地域です。首都圏のおよそ2~3分の1ほどの家賃に抑えることができるため、毎月の出費もおさえることができ、ゆとりのある生活を送ることができます。

 

新潟県で人気のエリアは?

南北に長く、面積も広い新潟県は地域ごとに特色が異なります。
全国的に花火で有名な長岡市。長岡市は新潟県の中で2番目に人口が多い都市で、約26万人が暮らしています。
日本海側気候に該当し、ご存知の通り冬は積雪量が多く、夏は湿度が高いという気候です。
また、子育て事業にも力を入れており保育士を配置した施設「子育ての駅」や子ども食堂等の支援を行っています。

<長岡市概要>(R6.1.1) 参照:長岡市HP

人口 258,205人
世帯数 110,096世帯
平均気温 14.2℃
アクセス 東京へのアクセス 新幹線で約90分

 

新潟県の移住総合サイトです。移住経験者のインタビューや、子育てに関する情報も豊富です。
にいがた暮らし|新潟U・Iターン総合サイト

 

 

 福岡県

福岡タワー

福岡県は九州地方の北部に位置する県で、九州地方で最も人口の多い県です。また、福岡市は地方中枢都市となっており、九州の政治経済の拠点となる都市となっています。

 

近年の福岡県ランキング順位

ふるさと回帰支援センター移住希望地ランキングで年々順位を上げている福岡県。2017年から7位以内に入り、2021年には2位となりました。

 

コンパクトシティで、世界に認められた住みやすさ

コンパクトシティをご存じでしょうか?
これは、生活圏が小さくまとまり、買い物や通勤など生活がしやすい環境のことを指しています。福岡県はコンパクトシティの機能を果たしているため生活しやすく、2016年にイギリスロンドンの情報誌「MONOCLE」にて、住みやすい街ランキング12位にランクインしました。世界的に見ても住みやすく魅力ある街として評価されています。

 

グルメが豊富!

福岡県には博多ラーメンやもつ鍋、いちごのあまおうなど、ご当地グルメが満載です。屋台や飲食街も充実しているため、飲食巡りやグルメ好きの方には持ってこいの移住先となっています。

 

福岡県で人気のエリアは?

魅力的なエリアが多い福岡県。
移住を検討する方におすすめしたいのは、人気の地域の一つ「糸島市」です。福岡市の西側にあり、糸島半島をもつ糸島市は、美しい海岸線と、山々に囲まれた自然豊かな街です。

また、博多駅や福岡空港にも乗り換えなしでアクセスできる利便性があり、住みやすい地域となっています。定期的に移住相談会も実施しているため、検討させる方は参加してみましょう。

<糸島市概要>(R5.12月末)参照:糸井市HP

人口 103,826人
世帯数 46,155世帯
面積 215.69平方メートル
   

 

福岡県の移住ポータルサイトです。過去のセミナー動画を公開しており、いつでも見ることができます。おすすめエリア診断など興味深いコンテンツが豊富に揃っています。
福がお~かくらし|福岡県 移住・定住ポータルサイト

 

 

宮城県

宮城県 気仙沼港

東北地方に位置し、歴史文化が色濃く残る宮城県。豊かな自然と海に恵まれた美しい景観や、食文化を楽しむことができます。
東北地方最大の地方都市である、仙台市を県庁所在地とし、都市部と地方の両方を楽しむことができる点も魅力です。

 

近年の宮城県ランキング順位は?

最新のふるさと回帰支援センター移住希望地ランキングで宮城県の移住人気ランキングは第7位と上位に食い込んでいます。5~6年前までは10位前後であったため、徐々に人気が高まっている県です。
冒頭でも述べたとおり、グルメや観光、自然、住みやすさなどのバランスが良い宮城県は幅広い世代からの注目を集めています。
また東北新幹線が開通しており、都心へのアクセスも良好であることから、今後移住先としてますます注目されていく県であるといえるでしょう。

 

新幹線で東京駅まで約1時間半

一見すると都心部から離れているように感じる宮城県ですが、新幹線「はやぶさ」を利用すればなんと東京まで1時間半で行くことができます。
仕事上、頻繁に東京に行くという方や、定期的に出勤するテレワークの方にも適した立地です。

 

歴史もグルメも満喫できる

宮城県は伊達政宗や平泉に代表されるように、歴史や文化の根付いた街です。
ほかにも牛タンやずんだ、萩の月など、全国的にも有名な食べ物が多くあり、グルメも満喫することができます。
また、東北地方の沿岸はリアス式海岸が発達しており、良質な魚介類を新鮮な状態で楽しむことができます。
多方面に魅力のある宮城県は、移住先として人気があるのも納得です。

 

景色が綺麗

桜、海、紅葉、樹氷など、宮城県には四季折々景色が楽しめるスポットが目白押しです。
そのほか、松島やリアス海岸沿いに臨む海の景色も美しく、まさに絶景の宝庫であるといえます。

 

宮城県で人気のエリアは?

東北唯一の政令指定都市である仙台は移住にもおすすめ。
杜の都と称され、豊かな自然と、暮らしやすさが調和する街です。大都市だけあり、商業施設や医療機関など生活に必要なあらゆる施設が充実し安心して過ごすことができます。東北新幹線で東京まで1時間半というアクセスの良さも魅力の一つです。

そんな仙台市への移住については、「移住支援金」が用意されています。(東京圏からの移住に限る)一定の要件を満たせば、世帯100万円が予算の範囲内で支給されます。いくつかの諸条件があるため、こちらのページにて確認をおすすめします。

仙台市移住支援金HP

<仙台市概要>(R6.1.1)参照:仙台市HP

人口 1,097,620人
世帯数 545,622世帯
保育所の数 164所
病院の数 56院

 

宮城県の移住に関する情報はまとまっています。こちらもおすすめエリア診断あり、自分に合った地域を絞ることができます。
みやぎ移住・交流ガイド

 

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8位以降も魅力的な県がランクイン!

ここまで上位の県をご紹介してきましたが、ふるさと回帰支援センター移住希望地ランキング8位以降にも魅力的な県が多数ランクインしています。
上位の県は従来人気がありますが、コロナ渦でテレワークが普及して以降、関東近郊の県が順位を上げています。ここでは関東近郊の移住人気が高まっている県をご紹介します。

 

神奈川県

神奈川県は最新のデータで移住したい県ランキング9位にランクインしています。東京都に次いで日本で二番目に人口の多い県です。
神奈川県はエリアごとに特色が異なり、川崎市や横浜市など人口の集中しているエリアと、湘南地域や三浦半島のような自然に囲まれたエリアがあります。
田舎も都会も近く、「田舎過ぎない地方移住」をしたい人にはぴったりの県と言えるでしょう。
海沿いのエリアでは毎朝サーフィンをしたり、新鮮な海産物を堪能することができます。
また、箱根をはじめとした温泉地もあり、気軽に週末に日頃の疲れを癒やすことができます。

エリアごとに特色が異なる神奈川県は市町村ごとに移住支援を行っています。各市町村の移住サイトが掲載されています。
神奈川県内市町村の移住・定住支援|神奈川県

 

群馬県

同じく9位にランクインしたのが群馬県です。
群馬県内では複数の路線や新幹線が乗り入れるターミナル駅の高崎駅周辺に商業施設が充実しています。東京まで新幹線で50分で行けることから、通勤通学にも便利な場所です。
加えて4本の高速道路が交差する交通の要所でもあり、多方面へのアクセスの良さも魅力の一つです。休日も気軽に隣県に遊びに行けますね。
また群馬県は都心部に近い立地ながらも自然も多く、草津温泉をはじめとした全国的に有名な温泉地も点在しています。

群馬県の基本的な情報から就農支援、各種イベント情報まで載っています。
ぐんま暮らしポータルサイト ぐんまな日々。

 

茨城県

最新のランキングで18位にランクインしています。20位圏外から近年大幅な伸びがみられます。
「都道府県魅力度ランキング」では最下位になることも多い茨城県ですが、実は茨城県は生活や通勤がしやすい県であり、その魅力を知る人から移住の人気が高まっています。
茨城県全体の可住地面積は全国4位となっており、夢のマイホームを建てたいと考えている人が土地を見つけやすい地域です。
また、家の敷地面積の平均が約395㎡となっており、全国でトップを誇っています。全国平均が約y252㎡であることからも、いかに広いかが分かります。
交通面でみても、つくばエクスプレスを利用すれば最短45分で秋葉原駅にいくことができるほか、空港にもアクセスしやすいため旅行や出張の際にも便利です。

茨城県の移住ポータルサイトです。いばらきふるさと県民制度に登録すると、多くの店舗で割引やサービスを受けることができます。
いばらき移住定住ポータルサイト Re:BARAKI

 

栃木県

栃木県は最新のランキングで何と3位にランクインしています。茨城県と同様、ここ数年で圏外から13位、9位、3位と順位を大きく上げている県の一つです。
栃木県は、県内で日光・那須・県央・県東・県南の5つのエリアに分かれており、それぞれに独自の魅力があります。
自然に囲まれた栃木県は、文化や歴史も盛んな県で、日光東照宮をはじめとして数々の歴史ある建物が残っています。
また全国的に有名な宇都宮餃子などグルメも楽しめ、加えて新鮮な野菜も手に入ることから毎日おいしい食卓を囲むことができます。

県も移住支援に積極的に取り組んでおり、気軽に移住の相談をすることができます。
例えば栃木県内各地に移住体験施設お試し住宅があり、1泊から最大1ヶ月間、無料で借りて生活してみることが可能です。
その他さまざまな支援策を県が実施しているため、気になる方はぜひ調べてみてください。
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住みたい地方移住先ランキング【市区町村編】

ここからは(株)宝島社が出版する『田舎暮らしの本』の「住みたい田舎ベストランキング」、人口一万人未満のまち部門で入賞した市町村をご紹介します。
利便性より、のどかで自然豊かな環境で田舎暮らしがしたい人に向いています。ランキング1位から5位までを、おすすめポイントと合わせて挙げていきます。

 

1位 北海道沼田町

1位は、北海道沼田町です。北海道北部にある、人口3000人弱ののどかな町です。
北海道らしい大自然に抱かれた環境でありながら、学校や役所が500m圏内にあるので便利に過ごしやすい町になっています。

 

2位 島根県飯南町

2位は島根県飯南町です。農業が盛んで山と海に囲まれた栽培にピッタリの環境です。
それぞれの暮らしに農業を取り入れて楽しんでいる方が多いようです。

 

3位 長野県宮田村

3位は長野県宮田村です。長野県の南部、南アルプスと中央アルプスの間に位置しています。
徒歩圏内に福祉施設や医療機関、教育施設やショッピング施設なども充実しています。
アウトドアが楽しめる娯楽施設やスキー場もあります。
そして二つのアルプスが織りなす四季折々の景色が魅力で、自然がお好きな方にたまらない移住先となっています。

【参考記事】
長野県宮田村へ移住!2021年住みたい田舎ランキング1位に選ばれた村の魅力を紹介!

 

4位 大分県豊後高田市

4位は大分県豊後高田市です。NPO法人や市民での活動が盛んに行われていて楽しい暮らしを盛り上げています。

 

5位 島根県雲南市

5位は島根県雲南市です。古墳や歴史を感じる遺産が多数あり歴史を感じながらの暮らしがあります。

 

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地方に移住するまでの流れ

ここからは地方移住の準備についてです。
気になる移住先が見つかった方も、移住後の暮らしや転職など不安なことが出てきますよね。
そこでオンラインの移住相談会や相談所を利用し、実際に移住して活動されている方のお話なども聞きながら、移住に向けて動いていくと良いでしょう。

 

地域を知る人に相談しよう!

地方に移住するとライフスタイルが大きく変化します。
移住を最終決定する前にできるだけ情報を集め、地域の方の声を聞くことが大切になってきます。

移住してみたいけど相談する相手がいない、まず何から始めたらいいかが分からないなどのお悩みのある方は、希望移住先の市町村などに問い合わせてみるのもよいでしょう。
最近では移住支援課などの専門部署をもつ自治体も多くなっているため、移住者向けの情報を多く得られるはずです。

また、地域に密着した住宅会社である私たちフォレストコーポレーションでも、長野県内のリアルな情報を熟知しています。
まずは移住の情報や信州を知るきっかけとして、お気軽にお問い合わせいただけると嬉しいです。

オンライン相談について

 

 

子供から大人までのびのび暮らせる長野県

自然豊かな環境でレジャーやアクティビティを楽しみながら自分らしい時間を過ごせる長野県。
県土は広く、通勤通学や生活に便利な地域からどっぷりと田舎に浸れる地域まで様々で、目的に合わせ移住先を選ぶことができます。いずれの地域も空気が綺麗で深呼吸できますよ。
各市町村の支援制度も手厚く現役世代にも、セカンドライフを考えるシニア世代にも寄り添う地域がたくさんあります。

私たちフォレストコーポレーションは信州で信州の木を使った家づくりをしています。県内全域に支店を持ち、地域をよく知ったスタッフが地域を詳しくご紹介します。移住をお考えの方は、お気軽に当社までお問合せ下さい。

 

 


 

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