街中だけど、信州らしい自然を感じています。

佐久市へ移住 O様

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佐久市へ移住 外観

DATA
【転職なき移住】【子育て・教育移住】
移住先/佐久市【東信エリア】
移住年月/2023年12月
年代/40代
家族構成/ご夫婦、お子さん1人

 

移住のきっかけ

信州に来る前は、仕事の関係でドイツに数年住んでいました。
出身は愛知県。ドイツは愛知県と比べて、夏涼しくてとても快適でした。
帰国して東京勤務に戻ることになったのですが、東京には住みたくない、と思いましたね。気候の面もそうですし、子どもの学校選択で悩むのも嫌だった。地域の学校へ行かせたい、という思いがありました。

 

信州にはこれといった縁は無かったのですが、信州・佐久市を選んだきっかけの1つがYoutube動画で発見したことです。
移住先を探していた時に、上田展示場の後町さんが東信地域の魅力を紹介している動画に出会いました。
有名な軽井沢の隣で、かつ軽井沢よりも雨が少なく快適で気候の良い地域。新幹線が通っているので東京へ通勤もできる。佐久市、いいじゃん!となりました。
その後も調べる中で、自然災害の少ないのも魅力で、平和に暮らせそう、と思いましたね。


▼大林様がご覧になった動画

 

私たちは移住と同時に家づくりをした訳ではなく、まずは佐久市内の賃貸住宅へ引っ越しました。

 

 

工房信州の家との出会い

O様家族

仮住まいで賃貸住宅に住んでいたのですが、冬とても寒く、光熱費が大変な額になっていました。そんな中インスタグラムで、近くで開催する見学会をたまたま知り、見てみようとなりました。

そのお宅には土間サロンがあり、薪ストーブがあり、塗り壁や床には無垢材が使われていて。こんな家なら良いね、と夫婦共に気に入ってしまい…それが工房信州の家でした。
もともと私(ご主人)は賃貸のままで良いと思っていましたが、もし家を建てるなら実家も漆喰壁の家だし、無垢床にしたいという思いがあったんです。

その後は長野若里モデルハウスや長野古牧展示場を見て、凄く良い!と気持ちが上がり、迷うことなく住宅会社を決めました。勢いもありましたね。ほかの会社は一切見ていません。そのまま、土地探しもお願いすることになりました。

 

実はこの時は、私たちが佐久市に移住するきっかけになった動画の配信元が、工房信州の家だとは気付いていなかったんです。(笑)
打合せを進める中で、ふとあの時の動画を見返すと、担当の後町さんが映っており驚きました。これも巡り合わせですね。

 

 

土地探しについて

住宅会社は迷いませんでしたが、土地は少し迷いました。
子どもの小学校入学前だったので、移住をして半年間でできた保育園の友だちと一緒に小学校に通えるように、今の通学区内で探すか、全く違う場所にするか、悩みました。

せっかく信州へ移住をしたので、景色の良さを求めることも考えましたが、結局私たちは半年間で築いてきた暮らしを優先し、今の通学区内で探すことに決めました。

 

土地ツアーをお願いする中で出会ったのが今の土地です。
一番の決め手は学区が変わらなかったことですが、分譲地の残りでありながら、周囲に畑もありバランスが良かった。旗竿地で奥まっているけど、前面道路もほとんど車が通らないし、地型もよく、見た瞬間「使いやすそう」と思いました。

外観

 

 

転職なき移住。移住後の働き方

ご主人の書斎

夫婦ともに自宅でリモートワークをしています。
私(ご主人)は基本がリモートワークで出社は自由なのですが、仕事が忙しければ忙しい程、家で仕事をするようになってしまいました。専用の書斎もつくり、すごく快適です。たまには会社に顔出してよ、と言われるくらいですね(笑)。

それでも月に3回くらいは東京へ新幹線通勤をしています。
佐久市からの都心へ向かう新幹線は、自由席でも座れるので本当に快適ですよ。朝だと3列シート丸ごと空いていることがほとんど。約1時間、仕事にも集中できます。東京方面へ行き来をする方には、東信地域は自信を持っておすすめできます。

同距離・反対側の熱海方面だと、新幹線利用者が多すぎて朝は座れず満員電車と変わらないようですよ。

奥様在宅ワーク

妻が在宅ワークをする時は、キッチン横の小上がりスペースを主に使っています。窓からお隣の畑が見えるので、野菜の成長を見守りながら仕事をしています。
気分を変えたい時は、和室(兼ゲストルーム)のカウンタースペースで作業をしたり。和室から見える庭の様子も好きなので、つい窓の外を眺めてしまいます。

 

 

住まいのこだわりと、暮らし

L字型の配置

家を考える時に必須だったのは、L字型の配置、薪ストーブ、懸垂バー、サウナ。

L字型の建物配置は長野若里モデルハウスを見て気に入って。キッチン横の小上がりスペースは、長野古牧展示場を参考にしました。子どもが宿題をしたり、リビングから見えない位置に物が置けるのもスッキリ空間を保てて使いやすいです。
他にも展示場を見て回るなかで、良いな、と思うアイデアがどんどん溜まっていきました。

また、私(ご主人)も息子も体を動かすのが大好きなので、懸垂バーやロープを付けたのも良かったです。本当は一面のボルダリング壁が欲しかったのですが、さすがに諦めました(笑)。

懸垂バー

一つも不満がなく、本当に気に入っています。広いウッドデッキや薪ストーブ、書斎や和室、パントリーも充実しているし、動線も良い。家全体をうまく使えている感じがします。
完成から半年建っても、「本当に良い家だなぁ」と家族でよく
言っています。

 

O様家族

ここに住んでみて、カッコウやウグイスがよく鳴いていることに気が付きました。毎日書斎から浅間山を眺めます。街中だけど、意外と信州らしい自然をちゃんと感じています。寝室から八ヶ岳や北アルプスが少しだけ見えるのも発見しました。 

 

今は7月頭ですがかなり涼しく、夏の工房信州の家も快適、という印象があります。まだエアパスの小屋裏換気口しか開けていないので、これから床下換気口を開けるのが楽しみです。
やっぱり無垢床は気持ち良いですよね。今日は靴下履いているけど、基本はほぼ裸足です。快適さにも大満足です。

 

 

◎O様邸の暮らしの様子はフォトギャラリーにも掲載中!ぜひご覧ください。

「素足であそぶ家」

 


カラモリ会の会報に、O様の記事が掲載されています。

◎カラモリ会とは?

佐久市臼田の「大丸家具店」は、薪ストーブや手作り家具の販売・通販をしています。
また、森林再生普及活動のひとつとして「カラマツ森のエコストーブで森を守る会」、略して「カラモリ会」を運営しています。楽しみながら身近な山を元気な姿に戻してゆく活動を通して、間伐材を片付け薪にして有効活用をしています。

参考:大丸エコストーブHPカラモリ会Facebook

 

薪ストーブユーザーを始め、多くの方がカラモリ会の活動に賛同し、交流をしながら森林整備と薪づくりの活動をしています。
工房信州の家オーナーであるO様や、佐久穂町のN様も、信州移住と薪ストーブのある暮らしをきっかけにカラモリ会で活動をしています。
※佐久穂町N様の「移住者の声」はこちら

このたび、O様ならびにカラモリ会に、記事掲載をご快諾いただきました。ぜひご覧ください。

 

カラモリ会会報、O様記事