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【北アルプス】梅雨の晴れ間を狙って、蝶ヶ岳登山

公開日:2023/07/21(金) 更新日:2024/03/29(金) 安曇野・松本横地の山ブログ

 

こんにちは!諏訪展示場の横地です。

「暖かい」ではなく、「暑い」がふさわしい表現になってきた今日この頃。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

梅雨入りはしたものの週末は晴れる日が多く、ここ信州にもたくさんの観光客が訪れているようです。

特に諏訪インター付近では、霧ヶ峰方面に走るバイクが多く見られます。

梅雨が明ければ本格的な夏の始まり。今からウキウキしています。

山の上でも高山植物の開花のニュースが入ってきており、毎週どこの山に行こうか情報収集に余念がない日々を過ごしています。

 

さて、そんな梅雨の晴れ間を狙って、先日今年初の北アルプス登山を敢行しました。

目的地は「蝶ヶ岳」

今回は夏季の北アルプス登山の参考にしていただけるように、その蝶ヶ岳登山の様子をご紹介していきたいと思います。

 

なお、今回の蝶ヶ岳登山については「工房信州の家公式YouTubeチャンネル」にも動画を出しています。

ぜひこちらもご覧ください!

~コース概要~

今回は亜安曇野市側の登山口である三股登山口を選択。

安曇野インターから約40分ほどでアクセスできる登山口です。

駐車場は広いですが、平日の朝4時半の時点で第一駐車場は半分くらい埋まっていました。

土日祝日は朝早い時間で満車になると思いますので、ご注意ください。

公共交通はないので、車が無い方は最寄り駅からタクシーでのアクセスのみになります。

この三股登山口は、蝶ヶ岳の隣の常念岳の登山口でもあり、健脚な方は常念岳から蝶ヶ岳まで周回するコースを日帰りで歩くそうです。

蝶ヶ岳への登山道は全体的に急登が多く、結構きつめですが、危険個所はないので、初心者の方でもゆっくり登れば問題なさそうです。

 

~山行の様子~

①三股登山口~ゴジラの木

登山口を出発すると、しばらくはなだらかな道。

沢が流れていてとても涼しく歩きやすいです。

途中でめちゃくちゃ揺れる吊橋を渡りました。高所恐怖症の方は要注意です。

吊橋を渡りきると階段が出てきます。

ほぼ垂直の階段を上りきるとゴジラの木に到着。

名前の由来はご覧の通りです。

②ゴジラの木~まめうち平

ゴジラの木を過ぎると急登が始まります。

チラチラと常念岳も見えていました。

樹林帯が長いので飽きるかと思っていましたが、色々な高山植物が咲いていて楽しみながら歩けました。

この後がさらにきつい急登地獄なので、ここで少し休憩です。

③まめうち平~山頂

まめうち平を出発してしばらくは緩やかな道が続きます。

標高2000mの看板を過ぎると急登が始まります。

全体的に道は整備されていて歩きやすく、思ったほど疲れなかったです。

常念岳から蝶ヶ岳へ続く稜線も見えてきて、標高が上がっていることを実感します。

最後のハイマツの道を登り切れば稜線に出ました。

この日は天気が良く、穂高連峰の景色が抜群!

THE 北アルプスというような完璧な景色をいただきました!

稜線から頂上まではすぐそこでした。

八ヶ岳や浅間山まで見えていました。

 

~北アルプス登山の注意点~

今回の蝶ヶ岳もそうでしたが、北アルプスは登山口から頂上まで標高差がかなりあります。

標高差が1000mあると一般的にきつい山と言われます。(ちなみに蝶ヶ岳は約1400m)

標高差があることによって懸念されるのが高山病

標高が上がることで気圧が下がり、体への負担も大きくなります。

その負担に耐えられなくなると頭痛や吐き気などを催し、最悪死に至ります。

そうならないためには、ゆっくり歩き少しずつ体を慣らすことが大切です。

他の人が早いからと焦らずに自分のペースで歩くことを心がけましょう。

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