釣り好きな人におすすめしたい移住先5エリア!移住先選びのポイントもご紹介
思い切って移住をして、趣味の釣りをより堪能したいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし移住には様々な検討が必要で、ハードルも高いですよね。ここでは釣り好きの方が移住を成功させるためのポイントやおすすめのエリアをご紹介します。参考にしてくださいね。
目次
釣り好きの方へ移住がおすすめの理由
釣り好きの方へ移住がおすすめな理由をご紹介します。
釣り場のそばに移住することによって釣り三昧の暮らしが叶いますよ。移住後のライフスタイルをイメージしてみてくださいね。
気軽に釣りへ行ける
空いた時間にふらっと釣りに出かける、釣り好きの方の中にはそんな釣りを中心とした暮らしに憧れる方も多いのではないでしょうか。
釣り移住をする1番の魅力は、思い立ったらすぐに釣りへ行ける環境です。
海や川から遠い場所に住んでいると、釣りをするための移動に労力や交通費がかかりますが、釣り場が近いと仕事前や仕事終わりなど、気分転換のように釣りを楽しむことも可能になります。
釣りが休日だけの楽しみではなく、毎日満喫することができる生活の一部になりますよ。
生活コストを下げられるので釣りにお金をかけられる
釣り場が近いエリアは地方に多いので、都市部と比較すると物価が安く生活費を抑えられます。特に家賃や土地代は田舎にいくほど安い傾向にあるので、その分、釣具にもお金をかけられるのがメリットです。
また、広い家に住めば釣り道具の収納場所にも困りませんね。食費も新鮮な野菜やお肉が安く購入でき、魚は自分で釣ったものを食べればさらに抑えられます。
移住により生活コストを下げることで、釣りがより充実したものになりますよ。
釣り仲間に出会える
釣り場が近いエリアには釣り好きな方が多いです。そのため、同じ釣り場に通っていたら顔見知りになった、共通の趣味があるので会話が弾むなど、釣り好きな方と知り合いになる機会も増えるでしょう。
のんびりと1人で釣りをするのも良いですが、釣り仲間ができると、一緒に釣りに出かけたり、良い釣り場を教えてもらえたりと、より釣り生活が楽しくなりますよ。
年齢や職業が異なる方と釣りを通して繋がれるのも釣り移住の醍醐味です。
釣り好きの方が移住先選びで抑えるべきポイント
釣り好きの方が移住先を選ぶ時には、近くにある釣り場はもちろん、安心して快適に暮らせるかも重要です。移住先を選ぶ時に抑えておきたいポイントをご紹介します。
どこでどんな釣りがしたいか
海や川、湖など釣りができる場所はたくさんあります。場所が違えば釣れる魚やできる釣りが変わってくるので、どこでどんな釣りがしたいかを踏まえて移住先を検討しましょう。
多くの種類の魚に出会いたいという方には海、美しい景観と共に釣りが楽しみたければ渓流、ゲーム性が高いバス釣りなら湖など理想のスタイルにあった釣りスポットが近くにあるかが重要です。
また、同じ海や川といっても釣れる魚は地域によって違うので、目当ての魚がいるかチェックしておきましょう。
移住支援は充実しているか
国や地方自治体は、移住者に空き家を貸出す空き家バンク制度や、住宅や就労に関する補助金の給付など、様々な移住支援を行っています。
移住をして新しい生活を始めるためには多くの資金が必要です。希望のエリアに利用できる移住支援がないかもよく調べておきましょう。
また、自治体が用意する家に滞在して移住後の生活を体験できる、お試し移住の制度を設けている地域もあります。
実際に生活してみて、理想の暮らしができるかどうかを知るために役立ててください。
ハザードマップを確認する
釣りスポットが多い海辺や川辺の土地では、水害に遭う可能性が高くなります。住む場所を検討する際には、市町村が作成するハザードマップで付近の災害リスクを必ず確認しましょう。
水害に関連するハザードマップには、洪水・内水・高潮・津波があり、これらを活用することで高潮や内水氾濫など水害の可能性が考えられるエリアを避けられます。
また、どこにどんな避難場所があるのか、避難ルートなども併せて確認しておくと安心です。
釣り場以外の生活環境
釣りを目的とした移住では、理想の釣りができる釣り場がある地域に目が行きがちです。しかし、移住してからはその地域で毎日生活をしていかなければなりません。
快適に暮らしていくためにも、医療施設は整っているか、スーパーなど生活必需品を買えるお店はそばにあるか、電車やバスなどの交通網は十分かなど生活環境にも目を向けて利便性を確認しておきましょう。
家族で移住する方は子どもの教育環境が整っているかも重要なポイントです。
釣り好きの移住におすすめのエリア
釣り好きの方におすすめの移住先をご紹介します。釣りスポットや移住支援制度なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
広島県広島市
広島市の大部分が広島湾に面しており、太田川放水路・平成ヶ浜・井口港など多くの釣り場があります。さらに、手すりが設置された護岸で釣りができる公園もあるのでファミリーで釣りを楽しむことも可能です。
美しい自然を有すると同時に中国地方の中枢都市でもあり、ショッピングモールや娯楽施設も多くプロスポーツの観戦など都市での生活も楽しむことができますよ。
移住支援としては、地域課題解決ネットワークと連携し、移住・定住、創業・経営支援等の相談に対応しています。
高知県室戸市
年間を通して過ごしやすい温暖な気候が魅力的な高知県室戸市は、50km程度の海岸線を有し、中でも室戸岬にある室戸岬漁港の白灯や離岸堤は、潮通しが良くメジロ・ヒラマサ・カンパチ・シイラなどの大物が釣れる釣り場として知られています。
移住促進事業の一環として、移住希望者が室戸市での宿泊や情報交換を行うための室戸市移住体験住宅を設置しているので、室戸市での生活を知るために役立ててください。
その他、空き家バンク制度や無料職業紹介所の開設など移住者への支援が充実しています。
静岡県静岡市
日本で最も深い湾である駿河湾に面している静岡市。全国的に有名な釣り場である三保飛行場前があり、青物や回遊魚など季節に応じて様々な魚種を狙うことができます。
また安倍川や興津川など多くの河川が流れ込む河口部ではヒラメ、マゴチ、シーバスなどをターゲットとする釣り人も多くみられます。
静岡市では、首都圏からの移住促進を図るため静岡市移住支援センターを開設し、移住に関する相談に答えています。さらに、移住希望者のためのお試し住宅は1組1日500円で利用できるのもありがたいですね。
滋賀県長浜市
滋賀県にある琵琶湖は、ブラックバスフィッシングが盛んな日本最大の湖です。
琵琶湖には11もの市が面しており、中でも湖北地方に位置する長浜市には、湖北一のバス釣りポイントと言われる長浜港や鐘紡町にあるカネボウ裏などの人気の釣り場がありコイ・ヘラブナ・マブナ・バスが狙えます。
移住希望者向けに、田舎暮らし体験住宅「さきち」が用意されており、湖北地域特有の建築形態である余呉型の古民家で長浜での暮らしを体験することができますよ。
長野県佐久市
長野県は海こそないものの、豊かな山々に囲まれた豊富な水流で渓流釣りの聖地として知られています。
佐久市には千曲川本流といくつかの支流が流れており、多くの釣りスポットが存在しています。
千曲川の源流は長野県東信の川上村にあり、長野県内を北上していきます。上流にあたる佐久穂町や佐久市を通る千曲川本流は大物のニジマスやヤマメ、イワナの魚影が濃く、県外からも釣り人が集まります。漁協による放流も行われていますが、上流には天然のイワナの姿も見ることができるでしょう。
この地域は佐久盆地で標高が700mあるため、寒暖差が大きいですが夏場は涼しく過ごせます。また日照率の高い長野県内でも特に晴れの日が多く、湿度も低いためカラッとした空気が心地よい地域です。
北陸新幹線が通っているため、都心部へのアクセスがよく、移住者も多い地域です。商業施設や医療機関も充実しているため、釣りを楽しみながら生活を不便なく送ることができるおすすめのエリアです。
佐久市では移住検討者が仕事や住居を探すための経費の一部を補助するなど移住支援を行っています。
長野県長野市
犀川は北アルプスの槍ヶ岳を源流に、松本盆地を南から北にかけて流れ、長野市で千曲川と合流します。
犀川での釣りは、上流と下流で管理団体や川の特色が異なります。
どちらも魅力がありますが、特に禁漁期間のない下流は、多くの川で禁漁期間となる秋~春先にかけて県外からも釣り人が集まる人気エリアとなっています。放流だけでなく天然のニジマスやブラウントラウトまで、大型で引きの強い魚達が悠々と泳いでいます。
下流は国道19号線に沿って長野市大岡、信州新町、中条村と山間いを流れます。国道がすぐ脇を通り、所々に道の駅やパーキングもあるため入渓のしやすさの面でもおすすめです。
長野市内とはいえ昔ながらの集落が残る趣ある山村で、車移動が必須です。
ディープな田舎暮らしがしたい方にはぴったりでしょう。また長野市街地からも車で30分~1時間と近いため、市の中心部に住居を構えるという選択も現実的です。
長野市では様々な移住支援を行っていますが、大岡地区には菜園付きの長期滞在施設があり田舎暮らしを体験することができます。
長野県諏訪市
渓流釣りが禁漁となる秋から、入れ替わるように解禁されるのがわかさぎ釣りです。
長野県にはわかさぎ釣りが楽しめる湖が数多くありますが、中でも圧倒的にわかさぎの数が多いのが諏訪湖です。その数は全国の湖へ卵を出荷するほどです。水深が5mほどと浅く、初心者でもたくさん釣ることを目的とする数釣りが楽しめます。
以前は全面結氷していた諏訪湖も近年は凍らず、寒さ除けのドーム船での釣りとなり手軽で快適な釣りを楽しむことができます。
諏訪地域は温泉地としても有名で、夏の花火大会には全国から多くの観光客が訪れます。
諏訪湖の標高は約700mと高く、八ヶ岳方面では避暑地として移住する人が多くいます。中央道や特急あずさが通り、首都圏へのアクセスがよい点、工業は盛んで転職がしやすい点も踏まえ、比較的移住のハードルが低い地域ではないでしょうか。
まとめ
釣りを目的に移住をする方はどんな釣りをしたいかによって地域が絞られるでしょう。しかしその他にも、検討したいポイントがあります。長く暮らす上での不便がないよう、安全性、利便性なども確認し、素敵な移住ライフを楽しめるようにしたいですね。
フォレストコーポレーションではこれまで多くの方の移住をサポートしてきました。移住の目的は様々です。県内各地域に精通したスタッフが幅広い視点でアドバイス致します。ぜひお気軽にご相談くださいね。
私たちは設計士や施工管理士といった建築のプロでありながら、全社員が「信州コンシェルジュ」として豊かな信州ライフをサポートしていきます。
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