新型コロナウイルスの影響により、政府が積極的にテレワークの推進をした結果、急速に新しい働き方が普及しています。
「出社を前提としない」「場所にとらわれない」が働き方のニュースタンダードになるなか、オフィスのある都市部に住まいを構える必要性は薄れています。
仕事に縛られずに住む場所を考え直し、都会を離れて地方への移住に興味を持つ方が増えてきました。
テレワークによって新たな選択肢となった、地方移住。
興味はあっても、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
今回は、テレワークで地方移住をお考えのかたに、様々な移住の事例をご紹介していきます。
目次
- 増加する地方移住ニーズ
- テレワークで地方移住を検討するメリット・デメリット
- テレワークしながら地方移住する場合の3パターン
- テレワークしながら地方移住の5スタイル
- 二地域居住スタイルに注目が集まっている
- 地方移住の支援金・補助金制度と対象者
- テレワークしながらの地方移住を検討するなら2024年までがおすすめ?
- テレワーク地方移住の失敗例
- テレワーク地方移住で気をつけること
- 家づくりについて相談会で聞いてみよう
- まとめ
増加する地方移住ニーズ
新型コロナウイルスの影響で、政府がテレワークを推進した結果、ネット環境さえあればどこにいても働ける時代へと変化しました。
そのため大都市に住んで出勤をする必要がなくなり、実際に地方へ移住される方が増えています。
今回の感染症の影響下において、地方移住への関心に変化はありましたか?(三大都市圏居住者に質問)
参照元:内閣府 「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」R2.6.11
テレワークで地方移住を検討するメリット・デメリット
地方移住には魅力もたくさんありますが、これまでと異なる環境となることで当然デメリットとなることもあります。予めメリット・デメリットを把握しておくことで、効率的に検討を進めることが出来ます。
メリット
自然豊かな環境で生活できる
のどかで自然豊かな環境で生活することを目的に移住をする方も多いです。
都心とは異なり、山や川、海が身近で週末はすぐに遊びに行くことが出来ます。
場所によっては家から自然の景色を楽しむことも出来ます。
また思わず深呼吸したくなる美味しい空気も地方の魅力の一つですね。
特に子育て世代には、子どもを庭でのびのびと遊ばせることが出来る環境や動植物が身近な環境は嬉しいですよね。
通勤ストレスから解放される
毎朝の満員電車通勤は心身にとって大きなストレスです。
移住し家でテレワークをすれば満員電車からの解放はもちろん、通勤時間自体が無くなります。
浮いた時間を家族との時間や趣味の時間に充てることが出来、日々の生活が充実するでしょう。
仕事のための拘束時間が減ることは大きなメリットのひとつです。
生活コストを抑えることが出来る
生活コストの中で家賃は特に大きく異なります。同じ広さの部屋であれば都心の半分以下で借りることが出来ます。
都心と同じ家賃を出せば二部屋広い家を借りることも出来るでしょう。
土地も安いため、住んでみて気に入れば広い庭付きの家を新築することを検討しても良いですね。
また、食費の面では地域で採れた新鮮な野菜を販売する直売所が多くあります。
そうしたところでは安く美味しい食材を購入することが出来ます。
デメリット
地域に馴染めない可能性がある
地方では地域の集会等が多くあり、ご近所づきあいが活発な傾向があります。
お祭り等地域特有の活動がある場合もあり、参加しないとひんしゅくを買う場合もあるようです。
都心でのライトな人間関係に慣れていると、そうした地域行事への参加が少し面倒に感じる場合があるかもしれません。
利便性が良くない・娯楽施設が少ない
地方は基本的に車社会です。
徒歩圏内で用事が済む都心での生活に慣れていると、買い物や用事の度に車を運転することが不便に感じるかもしれません。
また公共交通機関が発達していないため、都心へのアクセスが良くない場合が多いです。
テレワークがメインとなっていても出社する場合や、旅行に行く場合など空港や新幹線が通る主要都市まで時間をかけて行くことになります。
また都心と比べ娯楽施設が少ないため、娯楽の種類が乏しくなる可能性があります。
最新の流行や文化、芸術に触れる機会も少なくなる傾向にあります。
オンオフの切り替えが必要
出社をすると仕事に集中する環境が出来ており周囲の目もあるため、自然とスイッチがオンになります。
しかし自宅でテレワークをする場合は、上司や同僚の目が無く、生活の場で仕事をするため集中力が途切れがちです。
そうした環境でも自らを律し業務を遂行していく力が必要となります。
子どもの教育に関する選択肢が少ない
教育に関しても都市部と地方では差があります。
都心では私立校が多く、子どもに合った教育を受けさせることが出来ます。しかし地方では、公立校が多く小中学校は学区で決まります。
また習い事も都心では多種多様で、子どもの可能性を広げることが出来ますが、地方では限られます。
場合によっては遠くまで送り迎えをすることになるかもしれません。
一方オンラインでの習い事も普及してきているため、検討してみると良いでしょう。
テレワークしながら地方移住する場合の3パターン
移住先となる地域に所縁があるかどうかで、その形態は3つに分けられます。
それぞれどんな特徴があるのかみていきましょう。
Uターン
進学や就職で地方から都市部へと移動した人が再び地方に戻るケースを、「Uターン」といいます。
「長野県で生まれ、大学進学を機に東京へ移り住み、就職や転職を機に自分の故郷へ帰る」ケースなどがあげられます。
テレワークでのUターンをお考えの方も、出勤が必要な日のみ都内に出勤し、それ以外の日は故郷で暮らす、という新しい移住スタイルも実現可能になります。
Iターン
生まれも育ちも都会で、就職や転職を機に地方に移住するケースを「Iターン」といいます。
「東京都内で生まれ、そのまま都内の大学に進学・就職し実家から通勤していたが、長野県での暮らしにあこがれて移住し転職する」ケースが該当します。
Iターンで転職という選択を取らず、生活の拠点を地方に移動させてしまうのも、テレワーク下では実現可能です。「都会の生活は合わないけど、今の仕事は続けたい・・・」と考える方には、この移住スタイルはぴったりの方法といえるでしょう。
Jターン
進学や就職を機に都会に移住した後で、比較的故郷から近い地方都市などに移住するケースを「Jターン」といいます。これは、Uターンの「U」の文字カーブの途中までが「J」に見えることに由来しています。
「長野県内の○○村に生まれ、進学、就職を機に東京に上京。その後結婚し、故郷の近くで子育てもしやすい、県庁所在地の長野市に移住する」といったケースが該当します。
生まれ故郷が山間部などという方にとっては、自然がたくさんありゆとりをもった生活ができる一方で、生活必需品の買い出しや子供の学校などで悩まれる方も多いでしょう。しかし、Jターンという方法であれば、親の近くにいながら家庭環境も自分で選ぶことができるため、働く親世代には非常におすすめの移住スタイルとなっています。
テレワークしながら地方移住の5スタイル
実際に、移住しよう!と思い、すぐに住居を地方に移してしまうことはあまりお勧めできません。
実際に現地の空気を味わい、理想の生活スタイルに合っているかを検討してから行動することをお勧めします。
今は内閣府が5つの移住スタイルを提唱しており、その方法であれば、移住の「体験」から気軽に始めることができます。以下でその内容を詳しくみていきましょう。
体験移住スタイル<1~3日間程度>
自治体が主催する体験ツアーや、ワーキングホリデーを利用するスタイルです。
主には、ホテルや農家の民宿などに泊まります。
地方の農家の1日体験など、地方によって「体験」の内容はさまざまです。
自分の要望に合わせたプログラムを体験することができ、お試し移住の中では、一番気軽に体験できるものになっています。
長期滞在スタイル<数週間~数ヶ月>
自分の希望移住先のエリアをある程度決められており、将来本格的に移住したいと考えている方には、この方法がおすすめです。
ある程度長い期間を希望先で過ごすことで、より現地の空気感を味わえたり、その土地の生の人の声を聞くことができます。
自分の希望する移住先にどのようなメリット、デメリットがあるのか、予め知っておくことができるので本格的に移住をお考えの方にはおすすめの方法です。
交流・研修スタイル<数ヶ月~3年>
一定期間地方に移住して、地方自治体が主催する地域活性化のための業務や、地域おこし協力隊に参加する移住のスタイルです。
実際に現地の方と交流したり、地方を盛り上げる業務ができるので、移住後にその地で新たに事業を始めたい方にとっては最もおすすめの方法といえます。
別荘移住スタイル<好きなだけ・長期間>
自分の時間や働き方にゆとりがある方には、この移住スタイルをお勧めします。
「別荘」というネーミングの通り、貸別荘などをレンタルして、好きな時に好きな期間移住をする方法です。
二地域居住(往来移住)スタイル<週末など、定期的に移住>
リモートワークやテレワークの普及している会社にお勤めの方に、最もおすすめなのがこの方法です。
自分のなかで期間や時間を決めて、生活の拠点である都心部と地方を往来する方法となりますので、自分のライフプランに合わせて計画のしやすい移住スタイルとなっています。
地方と都市を往来するなかで、将来的に完全移住をしたい場所かどうか、ゆっくり検討できるため非常におすすめの方法となっています。
二地域居住スタイルに注目が集まっている
移住の5つのスタイルの中で、近年特に注目を集めているのが二地域居住です。
二地域居住とは、都市と農山村のそれぞれに住居を持ち、二つのエリアを行き来するライフスタイルのこと。
別名デュアルライフとも呼ばれ、ラテン語duo(デュオ)に由来する「二つの、二通りの、二重の」という意味を持つスタイルです。
例えば、テレワーク勤務が基本になり毎日オフィスに行く必要がなくなれば、生活環境がより良い地方都市に二つ目の住まいを構えるのも良いでしょう。
在宅勤務をするときには、都心の狭いワンルームより、空気がおいしく自然に近い田舎のゆとりある部屋のほうが、仕事がはかどり新しいアイデアも湧きそうですよね。
テレワークを終えたあとのプライベートな時間も、田舎ならではの自然体験ができたり心穏やかに過ごせそうです。
都心の便利な暮らしも維持しつつ、田舎の豊かな暮らしも日常の中に取り入れる、まさにイイとこ取りのライフスタイルが二地域居住なのです。
【関連記事】二地域居住とは?注目の理由や暮らし方、メリット・デメリットを解説
二地域居住スタイルのメリット
テレワークが主流になりはじめたからといっても、いきなり完全な地方移住に舵を切るのはなかなか勇気がいることです。
まずは二地域居住スタイルで、今まで通りの都会の暮らしも維持しつつ、田舎での暮らしも試してみるのは、将来本格的な移住を計画するときにも大いに役立つでしょう。
コロナ禍から一年が経つ2021年3月には、国土交通省を中心とした4府省と地方公共団体が共同し「全国二地域居住等促進協議会」が設立されました。
個人にとっては、多様なライフスタイルに応え人生を二倍楽しむ暮らし方につながることが期待できる、二地域居住。
社会的にも大きな意義をもち、東京一極集中の是正になるとともに、地域経済の活性化や有休農地の解消、地域コミュニティの活性化から地方創生につなげ、将来の地方移住の活発化にもつながることが期待されます。
個人にとっても、社会にとっても、たくさんの良い影響が見込める二地域居住。今後ますます注目度が高まっていきそうですね。
▼ 二地域居住の実例はこちらもご覧ください
「デュアルライフ(二地域居住)」の実例!週末は北信濃で田舎暮らし
地方移住の支援金・補助金制度と対象者
テレワークが進んだことで、国や自治体も積極的に移住に関する様々な補助金制度を推進しています。
具体的には、どんな支援があるのでしょうか?その代表的なものについてご紹介していきます。
地方創生企業支援・移住支援機構
1 起業支援金
地域の課題解決のための社会的事業を新たに起業する方を対象とした制度です。
金額:最大200万円
事業分野:子育て支援、地域産品を活用する飲食店など、地域の課題に応じた事業
※企業支援金の対象としては、「東京圏内の条件不利地域において社会的事業の起業を行うこと」など条件を全て満たすことが必要となります。
2 移住支援金
金額:最大100万円
事業分野:地域の重要な中小企業等への就業や社会的起業
企業支援金の対象としては、「移住元が5年以上東京二十三区内の在住者であること」など細かい条件を全て満たすことが必要となります。
詳しくは、内閣府のHPで確認するようにしましょう。
詳しくはこちら:移住支援金・起業支援金制度(内閣官房・内閣府 総合サイト)
テレワーク移住支援金
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い普及したリモートワークによって、地方への移住を考える方が非常に増えています。
政府はこの動きに伴い、地方活性化を推進するため、テレワークを都内の会社で続けながら地方移住をした人に対し、最大100万円の支援金を交付する制度を打ち出しています。
各自治体による移住支援金
移住者を受け入れる側である地方自治体も、移住者のための支援金制度を設けている場所が多くあります。
こういった支援が充実している市町村から逆算して、移住先を決めていくのも良いかもしれません。自分の希望する移住先の自治体が移住支援金制度を設けているか、予め確認してみましょう。
【長野市】長野市移住者支援金制度
県外から市内に移住して起業する50歳未満の方に対して、起業に係る初期投資費用(上限100万円)を支援する制度。
対象者:長野市への転入日より前に「長野市移住・定住相談デスク」へ移住相談をした者・おおむね3年以上定住する意志のある者など、その他の諸条件を満たす者
交付率:交付対象経費となるものの10分の10以内。100万円を限度
【南相木村】空き家改修補助金
空き家の有効活用のため、空き家の売買及び賃貸借に伴い要する改修や、家財道具等の処分に要した費用の一部を助成。
対象者:南相木村空き家バンクに登録する空き家の所有者・利用者
補助率:南相木村建設工業会又は村内業者が行う改修工事:改修費用の1/2(限度額50万円)・ 家財道具等の処分経費(運搬費を含む):処分経費の1/2(限度額50万円)
【下諏訪町】下諏訪町移住定住促進住宅改修事業補助金
下諏訪に移住して、町内のご自宅をリフォームされる方を応援。
対象者:下諏訪に移住する、移住した方のうち、その他の諸条件を満たす者
補助金額:移住の為に購入した空き家のリフォーム等改修工事にかかる工事費の2分の1(限度額50万円)を補助。その他、諸条件をクリアすると加算あり。
【木祖村】定住促進奨励金
木祖村で平成28年度より令和6年度までの間に限り、木祖村への移住定住を促進するため、水道料の補助と移住定住奨励金の交付。
対象者:木祖村に定住するため、住宅を新築や購入により取得し、所有権登記を行い、入居した者(ただし、住宅取得の日と転入の日が1年以内であり、転入の日以前3年間、木祖村外に住所を有していた者)
補助内容:奨励金として50万円を交付
【箕輪町】若者世帯定住支援奨励金制度
定住する目的で町内に住宅を取得した若者世帯に、住宅取得費用の一部を助成。
対象者:夫婦のいずれかが満40歳未満であることなどの諸条件あり
対象となる建物:取得価格が350万円以上(土地代・税込)の新築住宅、建売住宅又は中古住宅で、居住用部分の床面積が50平方メートルを超えるもの
補助金額:基本交付額 40万円。子育て加算、転入加算、女性加算、新婚加算、Uターン加算に該当する場合は、10万円ずつ加算。
【駒ケ根市】お試し滞在事業
移住定住に向けた活動の際の宿泊費の一部を補助。
対象者:駒ヶ根市外に住所があり、当市への移住定住を目的とした活動のために宿泊する方・市役所窓口での移住相談や、市の体験会・相談会等に参加した方(される方)
利用できる活動:市内で住まいや仕事探し・駒ヶ根市が実施する現地体験会への参加・市内での就農を前提とした、新規就農準備校等への参加など
助成額上限額:一グループ年間5万円(以下の1から3の宿泊施設等の複数利用が可能)
この他にも多くの自治体が移住支援のための制度を用意しています。各自治体のサイトや、以下のサイトなどを参照して、最適な移住先を選んでみてはいかがでしょうか。
※上記内容は、各自治体HP等でご確認ください。
テレワークしながらの地方移住を検討するなら2024年までがおすすめ?
地方移住には魅力がたくさんありますが、いざ移住するとなると大きく環境が変わるためなかなか決心するのが難しいかもしれません。
そんな方の背中を押す情報がひとつ。
上記でご紹介した地方創生移住支援金は期限が2024年までとなっています。
最大で100万円の支援金は、新しく生活を始めるにあたって大きいものですよね。
地方創生支援金を受け取ることが出来る期限内に移住をするというのは一つの目標になるのではないでしょうか。
それまでに十分な下調べと検討をしてみて下さいね。
テレワーク地方移住の失敗例
テレワーク移住の家族がなじめないことがある
田舎独特の人間関係は、地方移住を検討される方にとっては不安に思うかもしれません。
田舎は人口が少ない分、人間関係が濃密になることが多いため、人付き合いが苦手な方には苦痛になるケースもあります。
地方の内向的な風潮が、外出自粛が続く今ますます強くなっている場所もあるため、テレワークの移住者本人よりも、子供などがその土地になじめないといった問題に発展してしまうことも懸念されます。
テレワーク地方移住で気をつけること
段階的実移住をしよう!
田舎に移り住んでから「失敗した」と思っても、後悔先に立たず。
こうした失敗を防ぐためのひとつの方法として、いきなり移住するのではなく、段階的に移住することをおすすめします。
まずは1週間などの期限を決め、テスト移住の期間を徐々に伸ばしていく方法も。家族がいる場合は、テレワークをする本人が先にテスト移住を始め、週末に家族と一緒に過ごすなどのやり方が良いでしょう。
長野県には各地にコワーキングスペースがあり、そういった場所を利用しながら、地域の方とのつながりを作ったり、情報を収集するのもおすすめです。
また、市町村によっては、移住のお試し住宅や、現地ツアーを行っているところもあるので、有効に活用したいですね。
通信環境を整えやすいかどうか確認する
テレワークに欠かせないのが通信環境。それぞれの環境に適したインフラ整備が必要です。快適に通信できる速度のひとつの目安は10Mbps。仕事をする場所に、適した通信環境があるか確認も忘れずに!
前記のコワーキングスペースであれば、スムーズに仕事ができますが、テスト移住のための住まいに備える場合は、事前に確認をしてからスタートした方が良いでしょう。
災害のリスクを確認する
自然との距離が近い地方では、自然災害のリスクが高い場所もあります。
土砂崩れや洪水等、地域特有の災害リスクはあるか、被災した場合の避難場所はどこか等予め確認しておくことで、安心して生活を送ることが出来ます。
生活コストを把握しておく
地方では都心での生活より住居費用や食費が安いため生活コストは抑えられると考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし実際には、地方特有の出費もあるため、都心での生活と大差ない場合が多いです。
車の購入費や引っ越しなど一時的にかかる費用に加え、車の維持費や地域によっては光熱費の増加などが考えられます。
事前にシミュレーションしておくことが大切です。
【関連記事】テレワークしやすい注文住宅の家づくり!間取りへの工夫とは?
家づくりについて相談会で聞いてみよう
工房信州の家では、家づくり相談会を随時行っています。
経験豊富なスタッフがあなたの家づくりをお手伝いします。
家づくりに関するお悩みをお気軽にご相談ください。オンラインでもご相談いただけます。
まずは県内各地の展示場をご覧いただくのもおすすめです。
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また、家づくりや土地探しセミナーや完成見学会、入居宅内覧会、様々な体験会など各種イベントも随時開催しています。
実際の完成宅を見に行くのもよし、オーナー様の話が聞けるイベントに参加するもよし。
あなたの家づくりにピッタリなイベントもご紹介できます!工房信州の家のイベントにぜひご参加ください。
まとめ
このように「テレワークで地方移住」では、段階的に準備していくことで、無理のない移住が可能になります。
また、情報収集もポイントの一つ!
当社でも、各市町村の特徴を動画にまとめて公開しています。「移住」をご検討の方に役立つ、インフラ等の環境情報や、子育て情報、移住者の体験談がご覧いただけます。
そして何より、移住をされるのであれば、信州を満喫できる暮らしを実現してみませんか?
工房信州の家は、信州の木をふんだんにつかった、注文住宅です。快適なテレワークのプランニング実例も多数ご用意しています。
ぜひこちらの「テレワークしやすい注文住宅!」コラムもご覧ください。
私たちは設計士や施工管理士といった建築のプロでありながら、全社員が「信州コンシェルジュ」として豊かな信州ライフをサポートしていきます。
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