こんにちは!諏訪展示場の横地です。
なんだか暖かい日が続き、冬の感覚がない今日この頃。
とか言いつつ先日信州では雪が降り、慌ててスタッドレスタイヤを付けてきました。
これから年末にかけて一気に寒くなると考えると、体がついていくか心配です。
さて、そんな冬が始まりつつある季節になってしまいましたが、10月に紅葉真っ盛りの北アルプスは焼岳に登ってきましたので、その様子を書いていきたいと思います。
~2023年の紅葉の状態~
時期は過ぎてしまいましたが、今年の信州の紅葉はまれにみる大外れの年と言われていました。
原因は長引く残暑。
そもそも紅葉は、秋から初冬にかけての昼夜の寒暖差によっておこる現象です。
しかし今年は、残暑が長引き夜の気温が下がりづらかったため、全体的に色づきが悪かったようです。
さらには北アルプスなどの高標高地帯では紅葉と同時期に降雪してしまい、完全に紅葉する前に落葉するという事態になってしまいました。
そうは言っても、秋を感じたい!紅葉を楽しみたい!
ということでどこかに良い紅葉スポットがないか探していたところ、北アルプスの焼岳が良いと聞き、現地に駆け付けました。
~焼岳の紅葉~
焼岳=紅葉というイメージが今までありませんでしたが、北アルプスの中でもそこまで標高が高くなく、雪が降るのも遅い時期ということもあって、他の山よりも紅葉が目立っているようです。
焼岳は以前ご紹介しましたが、日帰りでサクッと登れる山です。
活火山のため、頂上付近の火口からは火山ガスがモクモク出ており、地球のエネルギーをまじかに感じることができます。
この日の出発は朝5時30分。
平日の早朝でも駐車場は満車でした。
序盤は樹林帯歩き。
徐々に標高を上げていきます。
1時間ほど歩くと視界が開けました。
山頂も見えています。
ここからの紅葉がめちゃくちゃ良かったです。
ダケカンバの黄色、ナナカマドの赤、笹の緑など色のコントラストが美しい!
しばらく歩くと反対側からのそのそと歩く影が...
なんとアナグマが歩いていました。
直前までこちらに気づかず、目の前で慌てて逃げていきました。
↑穂高連峰方面
↑笠ヶ岳方面
登山口から2時間ほどで山頂に到着。
この日は天気が良く、雪化粧をした穂高連峰や笠ヶ岳などが見えました。
~2023年の秋を振り返る~
毎年紅葉の時期は東北地方に遠征して、紅葉登山をしていましたが、今年は予定が合わず行けませんでした…
しかし今回の焼岳をはじめ、王道ではない山で紅葉を楽しめたのは良かったです。
王道の山は平日でも混みあい、自分のペースで歩けないのが難点。
そういったストレスとは無縁の2023年秋でした。
紅葉が終われば今度は雪山の始まりです。
今年も年末にどこかに行きたいなと、ニヤニヤしながら地図を見ています。
またその様子もどこかで書きたいと思います。