グレーカラーの、バルのような平屋
千曲市S様邸/3人住まい
エリア別|長野エリア
南に大きな開口部を設け、戸袋をアクセントに。グレーの落ち着いた佇まいが目を引く。 |
フルオープンサッシを取り入れ、リビング、土間サロン、ウッドデッキがほぼフラットに連なる。 |
住宅展示場での出会い
奥様
結婚を機に家づくりを考え始めました。とりあえず住宅展示場を見てみよう、と一件目に入ったのが工房信州の家の長野古牧展示場でした。
初めての見学なのに、二人ともピンときてしまい、土間サロンを見て夫と騒いだ記憶があります(笑)。
これも巡り合わせかな、と思い、そのまま悩むこともなく会社を決めました。
ホンモノ感があり、美しい素材の組み合わせで成り立つ空間に一目ぼれでした。営業担当さんや社風も良いな、と感じました。
ご主人
県産材を使うなど、家づくりのコンセプトも分かりやすかったです。私は土間が特に気に入り、趣味の洋盆栽を置くイメージが持てました。
コンクリート仕上げの土間サロン。段差は50㎜に抑え、一体感を持たせて。
洋盆栽のための土間サロン
ご主人
洋盆栽のための空間が欲しかったので、土間サロンは広めにとって一角を専用コーナーにしました。
採光のために西窓も大きめに計画し、夏至や冬至の日の入り方も計算して軒の長さを調整してもらいました。照明機材も多いので、ほどよく目線を遮りつつ空間的には一体感をもてるよう、キッチンとの間に仕切り壁を計画しました。
南側は掃き出しサッシでそのままウッドデッキにつながるので、出入りしやすく便利です。
…このように、愛する洋盆栽のため、とことん土間サロンにこだわりました。同じ趣味の仲間を招いて、洋盆栽を眺め愛でながら、土間でお酒を飲むのが至福の時間です。
南・西に大きく窓をとった洋盆栽のコーナー。キッチンとの境の壁は上部を開けて光を届ける。 |
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古くなっても愛おしめる素材
奥様
2人とも料理とお酒が好きなので、料理をしながらお酒を楽しめるキッチンにしたいという思いがありました。キッチン背面にはワイングラスホルダーを計画し、お酒やワインボトルのディスプレイも楽しんでいます。
私は特に家全体のデザインにもこだわり、洗練された空間を目指しました。
グレーをテーマカラーにし、キッチンにモールテックスを使用したり、ポーチや土間サロンをコンクリート仕上げにしたり…。巾木の厚さにもこだわりました。
経年変化が楽しめるものが好きで、素材本来の質感を大切に、古くなっても味になり愛おしめる素材を使いたかったんです。工房信州の家が使う素材と私たちが目指す家づくりがマッチしてできた空間に、満足しています。
キッチン前の真鍮製のペンダントライトは鎌倉の作家作品。工房を訪ねてオーダーをした。玄関とトイレにも同作家の照明を。ふとした時に、目に触れるのが嬉しい。 |
グレーのタイルが印象的な、ゆったり使える造作洗面。下部の収納棚は可動式で、しまうものに合わせて高さ調節ができる。暮らしに合ったデザインで使いやすさも抜群。 |
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フォトギャラリー
DATA
建設地/千曲市
竣工/2023年3月
敷地面積/148.82坪
延床面積/31.06坪
営業/中野
プランナー/鴨井
施工/伊藤
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