この環境で暮らすなら、自分自身も変わろうと思えました。
小諸市へ移住 S様
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DATA
【転職なき移住】
移住先/小諸市【東信エリア】
移住年月/2024年10月
年代/50代
家族構成/ご夫婦、猫2匹
移住のきっかけ
信州に来る前は東京に住んでいましたが、暑さから逃れたい、というのが大きかったです。マンションや一戸建てにも住んでいましたが湿気もひどく、カビにも悩まされていて。
たとえ高級住宅街でも、周りの人もどことなく「幸せ」そうではない感じがしていました。
仕事の関係で、アメリカに10年程住んでいたこともありました。シアトルに住んでいた時、山の中を道路が走り、森の中に家が建つ環境が気に入っていて。
出来ればあの時の森の中の暮らしを再現したい、と思っていました。
元々アメリカ滞在中にも7回は引っ越しをしていたので、「土着精神」のようなものはなく。なので、今回の移住も重く捉えずに行動しました。
(これでようやく落ち着けるかな…?いや、あと15年、20年して車の運転が出来なくなったら、また離れる可能性もあります。
私たちが選んだここは、車が無いと生活出来ないでしょうから。この周辺は移住者や別荘を持つ方も多いので、皆さん将来のことをどう考えているか、逆に教えて欲しいです。笑)
もう一点、コロナ禍を経てテレワークが進んだことも、やはり大きいですよね。ネット環境さえあればどこに住んでも変わらない世の中ですから。
信州・小諸市と、工房信州の家との出会い
元々山梨県には母の実家があり、時々信州へ来ることもありました。
スタートは、Youtubeで「長野 移住」と検索をしたこと。そこで工房信州の家を知りました。
長野県は寒いだろうから、そうした環境をよく分かっている地元のハウスメーカーが良いなと思っていて。工房信州のHPを見ていたら、ちょうど長野市で平屋の完成見学会を開催しており、そこで出会ったのが営業担当の平井さんです。
信州方面への移動に中央線を使っていたので、当初は松本周辺が漠然とした候補でした。
でも完成見学会で平井さんに「東信地域も良いですよ」と言われ、小諸市や東御市を紹介してもらい、確かに良いな、と。
次に、具体的に土地を見てみましょう、となって、この土地を紹介され景色に一目ぼれ。
「良いね」を積み重ねて行動していった結果、今に至ります。
「良いと思ったら良い」でどんどん行動しているので、悩むこともなかったですね。会社も工房信州の家以外は一切見ていません。
この地での暮らし
小諸に来て感じることは、まず水が美味しい。蛇口をひねればミネラル豊富な硬水が当たり前に出てくるなんて、贅沢ですよね。
軟水が欲しい時は秘密の場所に水汲みに行っています。
野菜も安くて美味しいし、牛乳やヨーグルトもこんなにたくさん消費するなんて!と思う程美味しいんです。
あとは豚肉も、どんなものを食べても美味しいですね。スーパーのツルヤは行きつけで大分詳しくなってしまいました。(笑)
林檎のシーズンが終わると、どこからも林檎が消えるのが面白いですね。青森県産など、他県から持ってこれるはずなのに、それをしないところに誇りを感じて面白いです。
フォレストの社員さんもそうですが、長野県民の人間性も良いな、と感じています。
この場所は、周りに誰もいなくて、宇宙船に乗っているような感覚。(笑) 外灯も無く、外も真っ暗です。話をするのは、猫とカラスくらい。
先日狐が2匹走っているのをみかけて、凄く感動しました。孤立感すら感じる環境ですが、アメリカで暮らしてきた時もそうだったし、私たちにとっては全然嫌ではありません。
今の暮らしのテーマは「平穏と筋力」です。
この環境で暮らすなら、自分自身も変わろうと思ったんですね。
東京で暮らしていた頃は、体重も今よりあって、運動なんか全然しませんでしたが、移住を決めてからは歩いたり、マラソンをしたり、ヨガをしたりするようになりました。
この辺りの標高的に丁度よい高地トレーニングのようで、運動をするには最適です。本当に気持ちが良いですね。
やっぱり心の健康と体の健康は大切。そんな私たちの新しいテーマとここでの暮らしはマッチしています。
昨年は松本マラソンで完走ができました。次は長野マラソン完走を目指したいですね。
住まいのこだわり
大きな窓とビュー
今、1階・2階通しで大きな窓で揃える家が多いですが、わが家はこの90度の窓面が気に入っています。土間テラスとリビング・ダイニングや廊下の繋がりも、自分たちには思いつかないアイデアで良かったですね。
L字キッチンとカウンター
すぐに配膳できて、作りながら食べることもできるので便利です。二人並んでここで食事をしています。元々「食」を大切にしているのでお気に入りのキッチンが出来たことは嬉しいですね。
廊下空間とアールの垂れ壁
キッチンに採用したアールの垂れ壁。それに合わせてキッチンカウンター自体のアールのデザインや、廊下の垂れ壁まで合わせて提案してくれました。
アールはなんだか優しい感じがして心地良いですね。
土間テラスによって生まれた廊下は、常に目に入る空間です。そんなところに好きな本や置物があるのが気に入っています。
当初から平屋にするつもりでした。年齢も考慮して、いずれ両親が来ても良いように。平屋だけど天井が高く、景色と一体的な開放感を感じるのも気に入っています。
◎S様邸の暮らしの様子はフォトギャラリーにも掲載中!ぜひご覧ください。