こんにちは!諏訪展示場の横地です。
梅雨が明けました!
今年は異例の早さで梅雨が明け、猛暑が早い時期から続いていますね。
山好きにとっては、梅雨明け=ハイシーズンの始まり、ということで待ちに待った夏山の季節がやってまいりました!
標高の高い山は夏が短く、早い時期から雪が降り始めます。
だからこそ夏に登れるだけ登りたい!
ということで、梅雨明けのニュースを聞いた翌日に早速北アルプスの「爺ヶ岳」に行ってきましたので、ご紹介します。
~爺ヶ岳ってどんな山?~
爺ヶ岳は長野県大町市と富山県立山町の境にある、北アルプスの後立山連峰の南部に位置する山です。
日本三百名山に数えられ、南峰・北峰・中峰の3つの峰からなります。
最高峰は中峰で標高2670m。
なだらかな女性的な山容とどこまでも続く稜線の美しさが特徴です。
花の百名山にも数えられており、夏季にはシャクナゲやコバイケイソウ、チングルマなどを稜線上で見ることができます。
↑ミヤマダイコンソウ
ちなみに爺ヶ岳の名前の由来は、雪解けの時期になると山肌に種まきをするお爺さんの雪形が現れることから名付けられたそうです。
~柏原新道の紹介~
爺ヶ岳へは柏原新道という登山道でアクセスすることが最もメジャー。
今回も柏原新道で日帰りで登ってきました。
そんな登山道の様子をご紹介します。
①登山口~ケルン
登山口は沢沿いにあり、近くには駐車場もあります。
↑猿がいました。
スタートからしばらくは急登が続きます。
ケルンに着くと、これから向かう種池山荘や扇沢駅が見えます。
②ケルン~種池山荘
ケルンから先はなだらかな道が続きます。
今の時期は雪の斜面をトラバースする箇所もあるので7月中までは念のためアイゼンがあると安心です。
山荘手前は最後の登り。ゆっくり呼吸を整えながら歩きましょう。
③種池山荘~山頂
山荘からは稜線歩きを楽しめます。
目指す頂上のその先には「鹿島槍ヶ岳」が、そして振り返ると北アルプスの名峰「剱岳」も見えています。
↑鹿島槍ヶ岳
↑立山方面
この日は残念ながら雲に隠れていましたが…
稜線上はガレ場になっていますので、転ばないように慎重に。
山頂からは北アルプスはもちろん、富士山や八ヶ岳、大町市街もきれいに見えました。
~爺ヶ岳にチャレンジしてみよう!~
今回は日帰りで行ってきましたが、種池山荘で1泊してゆっくり歩くことがおすすめです。
ちなみに種池山荘は焼き立てピザが名物なので、立ち寄った際にはぜひ!
街中では猛暑が続いていますが、山の上では風が吹けば少し肌寒く感じるくらいです。
装備はしっかりと整えてから、全力で夏山を楽しみましょう!